IS <インフィニット・ストラトス>(Infinite Stratos)のネタバレ解説まとめ

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弓弦イズルによる日本のライトノベルをアニメ化。
第1期は、2011年1月から全12話が放送。第2期は、2013年10月から全12話放送。
監督は2008年放送の『マクロスF』でも監督を務めた菊地康仁。
女性にしか動かせないという新兵器「IS〈インフィニット・ストラトス〉」を男である一夏が動かしたことから、女性だらけのIS学園に入学。一夏のバトルと恋の日々が始まる。

概要

2011年1月~3月まで、TBS製作でTVアニメ第1期を放映。同12月にOVAが発売。
監督は『マクロスF』の菊地康仁、アニメーション制作はエイトビット。
2013年10月~12月まで第2期『IS〈インフィニット・ストラトス〉2』が放送された。
スタッフは殆どが続投しているが、1期でキャラクターデザインと総作画監督を担当した倉嶋丈康が降板し堀井久美に交代した。
原作小説がメディアファクトリーからオーバーラップ文庫版へ移籍した関係で、メカニックデザインにCHOCOが麦谷興一名義で参加している。2014年11月には第2期OVA『ワールド・パージ編』が発売された。

女性にしか扱えない世界最強のパワードスーツ『IS(インフィニット・ストラトス)』の出現後、男女の社会的な立場が完全に入れ替わった。
そんな中、主人公『織斑一夏(おりむらいちか)』は、男性でありながらISを起動させてしまったため、強制的にIS学園に入学させられてしまう。
IS学園の生徒は全員女子であり、一夏は唯一の男性。彼女らにとっては興味の的。
幼馴染との再会やライバルとの出会を通じて、一夏の前途多難な日常と、一夏を巡る女たちの戦いが始まる。

あらすじ・ストーリー

第1期

女性にしか扱えない飛行スーツ「IS(インフィニット・ストラトス)」。男でありながら、なぜかISの起動できた織斑一夏はIS学園に強制入学させられ、女の子たちに囲まれたスクールライフが始まった。
殆どの女生徒が好意的に一夏を迎える中、イギリス代表候補生であるセシリア・オルコットはクラス代表の座を賭けて一夏に試合を申し込んできた。
ISを扱ったことがない一夏だったが、幼馴染の篠ノ之箒が特訓につきあった。そして試合当日、一夏の専用IS「白式」が到着する。
白式を駆り試合へ挑むが、シールドエネルギーを転用して行う「雪片弐型」でエネルギーを使い果たし、あと一歩の所で負けてしまう。

セシリアとの対戦後、一夏への注目は高まるばかり。そんな中、隣のクラスにもう一人の幼馴染である中国代表候補生・凰鈴音(以下:鈴)が転校してくる。鈴は、一夏へ宣戦布告してきた。
クラス対抗戦が開催され、第1回戦は一夏vs鈴。鈴の専用IS「甲龍」の破壊力の前に一夏は苦戦を強いられる。そんな中、突如、全身装甲の不気味なISが乱入し、一夏と鈴を襲い始めた。2人は苦戦するが、セシリアの助けもあり撃墜する。

クラス対抗戦の後、フランスから代表候補の少年、シャルル・デュノアが転校してきた。2人目の男のIS操縦者とあり、女の子たちには大人気。一夏も同性が転入してきたことに気を良くしていた。
シャルル転入の興奮覚めやらぬ中、ドイツからの代表候補生の少女、ラウラ・ボーデヴィッヒが転校してくる。連日の転校生に戸惑いを隠せない女生徒たち。そんな中、ラウラは一夏に対し、挑戦的な態度を取っていた。
一夏は、ラウラの態度に困惑しながらも学年別トーナメントに参加することになる。

「学年別トーナメントで優勝したら一夏とつきあえる」という噂が広まり、色めき立つ女子たち。
学年別トーナメントの第1試合の組み合わせは、一夏・シャルル組vs箒・ラウラ組だった。ラウラの専用ISに装備された第3世代型特殊装備に対し、一夏・シャル組はコンビネーションでラウラを追い詰めていく。あと一撃というところまで追い詰めた時、ラウラの専用ISに仕込まれていたVTシステム(ヴァルキリー・トレース・システム)が発動し、ISはラウラを取り込んでしまう。
VTシステムは、過去の戦闘データを再現・実行するシステムで、搭乗者の意志とは無関係に暴走を始めた。
一夏は、シャルルの協力を得て暴走したラウラの専用ISを止めることに成功した。一夏に救われたことで、ラウラは一夏に惚れ込んでしまう。

ラウラの専用IS暴走により、学年別トーナメントは中止となり、一夏たちは臨海学校にやってきていた。
IS学園教師の織斑千冬は、専用機を持つ生徒を集め、そこに箒の姉である篠ノ之束も現れた。束は箒の専用IS「赤椿(あかつばき)」を紹介した。
その時、IS学園に特命任務が入り、暴走した無人IS「銀の福音」を撃墜する任務を与えられる。
暴走ISは超音速で移動しているため、高速移動が可能な箒の『紅椿』と一撃必殺の能力がある一夏の『白式』で対処することになった。

現地に赴く二人だったが、専用ISに慣れていない箒は力の使い方を見誤り、一夏に大怪我を負わせてしまう。
無人IS「銀の福音」の足止めには成功し、鈴音・セシリア・シャルロット・箒で撃墜を試みるが、無人ISの的確な攻撃と回避能力に苦戦する。
激戦が続く中、意識のない一夏は不思議な少女の夢を見る。「力を欲しますか?」少女の問いかけに一夏が答えたとき、白式の第2形態「雪羅(せつら)」が発動した。時を同じくして発動した赤椿の第2形態「絢爛舞踏(けんらんぶとう)」の助けもあり、無人IS「銀の福音」を撃墜した。

無人ISとの戦いが終わり、臨海学校へと戻る一夏たち。海辺で箒といい雰囲気になるが、鈴たちに見つかり追いかけられることに。
女たちの戦いはまだまだ続く。

第2期

夏休みも終盤、一夏との思い出作りに想いをはせるヒロインたち。一夏は彼女たちをお祭りに誘い出す。
それぞれの想いを胸に祭りを楽しむ最中、IS学園には謎の敵「エム」が現れ、地下に封印されたISを狙っていた。

夏休みも終わり、IS学園は2学期に入った。全校集会では、IS学園最強の生徒会長「更識楯無」が現れ、学園祭の出し物を決めるように通達する。
クラス代表である一夏は、クラスの意見を纏めようとするが、一夏絡みの案ばかりになってしまう。そこで、ラウラがメイド喫茶を提案し、一夏も執事になることでクラスの意見がまとまった。

学園祭当日、執事に扮した一夏はメイド喫茶で、女生徒たちが考えた奉仕メニューを強制される。
訪れた客の中には「巻紙礼子」を名乗るIS業者がおり、一夏専用IS「白式」に新装備をセールスしてきた。
メイド喫茶から開放された一夏は、楯無につかまり、半ば強制的に生徒会の出し物「観客参加型演劇」に出演させられる。
物語の終盤、舞台下に落ちた一夏を待ち構えていたのは、メイド喫茶に客として現れた巻紙だった。
巻紙は、ISに搭乗し一夏に襲いかかる。「白式」を装着し応戦する一夏だったが、敵の強さに苦戦する。
一夏は相手のスキをつき、反撃を試みるが、それは相手の罠であり、反対に捕まってしまう。
白式を巻紙に奪われそうになるが、そこに楯無が現れる。
楯無は専用IS『霧纒の淑女(ミステリアス・レイディ)』で巻紙を追い詰めるが、巻紙は助勢にきたエムと共に脱出してしまう。
敵はファントムタスクと名乗り、数年前に一夏を誘拐した組織だった。

専用ISを狙う事件をきっかけに、IS学園では専用機持ちの練度向上が必要と判断。その為、専用ISによる「タッグマッチトーナメント」が行われることになった。
各ヒロインが一夏にタッグを持ちかける中、楯無から妹の更識簪を紹介される。一夏は、白式のせいで簪の専用ISが開発できなかった後ろめたさもあり、タッグに誘うことを了承する。
簪は、はじめは一夏を拒絶していたが、機体テスト中の事故から救われたことで一夏に心を開く。
タッグパートナーとなった一夏と簪は、協力して簪の専用IS「打鉄弐式(うちがねにしき)」を完成させた。
トーナメントを心待ちにしていた簪だったが、一夏と姉・楯無の会話を聞いてしまい、簪をタッグに誘ったこと、打鉄弐式の開発に協力したこと、全てが姉の差し金である事を知り、落胆する。

タッグマッチトーナメント開催当日。失意の簪だったが、トーナメントへの参加だけはと、重い足取りで会場へ向かう。
そこに突如、謎の無人機が襲来し専用機を襲い始める。簪の元にも無人機が迫るが、助けを呼ぶ声に呼応するように一夏が登場し、救い出す。
そこへ無人機と戦い重傷を負った姉と遭遇する。自分を守ってくれた一夏や、決死の覚悟で戦う楯無を見て、簪は自分の弱さを受け入れる。
簪は、打鉄・弐式を起動させて、無人機に立ち向かっていった。
楯無の助力もあり、一夏たちは、なんとか無人機を撃滅した。

タッグマッチトーナメントの後、一夏たちは修学旅行で紅葉舞い散る秋の京都にやってきた。
一夏とヒロインたちは、京都散策を楽しんでいた。そこへファントムタスクが現れ、一夏たちを襲撃する。
ファントムタスクは、IS学園の生徒が乗ったモノレールに爆弾を仕掛けていた。ギリギリのところで爆発を押さえ込むことに成功するが、モノレールを爆破されたと勘違いした一夏は戦闘中に動きを止めたことで、エムに撃墜されてしまう。
一夏が戦線離脱した後、セシリア・鈴音・シャルロット・簪でエムを追い詰めたが、ファントムタスクのスコールが加勢に入った。
スコールはプロミネンス・コート(熱線のバリア)で防御するが、楯無の長距離砲撃ををきっかけに、復活した一夏がエムに大ダメージを与える。
楯無の砲撃でスコールもダメージを負ったため、戦闘続行は不可能と判断し、ファントムタスクは撤退する。
大きな戦闘は起こったが、死傷者はなく、IS学園の生徒も無事だった。

ファントムタスクとの戦いが終わり、修学旅行へと戻る一夏たち。
新たに更識簪がライバルに加わり、女たちの戦いは続く。

主な登場人物・キャラクター

織斑 一夏(おりむら いちか/ CV:内山昂輝)

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本作の主人公。
IS学園の1年1組に所属。
両親は小さい時に蒸発し、その後は姉の千冬と暮らしてきた。箒や鈴音とは幼馴染の関係。
試験用のISを偶然起動させてしまったことで、「世界で唯一ISを扱える男子」としてIS学園に強制入学させられる。
本人に自覚はないが、天然ジゴロであり、異常なほど女性にモテるが、本人は超鈍感で周りの好意に気づいていない。

篠ノ之 箒(しののの ほうき/ CV:日笠陽子)

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IS学園の1年1組に所属。
幼い頃から剣道をたしなんでおり、全国大会で優勝するほどの力を持つ。
一夏とは同じ道場に通っていた幼馴染であり、小4まで一緒だった。
一夏に好意を抱きながらも素直になれず、言い合いになることが多い。

セシリア・オルコット(せしりあ・おるこっと/ CV:ゆかな)

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IS学園の1年1組に所属。
イギリスの代表候補生。
イギリスの名門貴族のお嬢様で、過去に両親を列車の事故で亡くし、勉強を重ねて周囲の大人たちから両親の遺産を守ってきた努力家。
金髪碧眼でスタイルも抜群。イギリスの名門貴族のお嬢様で非常にプライドが高い。
クラス代表を決めるIS模擬戦を経て、自分が考える「理想の男」の姿を見せた一夏に好意を抱くようになる。

凰 鈴音(ふぁん りんいん/ CV:下田麻美)

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IS学園の1年2組に所属。
中国の代表候補生。
一夏の幼馴染で、愛称は「鈴(りん)」。
実家が中華料理店を営んでいたため、中華料理が得意。
サバサバした性格だが気性が激しいところもあり、考えるよりも行動が先に出る。
一夏に好意を抱きながらも素直になれず、彼に気持ちを伝えられないでいる。

シャルロット・デュノア(しゃるろっと・でゅのあ/ CV:花澤香菜)

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IS学園の1年1組に所属。
フランスの代表候補生。
デュノア社の社長の実子だが、愛人との子であるため、母親が死亡した後にデュノア家へ引き取られた。
初登場時は男装し、一夏の他にも存在した男性操縦者という触れ込みで、「シャルル・デュノア」を名乗ってIS学園に転入してきた。
IS学園へは一夏の使用する白式のデータを盗む目的で入学した。やがて正体が明るみになったが、一夏の説得もあり学園に残ることになる。
一夏に好意を抱きながらも、常に一歩引いた位置で見守っている。

ラウラ・ボーデヴィッヒ(らうら・ぼーでぶぃっひ/ CV:井上麻里奈)

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