アイシールド21(EYESHIELD 21)のネタバレ解説まとめ

Imported

『アイシールド21』とは、原作:稲垣理一郎、作画:村田雄介によって週刊少年ジャンプに掲載されていた少年漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ作品。
パシリにより鍛えられた俊足を見込まれ、強制的に泥門高校のアメフト選手にされた小早川瀬名。選手登録名「アイシールド21」として日本のアメフト界の最高峰である全国大会決勝(クリスマスボウル)を目指し、仲間たちと共に様々な強敵を相手に奮闘する。

アイシールド21 第9巻。

エイリアンズ戦の後、約束どおりアメリカに来たデビルバッツ一行だったが、向こうも色々、御託を並べて帰国するだろうとひそかに帰国することにした。
飛行機の中でメンバーを待つまもりを残し、滑走路上に一本の線が引かれる。

秋の大会までの残り40日、今のデビルバッツでは秋の大会を勝ち上がることはできない。
溝六は今より強くなりたい奴だけその線を越えて、地獄を突き進み強くなるデス・マーチを選ぶか、帰国して天国に逃げるかの選択をメンバーに迫る。

最初にその線を越えたのは雷門だった。
次々とそれぞれの思いを胸に線を越えるメンバーたち、ついには瀬名だけを残し、その選択を待っていた。

瀬名はこれまでの試合を振り返り、頭に浮かんだのは進だった。

今の自分では到底、進には敵わない。
「進に勝ちたい」その思いが瀬名を動かした。

そして、アイシールド21ではなく、小早川瀬名として、その線を越え、決意を胸にしたことを表したのがこのシーンである。

アイシールド21の誕生の裏話・トリビア・小ネタ

アイシールド21の誕生のきっかけになったのは原作者である稲垣氏が読んでいたSLAM DUNKが元になっている。
SLAM DUNKは井上雄彦氏がバスケットボールを舞台にして描いた漫画で、1990年から少年誌に連載が始まっている。
稲垣氏もその愛読者だったようだ。同作の一番の見どころといえるのは、湘北高校と山王工業高校の試合でのひとコマだ。
山王工業の野辺とリバウンドを競った主人公の桜木花道が考え抜いた末に、審判に見つからないようにユニフォームを引っ張ってリバウンドを取る場面がある。

それを読んだ稲垣氏は衝撃を受けた。
「主人公なのにこんなマネをするとは、なんて奴だ!」彼は大笑いすると、すっかり桜木花道のファンになったのである。
桜木のように勝つ為にはどんな方法も考える選手を主人公にしたいと考えた彼は、バスケットボールではなくアメリカンフットボールを舞台にして“蛭魔妖一”にその役を託したのだ。

最初の主人公は蛭魔妖一だったのである。
クレバーなプレイで、目的の為には手段を選ばないが誰よりもアメフトを愛す。そんな彼のキャラクターは桜木花道ゆずりといえそうだ。
蛭魔は後輩の小早川瀬那を選手登録名“アイシールド21”に仕立て上げ、やがて主人公は瀬那となっていく。

稲垣氏は「純粋に勝つ為の手段を考えて行動する」そんな桜木の魅力を抽出して、蛭魔に入れ込んだようだ。アニメでは蛭魔の声を田村淳(ロンドンブーツ1号2号)が担当しているのだが、彼の風貌がリアルな蛭魔のようにも感じられるのがおもしろい。今もファンの多い『アイシールド21』だが、原点が『SLAM DUNK』の桜木花道と考えるとより楽しめそうだ。

出典: japan.techinsight.jp

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents