オレたちひょうきん族(Oretachi Hyokin Zoku)のネタバレ解説まとめ

『オレたちひょうきん族』は、1981年~1989年までフジテレビ系列で放送されていたバラエティー番組。ビートたけしや明石家さんま、島田紳助ら豪華な出演陣と、多くの予算と小道具を用いたダイナミックな笑いは一部で「伝説の番組」ともいわれている。タケちゃんマンやひょうきんベストテン、懺悔室などのコーナーが特に有名である。「楽しくなければテレビじゃない」を形にした番組である。

概要

『オレたちひょうきん族』は、フジテレビ系列で1981年5月から1989年10月まで、土曜8時に放送されていたバラエティー番組。

出演者はMANZAIブームなどで活躍した若手芸人が中心となって構成されており、かつ、着ぐるみやセットなどに、2000年代では考えられないほどの予算をかけた番組である。
それまでになかった、関東と関西の芸人がレギュラー番組で共演したり、裏方や素人が芸能人を食う登場をしたり、出演者のプライベートをネタにしたりなど、現在のバラエティー番組にも多大な影響を与えている。

TBSの『8時だヨ!全員集合』と、その後番組『加トちゃんケンちゃんおもしろテレビ』との視聴率争いは俗に「土8 戦争」と呼ばれている

番組を担当した三宅恵介ディレクターは、『ひょうきん族』レギュラー出演者で野球風にオーダーを組むと、1:島田紳助、2:山田邦子、3:明石家さんま、4:ビートたけし、5:片岡鶴太郎、6、ヒップアップ、7:コント赤信号、8:太平サブロー・シロー、9:(DH制で)西川のりお、もしくはぼんちおさむの順になると語っている。出演者の層が厚いことがうかがえる。

脚本家の一人でメインライターだった高田文夫は、「「自分たちが楽しいと思うものしかつくらない」姿勢は文句なしの説得力がある。楽しければいいというものではない。楽しいものは楽しいのである。」と『ひょうきん族』の精神について語っている。

番組第1回のオープニング

主な出演者

ビートたけし

たけしの代表的なキャラクター、鬼瓦権造(『芸能人の集まる店』より)

「タケちゃんマン」や「8つの顔を持つ男」、「おとぼけブラザーズ」の社長など、コントコーナーでメインを張ることが多い。
「冗談じゃないよ」のギャグが有名な「鬼瓦権造」はほかの番組でも頻繁に登場し、たけしの代表的なキャラの1つである。
よく収録をサボることでも有名で、「出て出て休んで休んで」と皮肉られる「カスタネットマン」というキャラも作られた。

明石家さんま

「ブラックデビル」や「パーデンネン」、「ナンデスカマン」などタケちゃんマンのライバルキャラを次々と演じた。
たけしがフライデー事件で謹慎中はコントコーナーで多くの主役をこなし、「かまへんライダー」や「ラブ・ユー・貧乏」などのコーナーでもメインである。
ほかにも「アミとりおばさん」「ちょっといいですか神父」「レトロ何やそれ」「バイキンガーZ」など数々のキャラを演じている。

島田紳助

「ひょうきんベストテン」の司会ぶりは後年の司会としての活躍の片鱗を示した。セリフが多かったことから、「ひょうきん懺悔室」で水をかぶせられた経験はメンバーの中でも髄一である。
「ひょうきんプロレスアワー」ではアントニオ紳助として、相方の松本竜介とともに、オール阪神・巨人演じる「シャープ兄弟」と死闘を繰り広げた。
ほかに、「コウモリ星人」「洗濯女」などの役をタケちゃんマンのコーナーで演じている。

山田邦子

「ひょうきん絵描き歌」や「ハイパークーニンショー」ではメインを演じた。
「ひょうきんベストテン」では葛城ユキや美空ひばりなど様々な歌手の物まねを演じたが、中でも島倉千代子の物まねは本人からも高い評価を得ている(島倉本人が、山田邦子の物まねによって「人生いろいろ」がヒットしたと認めている)。

片岡鶴太郎

タケちゃんマンやベストテンのコーナーで、近藤正臣や近藤真彦、浦辺粂子、フランソワーズ・モレシャンなどの物まねを、オーバーに演じる持ちネタを披露した。九官鳥の「キューちゃん」や、アツアツのおでんを食べさせられるリアクション芸も有名。

鶴太郎の至芸、おでんネタ

コント赤信号(渡辺正行、ラサール石井、小宮孝泰)

ベストテンのコーナーで、「フラワーダンシングチーム」「すもうダンサーズ」「ちょうちんブルマダンサーズ」などとして本人の歌唱を妨害していた。
個々のネタとしては、渡辺の「奈良の春日野の鹿」、ラサールの「石井社長」などがある。また、コント中でたけしとさんまが言い争いになると、なぜか渡辺がおたまで叩かれる、というお約束ネタもあった。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents