ファイナルファンタジーXIII(FF13)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ファイナルファンタジーXIII」(FF13)は、スクウェア・エニックスからPlayStation 3(PS3)及びXbox 360のマルチプラットフォーム向けに発売されたFFシリーズの第13作目。
「FABULA NOVA CRYSTALLIS」という神話世界を共有するプロジェクトの1つ。
パルスとコクーン、2つの世界を舞台にライトニングたちは「神」のような存在ファルシと戦う。

ファルシの力により、ライトニング達は気を失ったまま移動させられ、意識を取り戻したのはハングドエッジ下のビルジ湖だった。
しかし、全員がルシとなったこと、コクーンを攻撃する魔獣ラグナロクのビジョンを見たことに動揺を隠せなかった。
だが、スノウだけは前向きだった。
セラの言うとおりコクーンを守ることがルシとしての使命だと信じたのだった。
聖府軍の追っ手がかかっている以上立ち止まることができず、ライトニング達はコクーン内を逃亡することとなる。

道中でセラのクリスタルを発見したライトニング一行。
しかし追っ手が迫る中、クリスタルになったセラを置いて逃げなければいけないというライトニングに背き、スノウはセラの体を守ろうとする。
ライトニングはスノウをセラのクリスタルの元に置いていくことにした。
スノウと別れることになったホープはスノウに母について責めることができなかったことを悔やんでいた。

聖府軍を振り切り、遺跡で発見した飛空艇に乗り脱出したライトニング、サッズ、ホープとヴァニラの4人。
かたや、セラを助け出すため1人奮闘していたスノウ。
スノウへ聖府軍の精鋭部隊PSICOMが迫る。
包囲され覚悟を決めた時、スノウの烙印から召喚獣シヴァが現れた。
シヴァはPSICOMの兵士を蹴散らし、更にスノウにも襲いかかってきた。
シヴァを倒したスノウだが、PSICOMとは別の、謎の聖府軍部隊に捕えられる。
その部隊にいた謎の女の体にもスノウと同じ「ルシの烙印」が刻まれていたが、その烙印は白くなっていた。

一方、飛空艇で逃亡するライトニング達4人も聖府軍の追撃を振り切れず飛空艇は墜落、4人はヴァイルピークスという地へと投げ出された。

第4章 ヴァイルピークス

ヴァイルピークスは、コクーン建設時の廃材が集められた場所である。

ライトニングは、使命を探ると共に首都に乗り込み、自分を害そうとする聖府を討つことを決めた。
母と共にパージされたホープも聖府を憎んでおりライトニングと行動を共にする。

その考えに否定的なサッズ・ヴァニラと別れ、ライトニングとホープは首都を目指す。
しかし、セラを助けられなかったこととルシにされたことで苛立つライトニングは、足手まといはいらないとホープを見捨てようとする。
その時、ライトニングの烙印から召喚獣オーディンが登場し、ホープを攻撃しようとする。
とっさにホープを守ったライトニングはオーディンとの戦いに勝つ。
ルシの烙印に封じられている召喚獣は、ルシを試す存在である。
召喚獣はルシに攻撃を仕掛け、ルシが敗北した場合は死による救済を、打倒した場合はルシと契約し、力となってくれる。

その頃スノウは、謎の部隊の正体である広域即応旅団、通称「騎兵隊」に拘束されていた。
指揮官のレインズはスノウに、聖府はルシを捕縛し、公開処刑することでコクーン社会の不安を消そうとしているのだと話す。

第5章 ガプラ樹林

ライトニングとホープは聖府の首都エデンへの近道であるガプラ樹林を進んでいた。。
一時はホープを捨てようとしたライトニングだったが、暴言を吐くライトニングにもへこたれずついてくる必死なホープを見て考えを改め、ホープの分まで戦おうと心に決めた。
だが、ホープも強くなりたいと思い、自らも前衛で戦いたいと志願した。

そんなホープに対し、ライトニングはお守りとしてひと振りのナイフを渡した。
ホープは、スノウに対しての因縁をライトニングに話した。
自分が託したナイフがいつか復讐のための凶器に変わるのかもしれないとライトニングは思った。

ライトニングはナイフを見て、過去の記憶を思い出す。
ライトニングの誕生日に、妹セラは自分がルシになったと告白した。
だが、ライトニングは冗談だと思い突き放してしまった。
それが真実だと知ったとき、なにもできなかった自分を責めた。
ホープに託したナイフは、セラがライトニングの誕生日にプレゼントしたものだった。

今のホープはスノウへの憎しみを糧として進んでおり、それは危険な戦いに挑む無謀さであると危惧したライトニングは、ホープの自宅のあるパルムポルムに寄ることを決める。

第6章 サンレス水郷

ライトニング達と別れたサッズとヴァニラは緑豊かなサンレス水郷へと進んでいた。
彼らの目的は歓楽都市ノーチラス。
ヴァニラとの会話でサッズは自分の息子・ドッジを思い出す。

親子でエヴリーデ渓谷に見学に行った時、たまたま下界のルシとみられる侵入者が施設を襲撃した。
その際偶然居合わせたドッジがエヴリーデ渓谷のファルシによってルシにされ、今は聖府に保護されているのだった。

ルシになったドッジにはファルシを見つける能力が備わっていた。
下界のファルシもドッジが見つけた。
ドッジの使命は「ファルシの破壊」ではないかと考えたサッズは、ドッジの使命を果たすためパージ列車に乗ったのだった。
しかし、未だドッジの使命は明らかになっていない。
もし「ルシである父親の殺害」が使命だったとしたら?不安を抱えるサッズだった。

第7章 パルムポルム

PSICOMの追っ手はパルムポルムまで及んでいた。
PSICOMの指揮官ロッシュが地元の警備隊をも巻き込み、街を支配下に治めていた。
その警備をかいくぐり、潜入に成功したライトニング達。

しかし、地下道でライトニング達はPSICOM兵たちに包囲されてしまう。
するとそこへバイクに乗ったスノウと謎の女性・ファングが助けに現れた。
彼らは瞬く間に兵士たちを蹴散らしていく。
スノウにホープを預け、彼らを逃がすためにライトニングはファングとともに囮となり、時間稼ぎをすることにした。

ライトニングと行動を共にしながら、ファングは過去の出来事を話し始める。
自分はコクーンの外、グラン=パルスで生まれたこと、そのグラン=パルスでルシとなってクリスタルとなり、復活したこと、気づいたらコクーン内部にいたこと、そしてヴァニラもまたグラン=パルスから来たルシであることを。

そして記憶を失っていたファングとヴァニラは手掛かりを求め、エヴリーデ渓谷に侵入した。
クリスタルから目覚めた時、使命も忘れていたのだ。
ファングの希望はヴァニラと再会し使命を果たして故郷に帰ることだった。

ライトニングはファングの、クリスタルから復活したという話で、希望を得ることができた。
クリスタルとなっているセラが復活する可能性がある。
ライトニングの希望は、セラとの再会だった。

スノウと行動を共にするホープだったが、再会したことでスノウへの憎しみが最高潮へと達していた。
ついにホープはライトニングにもらったナイフでスノウを討とうとする。
その瞬間、ホープに向けて砲撃がなされた。スノウは体を張って彼をかばう。

ホープはスノウに庇われ一命を取り留めた。スノウもボロボロの体でありながら、ホープを背負い、自分の自責や苦悩を語りながら進む。
スノウに背負われながらもホープは今ならスノウを殺せる、と思った。
だが実行できなかった。スノウを殺しても母は生き返らない。
それはわかっていてもスノウに復讐したいと思ったのは、自分を支えるものが欲しかったからだ。
スノウへの憎しみがあったからこそ、ここまでの戦いを乗り越えられた。
そういう意味では自分はスノウに守られていたのだ。
ホープはそのことに気づき、自分の感情と向き合ったのだった。

その後、ライトニング達と合流したスノウとホープ。
ホープは、スノウへの復讐をやめる決心をし、ライトニングにナイフを返した。

何とかホープの家にたどり着いたライトニング達。
家にはホープの父親がいた。
ライトニング達は、傷ついたスノウの手当てをし、ホープは父・バルトロメイにこれまで起こったことを話した。
そしてこれから聖府を倒すため旅に出ると話す。
ホープの父は激しく反対した。
聖府を倒せばさらに混乱し暴動が生じるだろう。
そんな危険なことに自分の息子を巻き込ませるわけにはいかない、と言う。
父の言葉にホープは内心驚いていた。
父がこれほどまでに自分を心配してくれたとは。
これまでの父は家庭を顧みず、息子にも関心がないと思っていたからだ。

しかし、父はひ弱だった自分の息子がいつの間にか芯の強い男に育っていたことに驚き、感心もしていた。
息子に説得され、またライトニングら仲間達を信頼し、彼は父として、ホープを戦いに行かせることを決める。

しかし、PSICOMの追撃はホープの家にまで及んでいた。
ライトニング達は、PSICOM兵たちを蹴散らす。
PSICOMの指揮官ロッシュは、聖府がパージやルシ抹殺を進んでやるのではなく、これは数千万のコクーンの市民の意志である、と言う。
自分たちの敵は数千万のコクーンの市民なのか、と動揺するライトニング。
しかし、復讐心を乗り越えたホープは、たとえ数千万のコクーンの憎悪と戦うことになっても、聖府を倒すと決めたからにはその目的のために挑むべきだと言う。

PSICOM兵士たちに囲まれ、一斉射撃が行われようとした瞬間、突如閃光が走り何者かがPSICOM兵士たちを襲撃し、ライトニングたちの窮地を救う。
ロッシュ達PSICOMは全滅しそうになり、撤退していった。
光の中から現れたのはレインズの部隊だった。

第8章 歓楽都市ノーチラス

無事ノーチラスにたどり着いたサッズ達。しかしヴァニラは不安な表情を浮かべていた。
ヴァニラはサッズと話すうちに、彼の息子ドッジがルシにされたエヴリーデ渓谷事件を引き起こしたのが自分であることに気づいたのだった。
彼女はその事実を打ち明けるか悩んでいた。
その時、街頭の大型スクリーンに「パルムポルムに侵入したルシは人質を取って逃走中」とのニュースが流れた。
ニュースを知った一般客の反応などから、サッズ達は、もはやコクーンにはグラン=パルスのルシである自分たちの居場所がないことを思い知らされる。

元気がないヴァニラに、サッズは街の「ふれあい広場」に行こうと誘った。
逃走に疲れたサッズは、ヴァニラと別れてSPICOMに投降するつもりだった。
グラン=パルスのルシは捕まれば殺されるだろうが、願い出ればその前に息子と合わせてくれるかもしれない。
サッズは息子に会った時、「ふれあい広場」に行ったという土産話のひとつでも作ろうと思っていた。
ヴァニラも、「ふれあい広場」に行った後でサッズに事実を告白しようと決意していた。

「ふれあい広場」で楽しんだ後、サッズはSPICOMに投降するという話を切り出した。
サッズを死なせたくないヴァニラは、なんとか引き留めようと、エヴリーデ渓谷事件を引き起こした犯人を知っている、と言うのだった。
ヴァニラの思惑通り、サッズは犯人を知りたがった。
サッズがヴァニラに詰め寄っていたとき、SPICOMの追っ手が攻撃してきた。
SPICOMに泳がされていたと感じたサッズは、ヴァニラだけでも逃がそうとノーチラスから逃走する。

追っ手を振り切って都市の出口にたどり着いたとき、サッズの息子ドッジが待っていた。
「父ちゃん、みぃーっけ。」と駆け寄り、父親に抱き着いた瞬間、ドッジはクリスタルと化した。
ドッジの使命は、グラン=パルスのルシを捕えることだったのだ。
父親を迎えただけの息子だったが、謀らずも使命を成功させることになってしまったのだ。
愕然とするサッズとヴァニラ。
2人はSPICOMのナバート中佐率いる兵達に包囲されてしまう。
中佐は、サッズにドッジがルシになったのはヴァニラのせいだと告げる。

居たたまれずその場を逃げ出すヴァニラと、それを追うサッズ。
中佐は、ルシ同士の戦闘データが得られると、その2人を傍観する。
サッズはヴァニラと対峙するが、引き金は引けなかった。
怒りのまま彼女を殺しても、息子は帰ってこないのだ。

サッズが絶望に打ちひしがれたとき、彼の烙印が熱を帯び、召喚獣ブリュンヒルデが出現し、サッズに襲い掛かる。
サッズを守ろうと、間に割って入ったのは、ヴァニラだった。
サッズも、ヴァニラを守ろうとし、2人はブリュンヒルデに立ち向かう。
ブリュンヒルデを倒した後、ヴァニラへの復讐心をなくしたサッズは、ヴァニラと共にSPICOMに拘束されてしまう。

第9章 聖府親衛艦隊旗艦パラメキア

聖府は、親衛艦隊旗艦パラメキアで首都エデンへルシを移送することを大々的に宣伝していた。
聖府代表のダイスリーも、旗艦に同乗しているという。
騎兵隊のレインズらは、このニュースは逃げているルシを誘い出すための罠だという。
それでも、ライトニング、ファング、スノウ、ホープの4人は救出のため潜入を決意する。

ダイスリーを捕えて聖府の情報操作を正せば、コクーンの市民たちがパルスのルシに抱いている憎悪をやわらげることができるかもしれない。
騎兵隊の支援を受け、ライトニング達は旗艦パラメキアに潜入する。

その頃、パラメキアに囚われていたサッズはヴァニラの話を聞いていた。
ヴァニラが最近クリスタルの眠りから覚めたことを聞くと、サッズはドッジをクリスタルから元に戻せるかもしれない、と希望を持つ。
2人は兵士の隙をついて脱走する。

ルシの襲撃と囚われていたルシの脱走で、艦内は混乱する。
さらに動力機関が停止し、パラメキアは墜落し始める。
指揮を執るナバート中佐は、慌てていた。
しかしなぜかダイスリー代表だけは平然としていた。

ライトニング達とサッズ達はパラメキア内で無事合流し、聖府代表のダイスリーに肉薄した。
代表を逃そうと、ナバート中佐はライトニング達の前に立ちはだかった。
しかし、ダイスリーはナバート中佐ごと周囲のオペレータらを魔法で薙ぎ払い殺してしまう。
ダイスリーの正体は、ファルシだった。
ファルシ=バルトアンデルス。それがダイスリーの本来の名前だった。

バルトアンデルスは、ルシになったライトニング達の使命は魔獣ラグナロクとなりコクーンを破壊することだと言う。
そして、セラの使命とは、ルシに相応しい者をファルシ=アニマに導くことだったと話し、ライトニング達4人がセラの元へ来たため、使命を果たすことになり、クリスタルになったのだと説明した。

ライトニング達6人は、バルトアンデルスと戦うが、とどめを刺す前にパラメキアが墜落しそうになる。
バルトアンデルスは、ライトニング達にパラメキアから飛空艇で逃げるようにと示唆し自身もその場から姿を消す。
その行動を不審に思うライトニング達。

第10章 首都の異跡フィフス・アーク

ライトニング達を乗せた飛空艇は、墜落するパラメキアから脱出し、首都に隠された異跡フィフス・アークに着陸した。
彼らは、バルトアンデルスの話に困惑していた。
なかでもスノウの落ち込みはひどく、混乱していた。
セラの「コクーンを守って」という願いと、自らの使命「コクーンを破壊する」ことの矛盾に困惑していたのだ。
そしてバルトアンデルスはコクーンの脅威になるかもしれないライトニングたちを見逃した。
ライトニング達には、コクーンのファルシであるバルトアンデルスの真意が理解できないのだった。

異跡を探索するうち、ヴァニラとファングは故郷の伝説「アーク」を思い出した。
「アーク」とは、外敵の侵攻に備えて作られた軍事施設であり、ルシの力を高める場所だと言われていた。
彼女たちの話を裏付けるように、ルシの烙印に反応して異跡のモンスターたちが動き出した。

ライトニング達は出口を探す途中で、騎兵隊のレインズと出会う。
レインズは自分が聖府のルシであることを打ち明け、バルトアンデルスの真意を語る。

かつて神は、この星に降り立ちファルシと人間を創造し、姿を消した。
神のいなくなった世界は、荒廃してしまう。
ファルシは、世界を救うために数千万の人命を生贄にして神を呼び戻そうと考えた。
コクーンは、その生贄となるべき人間を養うために作られたものであり、いずれ人間ごと葬られるものであった。
しかし、コクーンのファルシは神により自殺できないように作られていたため、コクーンを破壊することができなかった。
コクーンを破壊することはコクーンを管理する定めを持つ自らをも破壊することだからだ。
それでコクーンで養殖した人間を一度に殺すために、グラン=パルスのルシを使ってコクーンごと破壊させることにした。
ライトニング達のまわりで起こった出来事、セラやドッジがルシにされたりした偶然の出来事や、レインズの助けなど、すべてはバルトアンデルスの差し金だった。

レインズは、「人によるコクーン統治」を目指していたときにバルトアンデルスに捕えられルシにされた。
彼は、当初バルトアンデルスの命令で動いていたが、ライトニング達の運命に抗おうとする姿勢に感化された。
そしてレインズはバルトアンデルスの意志に逆らい、コクーンを守るために、コクーンを破壊する使命を持つライトニング達を倒そうと、自分の意志で戦いを挑む。
戦いはライトニング達の勝利で終わり、敗れたレインズはクリスタルとなった。

ルシの使命よりも自己の意志を貫いたレインズを見て、スノウはルシとしてのコクーンを破壊する使命よりも、セラの願いを叶えることを選択する。
それでシ骸なるならなったで構わないとの覚悟だった。

スノウの決意を聞いて、ファングは強く反対した。
仲間がシ骸になるのが耐えられないファングは、仲間と敵対してまでも使命を果たすと言うのだった。

ファングは600年前にルシになり、使命を果たしてヴァニラと共にクリスタルになったと言う。
クリスタルから600年ぶりに目覚めた時、彼女の烙印は他のルシの烙印と違って白くなっており、進行しなくなっていた。
なので、ファングだけは烙印に期限がなく、他の仲間たちが期限がきてシ骸になっても、彼女だけはシ骸にはならないのだ。
仲間がシ骸になり、自分だけが取り残されることに耐えられない。
ファングの緊張が最高潮に達したとき、ファングの烙印から召喚獣バハムートが現れた。
ファングはバハムートと対峙する。
バハムートを倒し、フィフス・アークの奥へ進むと、グラン=パルスへの道が開けた。

使命かシ骸になるか。どちらも選びたくないライトニング一行は、その打開策が、グラン=パルスなら見つかるかもしれないと考えるのだった。

第11章 異境大陸グラン=パルス

下界と言われるグラン=パルスに降り立ったライトニング達。
しかし、人影はなく手掛かりは見つからなかった。

荒野を進むうち、ホープが倒れた。
ホープは烙印が進み、シ骸に近づいていたのだった。
自分がシ骸になった時、仲間を襲わないで済むよう、ホープは一行から離れようとした。

そのとき、ホープの烙印から召喚獣アレキサンダーが現れた。
アレキサンダーを撃退したホープは、諦めずにライトニング達と行動を共にすることを決意する。

手がかりが欲しいライトニング達は、ヴァニラとファングの故郷であるヲルバ郷に向かうことにした。
故郷へ向かう道中、過去の記憶を振り返るヴァニラの烙印から召喚獣ヘカトンケイルが現れた。
ヘカトンケイルを退けたヴァニラは、どんなにつらくとも前に進むことを心に決めた。

かつては花と緑に包まれたはずのヲルバ郷は、クリスタルに覆われ、廃墟と化していた。
ヲルバ郷を探索するライトニング達の前に、バルトアンデルスが姿を現す。

なかなか使命を果たそうとしない彼らにしびれを切らしたバルトアンデルスは、強硬手段に出た。
バルトアンデルスは、レインズをクリスタルから蘇らせて聖府代表に据えることで、騎兵隊の怒りを誘い、首都を襲わせようとしていた。

さらに、騎兵隊に首都の奥にいるファルシ=オーファンを倒せばファルシの支配から抜け出せるのだと吹き込んでオーファンを破壊するよう促したと言う。

実はオーファンはコクーンの核であり、オーファンが破壊されれば、コクーンそのものが滅びることになるのだった。

バルトアンデルスは、コクーンの滅亡を防げるのはお前たちだけだと彼らを挑発するかのように言い残し、飛空艇を置いてコクーンへ去って行った。
それがバルトアンデルスの罠と知りつつも飛空艇に乗り込み、ライトニング達はコクーンに帰還するのだった。

第12章 首都エデン

ライトニング達がコクーンに到着した直後、首都全域に魔物が出現し市街地は戦場と化していた。

騎兵隊のリグディ大尉は、聖府代表となったレインズに、裏切り者として銃口を向けた。
自分がルシであることを告白したレインズは、リグディに銃殺された。
リグディは、やりきれない思いを胸に、オーファンがいる聖府中枢へと騎兵隊員らとともに向かっていく。

騎兵隊を止めるべく先を急ぐライトニング達の前に、PSICOMのロッシュが立ちはだかる。
ロッシュは、ルシはファルシの手先であり、人間の敵だという信念のもとで戦ってきた。
しかしライトニング達と戦って彼が知ったことは、ルシたちも自分と同じ人間であり、それぞれの思いで動いているということだった。
ライトニング達との戦いに敗れた彼は、襲い掛かる魔物に特攻していき、散って行った。

第13章 オーファンズ・クレイドル

騎兵隊のあとを追って中枢部に入ったライトニング達が見たものは、シ骸と化した騎兵隊の兵士たちだった。
ファルシは人間をルシにし、自分の裁量でいつでも烙印を進行させ、シ骸にすることができるのだ。

首都中枢に乗り込んだライトニング達の前にバルトアンデルスが現れる。
バルトアンデルスは、彼らの目前でドッジとセラのクリスタルを砕いて見せた。

スノウは怒りにかられるが、仲間たちに止められて冷静さを取り戻す。
真の救いを望むならコクーンを壊して神を導けというバルトアンデスに対して、コクーンを守るというライトニング達は戦いを挑む。

バルトアンデルスが倒れ、すべてが終わったかのように思えた。
すると、新たなファルシ、オーファンが現れた。

コクーンはオーファンが人間を増やすために維持してきたものだった。
人間を殺すために人間を育ててきたオーファン。
その殺戮と救済という相反する使命のため、コクーンを自力で壊すことはできなかった。

ファルシ=オーファンは自らを殺させるためにライトニング達に襲いかかってきた。

戦闘中、オーファンはライトニング達を一気に薙ぎ払い、ヴァニラを拾い上げてラグナロクになるように強要する。
ヴァニラを助けたいファングは、みんなの制止をふりきってラグナロク召喚を試みるが失敗してしまう。
ファングとヴァニラを除く4人は烙印の刻限がきてついにシ骸となってしまい、ファング達を攻撃する。
ファングはヴァニラに逃げ出せと呼びかけるが、ヴァニラは踏みとどまって戦うという。

その時、奇跡が起こり、シ骸になった4人が元の人間に戻り、復活する。
同時に、オーファンは苦しみながら崩れ、新たな形態になった。
ライトニングは、オーファンに向かって叫ぶ。
「死んで楽になりたいなら、自分だけで逝け。私達は残って生きていく。それが人間たちの使命だ!」と。
オーファンは唸りを上げてライトニング達に襲い掛かる。

エンディング

グラン=パルスの大地からそそり立つクリスタルの柱の上にコクーンがある。

ライトニング達は苦闘の末オーファンを倒した。
核であるオーファンを失ったコクーンは、崩壊しグラン=パルスへと落ちはじめる。

ファングとヴァニラはライトニング達から離れ、2人で魔獣ラグナロクを召喚した。
ラグナロクは、グラン=パルスの大地まで届く巨大なクリスタルの柱となって、落下するコクーンを受け止めた。
コクーンの人々は救われたのである。

コクーンを支えるクリスタルの柱には、クリスタルとなったヴァニラとファングの姿があった。

一方、ライトニング達4人は、コクーンから落ちてパルスの大地でクリスタルとなっていたが、ヴァニラの呼びかけで元に戻った。
そして、彼ら全員の体から、ルシの烙印も消えていた。

クリスタルの柱に支えられて止まっているコクーンを見上げる4人に、クリスタルの柱から人影が近づいてきた。

それはクリスタルになり、壊されたはずのドッジとセラだった。
再会を喜ぶサッズとドッジ、スノウとセラ、そしてライトニング。
ホープは使命を果たしてクリスタルとなったヴァニラとファングを偲ぶ。

ライトニング達は知る由もないが、シ骸になった彼らが元の人間に戻ったり、ライトニング達がコクーンから落下する際クリスタルになり、またすぐに元に戻ったり、セラやドッジが戻ってきたりと、ライトニング達に起こった様々な奇跡は、女神エトロの介入によるものであった。

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ファイナルファンタジーX(FF10)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ファイナルファンタジーX」(FF10)は、スクウェア・エニックスが2001年7月にプレイステーション2用ソフトとして発売したロールプレイングゲーム(RPG)。FFナンバリングタイトルの10作目。 ザナルカンドに住む青年ティーダはある時異世界「スピラ」に飛ばされてしまう。そこで出会った召喚士のユウナとともに、この世界の脅威である「シン」を倒すための旅に出る。

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ファイナルファンタジーXII(FF12)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーXII(FF12)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売された、PlayStation 2専用ロールプレイングゲームで、FFシリーズの12作目。2017年7月13日にはリマスター版「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」がPS4版として販売される。 帝国の支配下となった小国に住む少年ヴァンは、物盗り目的で王宮に忍び込んだことから大国同士の戦乱に巻き込まれていく。

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FFX-2『カモメ団の情報担当シンラ君』とFF7『神羅カンパニー』の関係のネタバレ解説・考察まとめ

FFX-2『カモメ団の情報担当シンラ君』とFF7『神羅カンパニー』の関係のネタバレ解説・考察まとめ

FFX-2内で、主人公ユウナやその仲間リュック・パインが所属しているスフィアハンター集団・カモメ団。その一人、情報担当のシンラ君とFF7の神羅カンパニーにはただならぬ関係があった。シンラ君は実は大きなことを成し遂げていた。それは長い長い年月をかけて、違う物語に関わっていた。名前が似ているだけではない、公式が明かした裏設定とは。その内容と解説。

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ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(FF12RW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(FF12RW)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」(FF12RW) は、スクウェア・エニックスより2007年に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。「ファイナルファンタジーXII」(FF12)の派生作品。 携帯ゲーム機としての今作では、タッチペンを使用し、手軽に遊べるロールプレイングゲーム(RPG)となった。 浮遊大陸レムレースを舞台に「FF12」の主人公、ヴァンの新たな冒険を描く。

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ファイナルファンタジーXII(FF12)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売されたFFシリーズの12作目。ダルマスカのダウンタウンに住む少年ヴァンは、祖国を支配する帝国に一泡吹かせるため王宮に忍び込んだことから世界を揺るがす大きな運命に巻き込まれていく。イヴァリースというひとつの歴史の中で、登場するキャラクターたちはそれぞれ印象的な台詞を残している。

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ファイナルファンタジーVII(FF7)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーVII(FF7)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイナルファンタジーVII』とは、1997年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)から発売された初のPlayStation(PS)用ロールプレイングゲーム(RPG)。シリーズの7作目。 シリーズでは初めて全マップ3Dとなり、CGムービーを演出に取り入れ、RPG新時代の先駆けとなった。 星を破滅させようとするセフィロスと、それを止めようとする主人公クラウドの戦いを描く物語。

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ファイナルファンタジー 零式(FF零式)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジー 零式(FF零式)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ファイナルファンタジー 零式(れいしき)」 (FF零式) とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーションポータブル(PSP)用ロールプレイングゲーム(RPG)。戦争をテーマに、クリスタルと神、人間の命と死について描かれるFFシリーズの外伝的作品。舞台は「オリエンス」という世界で、主人公の14人の少年少女たちは、アギトと呼ばれる救世主になるために厳しい訓練をこなしながら戦争に身を投じていく。

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ファイナルファンタジーX-2(FF10-2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーX-2(FF10-2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ファイナルファンタジーX-2」(FFX-2)はスクウェア・エニックスより2003年にPlayStation2用ソフトとして発売されたRPGで、「FFX」からの正当な続編。 世界観は「X」から引き継いているが、キャラクター演出などのノリはかなり軽い。ドレスアップなど新たなシステムを搭載している。 「FFX」から2年後、ユウナはティーダに似た青年が映ったスフィアを見て、再び旅に出る。

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ファイナルファンタジーVIII(FF8)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーVIII(FF8)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーVIII(FF8)はスクウェア(現スクウェア・エニックス)が1999年にPlayStation用に発売したロールプレイングゲーム(RPG)で、シリーズ8作目。 今作ではシリーズ初の主題歌が採用され、その主題歌「Eyes On Me」は50万枚を超えるセールスを記録した。 兵士養成学校に所属する青年スコールがその仲間たちと共に、世界の脅威となる魔女と戦う物語。

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ファイナルファンタジータクティクス(FFT)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジータクティクス(FFT)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)から1997年にプレイステーション用ソフトとして発売されたシミュレーションロールプレイングゲーム(RPG)である。 獅子戦争と呼ばれる内戦の最中、その裏で活躍した主人公ラムザと、その親友だったディリータの栄光と暗躍を描く物語。

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ファイナルファンタジーIX(FF9)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーIX(FF9)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイナルファンタジーⅨ』(FF9)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)より2000年に発売されたプレイステーション用ゲームソフト。FFシリーズ9作目。 今作のテーマは原点回帰。中世欧州風の王道ファンタジー的世界観に加え、過去のシリーズのオマージュ的な要素が盛り込まれている。 主人公ジタンと世界を滅ぼそうとするクジャとの闘いを通して、命と絆の大切さと生きる意味を問う物語。

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ファイナルファンタジーI(FF1)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーI(FF1)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ファイナルファンタジー(FF)」とは、1987年に発売されたファミリーコンピュータ(FC)用ゲームソフト。ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)。以降、様々なゲーム機にリメイクされている。 FFシリーズの記念すべき第1作目。 闇に覆われた世界に、クリスタルを手にした4人の若者が現れる。 彼らは「光の戦士」として、この世界の闇を払い、平和を取り戻すために冒険の旅に出る。

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ファイナルファンタジーVI(FF6)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーVI(FF6)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに1994年に発売したゲームソフト。FFシリーズ6作目。今作では、FF5までのシステムを踏襲しつつ、キャラクターによるストーリー性を重視した群像劇を描き出す。 失われた魔法と幻獣、機械文明世界が舞台となる。世界征服を企むガストラ帝国と、それに立ち向かう抵抗組織に属する者たちの戦いを描く群像劇。

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ファイナルファンタジーIV(FF4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーIV(FF4)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーIV(FF4)は1991年、スーパーファミコン(SFC)用ソフトとして発売されたシリーズ4作目。 「ATB」(アクティブタイムバトル)が初めて導入され、現在までの基本システムを形作った作品。 バロン王国飛空挺団隊長セシルは王の命令により、理不尽な任務を命じられる。王に疑念を抱いたセシルは隊長の任を解かれ、親友カインと共に新たな任務に赴くのだった。

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ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-(FF4TA)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-(FF4TA)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-」(FF4TA)とは、スクウェア・エニックスより配信・発売されたロールプレイングゲーム(RPG)。 元は携帯アプリとして配信され、その後スマホ版も配信され、携帯ゲーム機用ソフトとしても発売された。 FF4の主人公セシルの息子セオドアが主役となり、かつての仲間と共に世界の危機を救う旅に出る。

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ファイナルファンタジーII(FF2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーII(FF2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーIIは、FFシリーズの第2作目。 FF2は、従来のゲームにあったレベルや経験値という概念を無くし、戦闘中にとった行動によって、キャラクターを好きなように成長させられる新しいシステムを採用した意欲作である。 パラメキア帝国が世界を侵略しようとしている世界で、帝国軍と反乱軍との戦いを軸に、出会いと別れ、命の絆の物語が展開される。

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クソゲーだったFF14が作り直しを経て新生エオルゼアとして生まれ変わるまで

クソゲーだったFF14が作り直しを経て新生エオルゼアとして生まれ変わるまで

ネットワークを通じて多くの人々がコミュニケーションを取り、広大な世界を冒険するMMORPGとしてサービスを開始した「ファイナルファンタジーXIV」。大人気MMORPGとしてその名が知れ渡るまでの道は、けして順風満帆ではなかった。一つのゲームを、まるまる「作り直す」という異例の取り組み。大人気RPGの世界が「新生」し、注目を集めるまでの経緯について解説。

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FF14 レイドダンジョン「機工城アレキサンダー」のネタバレ解説・考察まとめ

FF14 レイドダンジョン「機工城アレキサンダー」のネタバレ解説・考察まとめ

「機工城アレキサンダー」とは、FF14内に実装されている8人インスタンスレイドのうちのひとつ。ゲーム中では「クロニクルクエスト:機工城アレキサンダー」としてシナリオが展開される。通常難度のノーマル版、そしてエンドコンテンツである高難度版「零式」の2つの難度があり、ストーリーを楽しみたい人はノーマル版だけをプレイし、エンドコンテンツを楽しみたい人は零式版に挑戦できるようになっている

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FF14 レイドダンジョン「大迷宮バハムート」のネタバレ解説・考察まとめ

FF14 レイドダンジョン「大迷宮バハムート」のネタバレ解説・考察まとめ

「大迷宮バハムート」とは、FF14内に実装されている8人インスタンスレイドのうちのひとつ。ゲーム中では「クロニクルクエスト:大迷宮バハムート」としてシナリオが展開される。ストーリーは旧FF14から新生FF14に至るまでの間にあった大災害「第七霊災」の真実に絡む内容であり、他のシリーズ物コンテンツとくらべてもプレイヤーから高い評価を受けている。

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ファイナルファンタジーXIV(FF14)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ファイナルファンタジーXIV(FF14)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ファイナルファンタジーXIV』とは、株式会社スクウェア・エニックスが運営しているMMORPGのことである。ファイナルファンタジーシリーズのナンバリング作品としては14番目にあたる。プレイヤーはひとりの冒険者として惑星ハイデリンの大陸のひとつ「エオルゼア」地方を救っていくストーリーとなっている。その話の中で個性あふれるキャラクターたちが名言を残している。

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ファイナルファンタジーXIV(FF14)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーXIV(FF14)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』とは、スクウェア・エニックスが開発・販売したオンラインゲーム。FFシリーズ14作目。 2010年に発売された最初のFF14はゲームの不備により、2年でサービスが終了した。その後2013年に、ストーリーや世界観を引き継ぎつつ、大幅リニューアルし、新生FF14として発売。 プレイヤーはエオルゼアという世界を自由に冒険し、世界を侵略しようとする帝国と戦う。

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ファイナルファンタジーV(FF5)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ファイナルファンタジーV(FF5)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ファイナルファンタジーV(FF5)」とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに発売したゲームソフトで、シリーズ5作目となる。 FF4から採用されたアクティブタイムバトル(ATB)をさらに進化させ、新ジョブも追加された。 風・水・火・土の4つのクリスタルを守るため、クリスタルの心と力を受け継いだ光の戦士達は暗黒魔道士エクスデスと戦う。

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