YELLOW MAGIC ORCHESTRA(イエロー・マジック・オーケストラ/YMO)とは【徹底解説まとめ】

1978年に細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一の3名によって結成された日本の音楽グループ。
日本において「テクノポップ」というジャンルを根付かせた、シンセサイザーなどの電子楽器を使用した音楽が特徴。グループ名の頭文字をとって、通称YMO(ワイ・エム・オー)と呼ばれる。
代表曲は「RYDEEN」「BEHIND THE MASK」「君に、胸キュン。」など。

浮気なぼくら (NAUGHTY BOYS)

01. 君に、胸キュン。(浮気なヴァカンス)
02. EXPECTED WAY/希望の路
03. FOCUS
04. ONGAKU/音楽
05. OPENED MY EYES
06. YOU'VE GOT TO HELP YOURSELF/以心電信(予告編)
07. LOTUS LOVE
08. KAI-KOH/邂逅
09. EXPECTING RIVERS/希望の河
10. WILD AMBITIONS

1983年にリリースされた6thアルバム。
前作から大きく路線を変え、親しみやすいメロディと歌モノでテクノ歌謡と呼ばれるジャンルを築いた。
このアルバムでは各メンバーの作曲の特徴が顕著に表れている。
当時カネボウのCMに使用された楽曲、「君に、胸キュン。」が収録されている。

サーヴィス (SERVICE)

01. LIMBO
02. S.E.T.
03. THE MADMEN
04. S.E.T.
05. CHINESE WHISPERS
06. S.E.T.
07. 以心電信 (YOU'VE GOT TO HELP YOURSELF)
08. S.E.T.+YMO
09. SHADOWS ON THE GROUND
10. S.E.T.
11. SEE-THROUGH
12. S.E.T.
13. PERSPECTIVE
14. S.E.T.

前作同様1983年にリリースされた7thアルバム。
7thアルバムの「浮気なぼくら」をリリースした後、メンバーはバンドを散開(解散)をしようとしていたが、高橋が親交のあった三宅裕司率いるS.E.T.(スーパー・エキセントリック・シアター)と4thアルバム「増殖」と同じ形態で共演する企画を細野に持ちかけ、散開の記念アルバムとして制作された。

テクノドン (TECHNODON)

出典: cdn2.natalie.mu

01. BE A SUPERMAN
02. NANGA DEF?
03. FLOATING AWAY
04. DOLPHINICITY
05. HI-TECH HIPPIES
06. I TRE MERLI
07. NOSTALGIA
08. SILENCE OF TIME
09. WATERFORD
10. O.K.
11. CHANCE
12. POCKETFUL OF RAINBOWS

バンドが散開(解散)から10年後に再生(再結成)した際にリリースされた8thアルバム。
アルバムタイトルの「テクノドン」はメンバー全員で意見を出し合い決定された。
各メンバーは後に「(制作に関して)乗り気ではなかった」、「本意ではなかった」などと、このアルバムに対して否定的な意見を述べている。

YELLOW MAGIC ORCHESTRAの代表曲

FIRECRACKER/ファイアークラッカー

1stアルバム「イエロー・マジック・オーケストラ」に収録されている曲。
アメリカの作曲家マーティン・デニーの曲のカバーであり、YMOのコンセプトにもなった1曲。

TECHNOPOLIS/テクノポリス

2ndアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」からの1曲。作曲は坂本龍一。
ヴォコーダーによる歌唱が特徴的で、使用例として取り上げられることも多い。

RYDEEN /雷電/ライディーン

2ndアルバム「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」収録のYMOを代表する1曲。
特徴的なメロディーは高橋が鼻歌で歌ったものを坂本が書き起こして作られたと言われている。

CUE/キュー

4thアルバム「BGM」からの1曲。
イギリスのバンド、ウルトラヴォックスに影響されて細野と高橋で作り上げた曲。
ライブでは坂本がドラムを担当することが多い。

SEOUL MUSIC/京城音楽

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