スキップ・ビート!(スキビ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

漫画家、仲村佳樹により描かれた日本の少女漫画作品。白泉社発行の花とゆめにて2002年から連載されている。日本ではテレビアニメ化、台湾ではドラマ化とメディアミックスも果たしている。幼馴染への復讐のために芸能界入りした少女、キョーコが演技の面白さに目覚め、今まで他人を中心に動いてたのとは対照に自分のために俳優になることを目指すラブコメディである。ショート漫画も掲載されたファンブックも発行されている。

キョーコが蓮と松太郎を見下す妄想をした結果叫んだ独り言。キョーコはだるまやの2階に住んでいるためその声はだるまや夫婦に丸聞こえ。夜中に叫びと共に聞こえてくる高笑いは、想像するとかなりの恐怖である。キョーコの一回憎い敵のことを思い出すと、敵を倒す妄想が止まらない性格がよく現れている台詞。
このような呪いの言葉のほかに、よくファンシーな妄想も止まらなくなって一人部屋で一人芝居を繰り広げている。

マネじゃオリジナルは超えられねーぞ!!

蓮が出演するドラマ、月籠りの主人公の演じ方についてローリィが蓮に言った言葉。これは以前の月籠りで主人公を演じたクーのマネになってしまうことを示唆している。全く別ものでもいけないが、ただの真似だとさらに良いものは作れないという、俳優以外の職業においても考えさせられる台詞である。

人間って強くなれるんだね。一人でも『自分の存在』を認めてくれる人がいると。

映画監督の緒方が、父親の名声によるプレッシャーにつぶされそうになっているときに蓮が助言を言ってくれたことをキョーコに話していたときに言った言葉。父親の名前が出るだけで過呼吸になってしまう緒方であったが、蓮の言葉を思い出すことで発作を克服した。

俺は天手古舞がどう大変な舞なのか全く知らないんだ。

蓮がキョーコ扮する”坊”に対してドラマの台詞の意味をたずねたときに言った言葉。若い人だと知らない人も多そうだが、ほとんどの日本人は一度くらいは耳にしたことがあるこの言葉を大物俳優敦賀蓮が知らないという事実はキョーコを驚かせた。実は連はずっとアメリカで育っており、日本語の練習もあまり熱心ではなかった様子。その弊害が俳優になってから度々現れているらしく、蓮の携帯電話には便利な辞書アプリがたくさんインストールされている。
完全無欠に見える蓮の、少し抜けているところが垣間見える場面の台詞である。

自分の仕事に誇りとこだわりを持っている人間だから。

蓮がわがまま全開の歌手、松内瑠璃子に対して、どんな人間と仕事がしたいかを話しているときに言った言葉。自分の仕事にストイックに打ち込む蓮だからこそ言える一言である。

コミックス

白泉社発行。花とゆめにて2002年3号から連載が開始され、30巻の時点で10周年を突破した長寿連載漫画である。
2009年にファンブックも発行されており、キャラクターたちへのインタビュー、クリスマスパーティーのアフターストーリーなど盛りだくさんの内容となっている。

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アニメ

2008年10月から2009年3月まで、テレビ東京系にて放映されていた。

the generous 「Dream Star」(第1話 - 19話OPテーマ)

the generous 「Renaissance」(第20話 - 最終話OPテーマ)

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