聖剣伝説 LEGEND OF MANA(LOM)のネタバレ解説まとめ

1999年にスクウェアから発売されたPlayStation用ゲームソフト。
『聖剣伝説』シリーズ4作品目になるが、過去の作品とつながっていない独自の世界になっている。
ポリゴンを用いた3D画面が主流になり始めた時期に珍しく、2Dによる緻密で繊細なドット絵を使用した作品になる。
何もない土地に、町やダンジョンを自分で配置し世界を作ることで、世界に生きる人々に触れ、共に世界を作っていくRPG。

概要

従来の『聖剣伝説』シリーズと同じアクションRPGになる。
従来の一本道のシナリオではなく、主人公は自分で新しい場所に行ったり、人に話しかけることによりシナリオが発生し、クリアしていくことの繰り返しになる。
シナリオは大まかに四つに分かれ、宝石を命の核として生きる種族である「珠魅(じゅみ)」に関わっていく「宝石泥棒編」、4人の幼なじみが成長するにしたがってそれぞれの立場によるすれ違いの物語である「エスカデ編」、世界を巻き込む竜の争いに巻き込まれる「ドラゴンキラー編」、三つの物語に含まれない「サブストーリー」に分けられる。
三つの大きな物語の内どれかの結末にたどり着くことで、ラストダンジョンを出現させることができる。

システム

ランドメイク

何もないワールドマップに「アーティファクト」と呼ばれるオブジェクトを、プレイヤー自ら場所を選び設置することで新たなランド(町やダンジョン)が出現する。
プレイヤーは広大なワールドマップの内、一区画を選びそこに始まりの拠点「マイホーム」を設置することでゲームが始まる。ゲームを進めていく中で、多くのアーティファクトを入手し設置することで世界が広がっていく。
ランドには「マナ」と呼ばれる属性エネルギーが存在し、隣同士に並べたとき、互いのマナが影響し合うことになる。結果、マナが高いことで、「イベントの発生」「果樹園での果実熟成値」「魔法の威力」「モンスターの強さ」など様々なものに影響を与える。
注意しなければならないことは、水辺しか置けないなど設置制限のあるランドになる。初めのワールドマップ選択で水辺のないところを選んだり、設置可能場所にすでに別のランドを置いてしまうなど、ランドの設置ができないことがある。それにより、サブストーリーを行えないなどの弊害があるため、考えて設置する必要がある。

設備

工房

ストーリーを進めていくことで、プレイヤーは素材を使用することで「武器」「楽器」「ゴーレム」を作り出すことができる。
製造素材はもちろん、完成後に属性やスキルの付与などができ、オリジナルの武器や楽器が作れるようになっている。
ゴーレムはパートナーとして連れていくことができ、冒険を助けてくれる存在になる。姿は変えられないが、「マシンカラー」「強度」「武装」などを変更でき、自分にあるパートナーを作ることができる。

果樹園

管理人である「トレント」に、冒険で入手した「種」を渡すことで、果実が実り収穫ができる。
果実は素材などになり「ペットの餌」「ゴーレムのカラー変更」「武器のカスタマイズ」に使用される。
種は最大2つずつ渡せ、渡す種類によって実る果実が変わる。

牧場

冒険のパートナーとなるモンスターを、ペットとして収容しておける場所。
ペットはダンジョンの中で卵型の「ヒナ」と呼ばれる状態でおり、捕まえることで孵化し、ヒナの種族に合うペットが生まれる。
生まれたペットは名前を付け、パートナーとして冒険に連れていくことができる。
ペットには果実を与えることができ、与えた果実によって行動パターンが変わる「性格」と成長パラメーターが変化する。
ペットの中には「サハギン」や「カーミラ」などの亜人も含まれており、亜人とのサブストーリーをクリアすることで、共に冒険をした亜人をペットとして牧場に招待することができる。

戦闘

ダンジョンではモンスターのいない時は走ることのできる「移動モード」と、モンスターと戦うために身構える「戦闘モード」がある。
モンスターとエンカウントすることで戦闘モードに変わり、武器やスキルが使用となり、すり足での戦いとなる。今作では、エンカウントしてしまうと逃亡がすることができない。準備不足だと簡単に全滅してしまう。しかし、戦闘で負けてのゲームオーバーにはならず、戦闘直前の場所からの開始となり、逃亡できないデメリットが少なくなっている。
攻撃できる方向は横方向のみで縦方向には攻撃できない。そのため、敵に合わせて縦軸を移動して攻撃する必要がある。
戦闘中は仲間と共に戦うことになり、仲間同士が隣接すると「シンクロ」という状態になる。それにより、各キャラクターに設定されたシンクロ効果を得ることができるようになる。
戦闘中ではメニューを開くことができない。そのため、従来のメニュー画面であり、選択できることがリング状で表示されていた「リングコマンド」が廃止されている。また、回復アイテムを選択して回復をすることができなくなっている。回復は戦闘終了後自動で最大まで回復するほか、戦闘中に特定のスキルの組み合わせなどにより回復アイテムが出現しそれを入手、装備やシンクロによる自動回復が主になっている。

武器

プレイヤーは11種類の武器の中から1つを選び装備することで戦闘を行う。
使用できる武器は「短剣」「片手剣」「両手剣」「片手斧」「両手斧」「ハンマー」「槍」「ロッド」「ナックル」「ヌンチャク」「弓矢」になり、それぞれの特徴を生かして戦闘をすることになる。
武器は使用し続けることにより経験値がたまり、攻撃スキルを覚えることになる。また、レベルが上がった際に使用していた武器により、成長パラメーターが変化し成長ステータスが変化する。そのため、最終的なステータスは使用していた武器により違ってくることになる。

あらすじ・ストーリー

始まりの物語

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