AKIRA(アキラ)のネタバレ解説まとめ

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AKIRAとは1982年~1990年に連載された大友克洋によるマンガ作品、および1988年劇場アニメ版作品のことである。新型爆弾により崩壊した東京地区に住む主人公・金田は、事故をきっかけに超能力に目覚めた親友の鉄雄と共に軍が秘密裏に研究する超能力者を巡る抗争に巻き込まれる。軍が極秘に封印していた最強の超能力者「アキラ」の封印を解き世界征服を試みる鉄雄の暴走を止めるため、金田は仲間たちと協力し戦う。

国会野党に所属する政治家。ミヤコの力を使い政界工作をし、裏で反政府ゲリラの援助をしている。
アキラを射殺しようとして誤ってタカシを撃ってしまい、軍により追射され、そのままアキラの力によりがれきの中へ消える。

原作コミック版と劇場版の違い

劇場版のエンディングは「ネオ東京崩壊」

原作コミックが「ネオ東京崩壊前・後」を描いているのに対し、劇場版では「ネオ東京崩壊まで」を描いている。
これは、原作コミック連載中に劇場版の製作・および公開があったためである。

劇場版と原作コミックで最も違う点は、封印されていたアキラの形態である。
原作コミックにおいてはアキラ本人が少年の姿で封印されていたのに対し、劇場版ではすでにアキラは死んでおり、その肉体のパーツ(神経系統など)がビンの中に保存された形で登場している。

またネオ東京崩壊の爆発も、原作コミックでは少年の姿をしたアキラ本人が、過去東京を崩壊させたのと同じ能力の解放によるものだったが、劇場版ではナンバーズの三人が暴走した鉄雄を止めるためアキラの肉体パーツを復元させ、復活させたアキラのエネルギーを鉄雄にぶつけることによるものになっている。

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劇場版で封印をとかれたアキラの肉体の一部

ネオ東京におけるアキラとミヤコの存在の違い

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劇場版では脇役だったが原作では最終決戦で命を落とすまで多くの人々を助けた

原作コミックにおいては「アキラ」の存在は一般市民には極秘にされており、その名を知る者はほとんどいなかった。
退廃した世界の中で神格化され一般市民があがめていたのはミヤコ教の教祖ミヤコ(19号)である。

一方劇場版では「アキラ」自体が既に革命の象徴のようになっており、一般市民や神に傾倒する者たちには重要な「シンボル」であることが伺える。
ミヤコはあくまでその「アキラ」を崇め奉る一信仰者のような描写がなされており、原作のような重要な役割はなく19号という表現も一切出てこない。

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アキラの存在は「革命の象徴」として一部の過激派たちによって神格化されていた

登場人物・キャラクターたちをとりまく「女」たち

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制御不能になった鉄雄に飲まれる寸前のカオリ

原作コミックではネオ東京崩壊後に鉄雄の侍女として重要な役割を果たしていたカオリだが、劇場版では冒頭から「鉄雄の彼女」として登場している。

原作コミックでは鉄雄に仕える大東京帝国の男(隊長)に射殺されるが、劇場版においては自らの力のコントロールができず異形の姿に変貌した鉄雄に飲み込まれ、肉塊の中に飲まれ圧死してしまう(この時鉄雄の意識は残っており、カオリが自らのせいで死んでしまうことを悔い泣き叫んでいる)。

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最後のシーンは息の合った二人の様子が描かれている

金田は健康的な「女好き」であるが、原作コミック冒頭では職業訓練校の保健婦とデキている描写がなされている。
しかし本気度はかなり低いようで、保健婦に妊娠を告げられても軽くあしらうシーンが描かれている。(妊娠の真偽までは描かれていない)
実際その後ケイと出会い、手を出そうとしてはケイにこっぴどく振られ続けるのだが、最終決戦直前には二人は思いを通い合わせ、その後一緒にに大東京帝国を引き継いでいる。

一方の劇場版では冒頭はグループ交際的に女の子と一緒に遊んでいるシーンがあるがあまり興味はなくあしらっているシーンが描かれている。
ケイとの仲は原作コミックほど「恋愛感情」までは発展しておらず、男女の友情どまりでエンディングを迎えている。

アキラ名言・名セリフ集

「ヨタヨタのジャンキーどもになめられてたまるかよ。俺達ァ健康優良不良少年だぜ。」(金田)

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鉄雄が金田の敵対グループ「クラウン」を乗っ取りリーダーとなり、手下に薬物を飲ませながら暴走と破壊行動を繰り返していた時、対抗するために金田が仲間たちに指示を出す中で言った台詞。
この世界では薬物を気軽に飲むシーンが数多く描かれており金田自身も何度か服用しているのだが、この時の鉄雄およびクラウンの行動は常軌を逸していたため、金田は「親友」であった自分が落とし前をつけるという責任から「クラウン討伐」を計画した。

「"さん"を付けろよ、デコスケ野郎ぉ。」(金田)

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アキラで検索するとかなりの確率でヒットする名言だがこれは劇場版のみの台詞である。
超能力により金田よりも優位に立った気になった鉄雄が金田を呼び捨てにしたのに対し、金田が答えた台詞。ちなみにそれ以前から鉄雄は呼び捨てで呼んでいたのだが、男同士の喧嘩の始まりとしてこのような台詞となった。

「うわァーん 俺はうれしー」(甲斐)

ネオ東京崩壊後行方不明になっていた金田が、瓦礫の中から復活をとげ、ケイと甲斐と再会した時に甲斐が言った台詞。
再会した瞬間金田とケイが抱き合っていたのだが、甲斐があまりの嬉しさに金田に抱きつき二人の抱擁を邪魔してしまった形になってしまい、金田は少し気まずそうな笑みを浮かべている。

「これからはお前達の時代だ 生きのびて子供をつくるんだよ いいね!」(チヨコ)

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