Boards of Canada(ボーズ・オブ・カナダ)の徹底解説まとめ

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Boards of Canadaは1986年から活動しているマイケル・サンディソンとマーカス・イオン兄弟によるスコットランド出身のエレクトロ・ミュージック・デュオである。
作品の多くをイギリスのレコード・レーベルである、ワープ・レコーズからリリースしている。
ヒップホップから影響を受けたビートと不明瞭だが温かみのある彼らのサウンドは多くのフォロワーを生んだ。

概要

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音楽一家で育ったマイケル・サンディソンとマーカス・イオン兄弟は幼い頃から楽器を演奏していた。二人が10歳になる頃にはテープマシンを使用して作った曲をカット・アップするなど実験的なことも行なっていた。
学生時代は2人ともいくつかのアマチュアバンドに参加していたが、1986年になって初めてマイケルは自分のバンドにマーカスをメンバーとして誘い、Boards of Canadaは結成された。バンド名のBoards of Canadaは兄弟が子供の頃に見たカナダ国立映画制作庁(National Film Board of Canada)が制作したドキュメンタリー番組から取られている。
1989年になるとバンドメンバーはマイケルとマーカスの2人になった。1990年初め頃から2人組として、他アーティストとのさまざまなコラボレーションを行なったり、小規模なイベントを開催するなどした。

1995年、2人は初めてのEP「Twoism」をリリースした。「Twoism」は彼らの自費で制作・プロデュースを行い、最初はレーベル関係者や友人など身近な人間にのみ配布されたが、ごく少量のみ一般にも出回った。インディレーベルから出され、あまり知られた作品ではなかったが、この作品は2002年にワープレコーズから再プレスされるなどクオリティの高いものだと考えられている。

1996年にはオウテカのショーン・ブースに見出され、イギリスの人気レベールであるスカム・レコードと契約し、EP「Hi Scores」をリリースした。

1998年にデビューアルバム「Music Has the Right to Children」をワープレコーズからリリース。野外で録音した環境音を多く使用しており、尺の長い楽曲と小曲が混ぜ合わさった見事な構成で多くの賞賛を得た。

2000年には4曲入りのEP「In a Beautiful Place Out in the Country」をリリースし、批評家からも高い評価を得る。

2002年に2ndアルバム「Geogaddi」をリリース。
1stアルバムと同じく長い楽曲に小曲が混じり合った構成になっていたが、サウンド的にはより重たくよりサイケデリックに変化した。「Geogaddi」は世界的な評価を得ることになった。

2005年10月には15曲収録の3rdアルバム「The Campfire Headphase」をリリースした。
今までよりも生楽器をフィーチャーしたトラックが多く、全体的に牧歌的な雰囲気が漂うアルバムになった。

3rdアルバムリリースから8年後の2013年の4月20日のレコードストアデイに、何の知らせもなく、突如彼らの12インチレコードがニューヨークのレコードストアに並んだ。発見されたレコードには『―― / ―― / ―― / XXXXXX / ―― / ――』という暗号のような記載があり、レコードには機械音で6桁の数字が収録されていた。その後は彼らの変名でもあるHell InterfaceというYouTubeチャンネルに3秒の動画が公開され、動画の説明欄のリンク先の別の動画からまた新しい6桁の数字が発見された。その後もイギリスとアメリカのラジオやテレビで数字が発表され、海外音楽メディアを中心に話題となった。全ての数字を揃えると彼らの公式ホームページからさらに別のページに飛ばされ、4thアルバム「Tomorrow's Harvest」発売のアナウンスを聞くことが出来た。

こうして2013年に8年ぶりの4thアルバム「Tomorrow's Harvest」をリリースした。
ダウンテンポでシンセサイザーの音とビートが不明瞭に加工されたアンビエントの要素をふんだんに取り入れた彼らの初期作品を想起させる内容となった。

メンバー

マイケル・サンディソン (Michael Sandison)

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1970年6月1日生まれで出身はスコットランド。
本名はマイケル・ピーター・サンディソン。
メンバーのマーカス・イオンとは兄弟で、マイケルは兄である。

マーカス・イオン (Marcus Eoin)

Boc band 25

1971年7月21日生まれで出身はスコットランド。
本名はマーカス・イオン・サンディソン。
メンバーのマイケル・サンディソンとは兄弟で、マーカスは弟である。

オリジナルアルバム

Music Has the Right to Children

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1996年4月リリースのファーストアルバム。
このアルバムではサンプラーやシンセサイザーやテープレコーダーなどアナログ機材が使用されている。
暖かい音色のシンセとフィールドレコーディングの音の上に硬質なヒップホップのビートが心地いい。

Geogaddi

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2002年2月リリースの2ndアルバム。
メンバーの2人はタイトルの「ジオガディ」には明確な意味があるが、その意味はリスナーの解釈に任せたいと主張している。
前作より暗くサイケデリックなサウンドが特徴的。アルバムジャケットは万華鏡をモチーフにしている。

The Campfire Headphase

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2005年リリースの3rdアルバム。
今作ではアコースティックギターの音色をフィーチャーした曲が多い。曲の展開も今までのものに比べるとキャッチーな曲も多い。
2人は今作を制作するのに3年間費やした。

Tomorrow's Harvest

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前作から8年というブランクの後の2013年にリリースされた4thアルバム。
1970年代の映画のサウンドトラックに影響されたと言われており、全体的にダウンテンポでビートの数も少なく、アンビエント寄りのアルバムになっている。
今作のリリース告知は渋谷のビジョンでも流れるなど、全世界のさまざまな場所で行われた。

代表曲

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