十二国記(The Twelve Kingdoms)のネタバレ解説まとめ

『十二国記』とは、小野不由美による小説、及びそれを原作とするアニメなどのメディアミックス作品である。女子高生の中嶋陽子は、人の顔色を気にして生きてきた。そんな陽子の前に、麒麟の景麒を名乗る青年が現れ彼女を王と呼ぶ。陽子は本来の故郷である十二国世界へ渡り、様々な戦いを経て王になる覚悟を決めるのだった。ある者は権力とそれに伴う責任に向き合い、ある者はコンプレックスに向き合って成長を遂げる。古代中国風の異世界を舞台にした異世界ファンタジーでありながら、不思議なリアリティを持つ作品である。

景麒の使令で、飛鼠(ひそ)という種族。耳が短いうさぎといった外見。景麒が泰麒に妖魔を捕らえ使令に下す方法を教える際、手本として下したものである。景麒曰く「あまり強くない方なのでからめとりやすかった」とのこと。妖魔としては低位なので、片言でしか話せない。

青猿(あおざる)

出典: ameblo.jp

声:岡野浩介

どこからともなく現れる小男。青白い顔色をし、猿を思わせる。度々「本当は他人なんか信じてないんだろう?」などと、挑発めいた言葉をかけて陽子の心を乱す。その正体は陽子自身の迷いや弱さが水禺刀の鞘に反映して現れる幻覚であり、陽子が迷いを捨て蒼猿を斬ると同時に鞘に戻った。
猿のような男の姿で現れたのは、本来互いを封じ合う剣と鞘が離れ鞘の封印が解けた状態にあり、猿に変じた為(封印が解けると主の心を読んで惑わすのは、この鞘の性質である)。延王曰く、蒼猿が消えることは鞘が死ぬ(機能しなくなる)ことを意味している。本来水禺刀は景王以外の者には抜くことすらかなわないのだが、青猿が消え鞘が死んだことで、延王にも簡単に水禺刀を抜くことができた。尚、早い段階から陽子に斬りこまれそうになる描写があったが、その時は陽子に迷いがあったためか、斬られる前に姿を消している。
本来水寓刀の鞘とは、剣が王に幻覚を見せるのを封じる為にあった。その機能がなくなってから陽子は気を抜くたび悪夢や幻覚に悩まされることになる。

玉葉(ぎょくよう)

出典: 12kingdoms.fandom.com

声:寺内よりえ

陽子が即位した当初の世話係。予王の時代に罷免された過去を持つ。しかし悲観はせず、これを機会に各地に遊学していた。『書簡』では陽子と共に楽俊の声を録音した鸞(声を吹き込まれて、それを伝える鳥)の報告を聞いている。
『風の万里 黎明の空』では采王の使者を名乗る鈴の来客応対をした。

予王(よおう)/舒覚(じょかく)

出典: 12kingdoms.fandom.com

声:藤田淑子

慶国の先王。元は舒覚の名で、商家の娘だった。玉座を受け入れたのは景麒に惹かれてのことで、王としての手腕や度量はまるでなかった。実際即位した直後は王としての責務を果たそうとしたものの、官僚たちとの戦いで次第に政治への関心を失っていった。王位を返上すると泣くなど、弱い心根の主でもあったらしい。
また景麒は一目で舒覚が王だと分かったが、同時に名君になるには何かが決定的に欠けていることも感じ取ったと泰麒に語っている。予王は、不器用ながら自分をサポートしてくれる景麒に対し、恋にも似た感情を抱いた。景麒に執着するあまり女官など女性の家臣に嫉妬を感じ、「家臣に女はいらぬ」と女官をことごとく罷免した上、遂には国中から女性を追い出そうとした。これにより景麒が失道の病にかかり、景麒を救うべく自ら退位して蓬山で崩御したとされる。「予王」という名称はおくり名である。
景麒は舒覚を選んだものの、名君となるには多大な努力が必要だとも感じていたと、後に泰麒に話している。

舒栄(じょえい)

出典: neoapo.com

声:小山茉美

予王の妹。姉に代わり王位についていたが、正式なものではない偽王(ぎおう)である。呪具で景麒を縛りつけ、自身が麒麟に選ばれたと国民に思い込ませていたが、呪具を外された景麒が陽子の側についたことから化けの皮が剥がれる。
舒栄が玉座を欲したのは単なる権力欲ではなく、自分よりも容姿や頭脳に劣る姉が王に選ばれたことへの不満が元であった。姉を惑わせた景麒への恨みもある。予王が在位の時には政治に関心を持たなくなった姉を助けていた。

座長(ざちょう)

出典: neoapo.com

声:竹口安芸子

鈴、陽子、郁也が出会い、彼らを保護していた旅芸人一座の座長。原作では複数の一座が登場するが、アニメでは同じ一座である。
一時陽子を一座に入れて匿い、雁国まで連れて行った。鈴が一座に加わった時は幼く、仙になった鈴と100年ぶりに再会した時に「海客のお姉ちゃん」と声を上げている。郁也と鈴を引き合わせた。

飴売り玉葉(あめうりぎょくよう)

出典: neoapo.com

声:金田朋子

旅芸人一座の少女。幼いながら飴細工を得意とし、それで生計を立てている。母も一座にいる為、孤児というわけではない。優香に十二国世界の創世神話を話した。

微真(びしん)

出典: neoapo.com

声:紗ゆり

飴売り玉葉の母。人間不信状態だった陽子に優しく接した。原作にも登場するが、名前はアニメオリジナルである。

黄鉄(こうてつ)

出典: neoapo.com

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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