艦隊これくしょん -艦これ-(Kantai Collection: KanColle)のネタバレ解説まとめ

D312dc73

角川ゲームス開発のブラウザゲーム、およびメディアミックス作品群。
2013年正式サービス開始。
2015年にはTVアニメ化も行われ、同アニメの続編が2016年に映画化された。
正体不明の敵「深海棲艦」によってシーレーンが破壊された世界で、在りし日の艦艇の魂を宿す「艦娘」が深海棲艦と戦う姿を描く。

概要

角川ゲームス初のブラウザゲームであり、DMMGAMESをプラットフォームとして利用している。DMMGAMESへ登録できる年齢の下限から、本作は事実上18歳未満のプレイが不可能となっている(ゲームそのものは全年齢対象となっている)。
ゲームの目的は深海棲艦を退けることにあるが、プレイがいつまでも続くオンラインゲームというシステム上、本作にゲームクリアは存在していない。
2013年のリリース直後から複数のコミカライズが展開され、ゲームのキャストによるドラマCDも展開を開始。2015年にはアニメ化され、2016年にはコンシューマーゲーム版、アーケードゲーム版、劇場版がリリースされた。その他多数のキャラクターグッズが販売されるなど、角川書店系列の土台を活かしたメディアミックスが特徴となっている。

本作では明確なストーリーは語られない。作中の描写も「人類を襲い、シーレーンに致命的な打撃を与えた深海棲艦を撃滅するため、在りし日(第2次世界大戦)の艦艇の魂を宿した「艦娘」を率いて戦う」という大目的がかろうじて分かる程度に抑えられている。そのため、複数メディアの設定やストーリーはすべてあと付けとなっており、多用な解釈の元で作品内での整合性を保てるような作りになっている。

この多様な解釈と、150をゆうに超える多種多様な艦娘の姿や個性がユーザーの心を広く掴み、特に二次創作分野で人気が出た結果、大ヒットタイトルとなった。

ゲームシステム

母港

Kancolle 140214 174230 01

ゲームのメイン画面。この中で艦隊や艦娘、資材のやりくりを行っていく。第1艦隊の旗艦(1番の艦娘)が秘書官として扱われ、母港画面に表示される。
ゲームを開始したプレイヤーは、まず吹雪・叢雲・漣・電・五月雨の5つの駆逐艦から1隻を秘書官に選び、母港に入る事となる。
母港画面からは出撃・編成・補給・改装・入渠・工廠・戦績表示・図鑑表示・アイテム・模様替え・任務の各メニューに移動することができる。
母港画面の背景は模様替えメニューから変更可能。模様替えに必要なアイテムはゲーム内通貨「家具コイン」で購入できる。
また、サウンド設定もこの母港画面の右下から行う。

資源

艦これには燃料・弾薬・鋼材・ボーキサイトの4種類の資源が設定されており、殆どの行動でこれを消費する。このゲームにおけるリソース。
燃料・弾薬・鋼材は1分間に1ずつ、ボーキサイトは3分間に1ずつ回復していくが、自然回復で確保できる上限は非情に低く抑えられており、通常プレイでは支障がないものの、イベント等で求められる大規模な艦隊展開を考えると非情に心もとない。
ただし、あくまでもこれは自然回復の量であり、母港に備蓄できる量は自然に確保できる量の10倍近くにのぼる。
そのため、普段は後述する遠征でこれら4つの資源を集めていき、イベントで消費するのが『艦これ』の基本プレイスタイルとされている。

改装

艦娘の装備を付け替えたり、近代化改修を施して基本能力を上げたりする。
装備は艦種毎に装備の可否が決まっている他、同一艦種内でも装備の可否が違うものも多く、ゲームの戦略性を上げる要素となっている。戦闘の上で有用な組み合わせが複数存在するため、これらを使い分けていくのが常道となっている。
近代化改修に利用するのは他の艦娘となっており、近代化改修に使用された艦娘は退役扱いとなりゲーム上から削除される。ダブった艦娘の利用法の1つとなっている。
また、一定のレベル(艦娘毎に異なる)に達した艦娘を改造し、より強力な艦娘に「改造」することもできる。艦によっては2段階以上の改造が可能だったり、改造を経て艦種(「戦艦」「正規空母」等の艦娘のカテゴリー。各艦種に特徴がある)が変化する艦娘もいる。

工廠

装備の開発と艦娘の建造が可能になっている。それぞれ、使用する資材の量に応じて結果が変わる。また、開発に関しては失敗も発生する。
建造には上位互換となる大型艦建造というものも存在し、これは通常の100倍近い資源を投入し、戦艦「大和」等の貴重かつ重要な戦力の確保を狙う物となっている。行う前に多用を避けるようにとの警告画面が表示されるほど、資源の消費量が多いため、注意が必要。

入渠

艦娘を修理し、HPを回復させる。修理には時間がかかり、短縮するには専用アイテム「高速修復材」が必要となる。
初期状態では2つの入渠ドックがあるが、特にプレイしはじめの段階では「高速修復材」の数が足りず、すぐに埋まってしまう。
ドックを開放するには課金が必要であり、プレイヤーが一番最初に課金を迫られる場面となる。ただし、一度開放すれば追加の課金は不要。
開放により最大で4つまで増やすことができるが、4つでもすぐに埋まってしまうため、最終的には「高速修復材」を適度に利用していく事となる。
「高速修復材」は遠征や任務で手に入れることが可能なため、これをいかにこなして「高速修復材」をストックしていくかが艦隊運用の肝となる。

任務

他ゲームにおけるクエストにあたる。受注制であり、最大で5つまで同時に進行が可能。
任務の報酬は少ないものから多いものまで多種多様。入手できるものは資材およびアイテムが主となっており、まれに装備も獲得できる。アイテムは通常プレイより効率よく収集できるため、任務を活かしてアイテムを揃えられるようになれば一人前のプレイヤーになれる重要なシステムである。
長時間かかる任務も多く、どうやって進行させていくかが鍵となる。受注任務を切り替えてもそれまでの進行状態が失われないことを利用し、細かく切り替えて多くの任務をこなしていくプレイングが一般的。
任務達成までに使用できる時間によって「単発」「デイリー」「ウィークリー」等の種別に分かれ、任務画面のアイコンで種類が判別できるようになっている。

出撃

O0799047612625543929

※以下の内容は通常プレイ時のもの。年4回のイベント時には仕様が異なる場合が多い。

本作のメインとなるモード。最大6隻からなる艦隊を編成し、海域マップを攻略していく。
艦隊に同一の艦娘は編成できない。数が6隻に満たずとも出撃可能。
海域マップ上には複数の点と点をつなぐルートが存在し、マップ中に一つあるボスのいる点を目指して進んでいく。
各点は戦闘・何もない・資材獲得・渦潮といった様々な役割を持つ、いわばすごろくにおけるマスのような役を果たしている。
通常、ボス戦までの間に複数の戦闘マスが存在する。これらを耐えきり、ボス戦に持ち込むのが最初の関門となる。
出撃からボス戦までの道中には分岐点が設置されており、ボスに向かうか逸れるかが決まる。
これらの行き先はランダムとされているが、実際には多くの海域で特定の艦種の有無を判定基準にした分岐が設定されており、これが事実上の編成制限となっている。
また、完全に分岐が決定するわけではないものの、特定の艦種を編成することで抽選が有利になる海域もある。

ボス戦にたどり着き、勝利条件を満たすことでその海域の攻略が完了し、次の海域に出撃できるようになる。
後半海域ではボスに総体力が設定されており、ボスを規定回数撃破するまで突破できないことがある。このため、ボスに勝利しても攻略が進まない場合もある(ボスを撃破すれば無条件で勝利となるため、ボスに敗北して攻略が進むこともない)。

戦闘

海域マップ上の戦闘マス、及びボスマスに到達すると、戦闘が発生する。
戦闘前に最大6種の陣形を決定し、後はオートバトルとなる。
戦闘は大きく分けて航空戦・砲撃戦・雷撃戦・夜戦から構成されており、彼我のどちらにも空母が編成されていなければ航空戦は発生せず、同様に雷撃が可能な艦がいなければ雷撃戦は発生しない。夜戦は雷撃戦まで終了した段階で敵が残っている場合に突入するかを選択することができ、突入すると戦闘続行となり、彼我共に各艦1回の攻撃チャンスが与えられる。
戦闘中にダメージを受けると、残HPの量により小破・中破・大破と被害度合いが進行していく。HPが0になれば撃破となり、味方の場合は轟沈となる。轟沈を回避する一部アイテムを装備していない場合、キャラロストとなり、その艦娘と所持していた装備は永久に失われる。
なお、キャラクターの消失が発生し、ボスまでに複数回の戦闘が挟まることを受け、戦闘では自軍が有利になるようなシステムが多数搭載されている。一例として、戦闘開始前に一定の条件を満たしていない艦娘は絶対に轟沈しない、一撃で轟沈するダメージを受けた際には2割以上HPが残る、等があげられる。
戦闘マスでは後のボス戦を見据えて夜戦を回避し、ボスマスでは確実に勝利するため夜戦を積極的に仕掛ける戦略が主流である。
勝敗条件は公式には発表されていないものの、5割を越える撃破数を達成すれば勝利が確実とされている。また、彼我の被害度合いの差が大きく開いていればこれらにかかわらず勝利することができる。本作の敗北は殆どの場合被害の差を確保できない事が原因となる。
戦闘終了後には艦娘のドロップが発生することが多く、艦隊の強化は戦闘によるドロップがメインとなる。同じ艦娘がダブることも多々発生する。
また、ボスマス以外では進撃を続けるかも戦闘終了後に選択可能となっている。被害が甚大な場合、すでにボスマスへのルートから逸れている場合などは撤退することも視野に入れる必要がある。なお、旗艦(艦隊の1隻目)が大破した場合、強制的に撤退となる制限も存在する。
1戦闘毎に燃料と弾薬を20%づつ消費していく。また、残りの燃料・弾薬が50%を割ると艦娘の能力にマイナス補正がかかるようになり、燃料・弾薬が切れるとまともな戦闘が不可能になる(戦闘への突入自体は可能)。このため、ボスマスまでの戦闘は2~3回、最悪でも4回までに抑えなければ、ボスに有効なダメージを与えられなくなってしまう。

航空戦

戦闘開始前に発生する、空母の艦載機によるイニシアチブ争奪戦。
空母に搭載された戦闘機の数により「制空権確保」から「制空権喪失」までの間で制空状態が決定され、艦載機の撃墜数が変化する。
また、後述の弾着観測射撃は制空状態が優勢以上でないと発動しないため、非情に重要な要素となっている。

弾着観測射撃

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

艦娘ばかりが人気じゃない! 深き海の使者、「深海棲艦」まとめ~姫・鬼編~

艦隊これくしょん~艦これ~と言えば、やはり実在した船を擬人化した艦娘人気が主。 しかし、敵役の深海棲艦にも魅力あるキャラクターが多くいます。今回はそんな彼女(?)たちをまとめてみたいと思います。 今回は後半の海域やイベントで現れる強力な深海棲艦をまとめます。

Read Article

Contents