ふしぎの海のナディア(アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ふしぎの海のナディア」とは1990年から1991年までNHKによって放送されたテレビアニメ。この作品は「海底二万マイル」を原作としており、庵野英明が総監督を務めていました。19世紀を舞台としており、ナディアを巡ってノーチラス号と世界制服を企むネオ・アトランティスの戦いを描いたアニメです。

ガーフィッシュ

ネオアトランティス所有の大型潜水艦。
これは世界中の通商破壊工作に利用されている。
しかし、ノーチラス号には傷一つつけられずに撃沈される弱点もある。

バベルの塔

出典: i.ytimg.com

通信衛星を反射砲に転用したもので、旧約聖書のバベルの塔を復元したレプリカ。
攻撃対象を跡形もなく吹き飛ばせてしまう超兵器。
1万2000年前に古代アトランティスの内戦で利用された。
オリジナルはレッドノアやブルーノアなど3つの大型宇宙船に搭載されている。

レッドノア

出典: i.ytimg.com

アトランティス人の遺産で、3つの大型宇宙船の最後の生き残り。
1万年前のアトランティス滅亡の際に島に偽装して長らく潜んでいた。
ネオ皇帝の力によって復活し、ガーゴイルの世界征服に利用された。
決戦の末に制御を失い、最後には大気圏で燃え尽きた。

『ふしぎの海のナディア』のあらすじ・ストーリー

序盤(1話~8話)

1889年パリに住んでいたジャンはナディアと万国博覧会で運命の出会いを果たした。
しかし、ナディアは古代アトランティス人が作ったブルーウォーターを持っていたため、宝石目当てのグランディス一味に狙われることになる。
グランディス一味は女ボスのグランディスと怪力担当のサンソン、エンジニア担当のハンソンを中心とした3悪だった。
ジャンは一味から飛行機で逃げようとするが、海に漂流してしまう。
その途上でアメリカ船の人々やノーチラス号に助けられる。
改造してもらった飛行機でノーチラス号とお別れをするが、何者かに撃墜されてしまう。
漂流の果てにマハリ島につき、その途上で幼女のマリーと出会う。
マリーは両親をネオ・アトランティスという謎の組織に殺されてしまった少女だった。
ジャンとナディアはマリーと仲良くなる。
しかし、目を離した隙にマリーをネオ・アトランティスにさらわれてしまう。
実はマハリ島はネオ・アトランティス率いるガーゴイルに支配された島だった。
ナディアはガーゴイルに捕らわれたマリーを救出しようとするが逆に捕まってしまう。
ガーゴイルはアトランティスの遺産であるバベルの塔を使って世界征服しようとしていた。
その起動にはブルーウォーターが必要だったため、それを持っていたナディアを狙ったのである。
ノーチラス号の船長ネモはガーゴイルの野望を止めるために今まで活動していた。
ガーゴイルは13年の歳月と莫大な費用を使ってバベルの塔のレプリカを完成させた。
彼はそのレプリカでバベルの光を世界中に浴びせようとしていた。
ガーゴイルはさっそく実験に移り、バベルの塔を起動させて近くの島を跡形もなく爆発させた。
ジャンがナディアの救出に向かうが、ガーゴイルはナディアたちを人質として呼び寄せた。
しかし、ネモの妨害とバベルの塔の自爆によって基地が消滅させられてしまった。

ノーチラス号編(9話~22話)

ナディアとジャンたちはネモに救出され、グランディス一味とともにノーチラス号に乗船した。
そこでジャンは科学について学習し、グランディスはネモに恋することになった。
しかし、ノーチラス号はネオ・アトランティスにはめられたアメリカ海軍の砲撃やナディアとマリーが灼熱病に罹るなど幾多の危機に遭った。
一方でアトランティスの遺跡の探検や南極の秘密基地に訪問など様々な冒険もあった。
この航海でナディアとジャンたちはノーチラスの乗組員として認められるようになっていく。
しかし、ガーフィッシュの沈没を聞いたガーゴイルはノーチラスを沈めようと行動を開始した。
ガーゴイルは巨大戦艦のスーパーキャッチ光線を用いてノーチラスの機関を次々と破壊した。
帰還を破壊されたノーチラスはそのまま海に沈んでしまい、ネモはジャンとナディアたちを船長室につれていき逃がした。
その直後にノーチラス号の副長、エレクトラはネモの肩を銃で打ち抜き、自分の過去とネモに対する感情を打ち明けた。
実はエレクトラは元タルソテス王国の国民で、タルソテス王国滅亡の際に孤児となった。
孤児になっていたところをネモに助けられて以来、ネモを慕うこととなった。
その後ネモがタルソテス王国を滅亡させたと知って以来、彼に対して憎悪と感謝の気持ちを抱くようになっていた。
一方ジャンたちと船長室に避難したナディアは船長室のホログラムに写っている13年前のネモと幼い日の自分を見てネモが自分の父親だと知る。
そしてせっかく会えた父との別れを悲しんだのである。

島編(23~34話)

ノーチラス号から切り離された船長室に乗ったナディアたちは無人島へ漂着した。
ジャンたちはすぐに助けを呼ぶが誰も来ず、途方に暮れた。
父親であるネモと別れたことで一旦落ち込んでしまうナディアだったがジャンと一緒なら生きていけると思い、無人島で暮らすことを誓った。
彼女は無人島の名前をリンカーン島と名付けた。
生活の中でナディアが腹痛を起こしたり、ジャンと接近するなど色々な出来事が起きた。
リンカーン島で台風が起きた翌日に新たな島が出現したのを確認したナディアたちはその島でグランディス一味と再会する。
島で人口の穴を発見したナディアたちは、島がアトランティス人の遺産レッドノアによって人工的に作られていたことを知る。
レッドノアは、「M78星雲人」という宇宙人が地球に不時着陸した際に使われた宇宙船の一つだった。
その不時着陸した宇宙人こそアトランティス人だったのである。
アトランティス人は自分の労働力を確保するために人間を作ったのである。
アトランティス滅亡の際に搭乗者を失って以来、一万二千年の間海をさまよっていた。
ナディアはレッドノアに連行されかけたがジャンによって救出された。
グラタンで島を脱出したナディアたちは空中戦艦の攻撃を受け、アフリカの村に墜落してしまう。
村の住民はナディアたちを捕まえるが、村の青年ハマハマはすぐさま解放した。
ナディアたちは村の人と溶け込むようになり、ナディアはハマハマに恋するようになる。
グランディスをだました悪人ゴンザレスが村にやってきた。
ゴンザレスは当時お嬢様であったグランディスの全財産を奪った詐欺師だった。
ゴンザレスはナディアとグランディスを捕らえるがジャンたちの活躍により倒されてしまう。
しかし、ゴンザレスの件が解決したところでナディアはハマハマに失恋してしまう。
失恋の件で落ち込んでいるナディアをジャンたちは歌で励ますのであった。
ナディアたちはそのままタルソテス王国跡へと向かった。

ガーゴイルとの最終決戦(35~39話)

タルソテスにやってきたナディアたちだがそこでブルーウォーターが発動してしまう。
アトランティス人としての宿命に限界を感じたナディアは自ら命を絶とうとしたが、ジャンたちの静止によって事なきを得た。
しかし、空中戦艦が襲来してきてナディアはガーゴイルに連行されてしまう。
地下へ逃げたジャンはエレクトラとに救出され、そのまま地下遺跡へと連れていかれた。
そこにはニューノーチラス号が眠っており、ネモがいた。
ネモの存在を感じたガーゴイルは空中戦艦の兵器を使い、タルソテス王国ごと消滅させた。
その後、ガーゴイルはナディアに「人間自体がアトランティス人のしもべとして猿から進化させられた」事実を話した。
つまり人間は古代アトランティスの貴重な労働力として作られたのである。
そしてアトランティス人が愚かな過ちを繰り返す人間たちを正しく導くことの重要性を語ったのである。
ガーゴイルはパリに到着したのちに、ネオ皇帝を利用して全世界に宣戦布告をした。
ネモ船長はそれを阻止するためにニューノーチラスを発進させた。
ガーゴイルは世界中にバベルの光を浴びせようとするが、ニューノーチラスによって阻止されてしまう。
ニューノーチラスはそのままレッドノアと交戦するが、バリアやバベルの光によって苦戦を強いられる。
しかし、グラタンの活躍によりレッドノアに侵入することに成功する。
ネモとエレクトラ、ジャンの3人はそこでガーゴイルと会う。
ガーゴイルはすぐさま神前裁判を開き、判決の執行人としてナディアやネオ皇帝を呼んだ。
ナディアやネオ皇帝は洗脳装置によってガーゴイルの操り人形同然になっていた。
ネオ皇帝は13年前のタルソテス王国の滅亡の際に瀕死になっていたが、ガーゴイルの手で文字通り機械化した。
ガーゴイルは二人にネモを打たせ、彼を死の淵まで追い込んだ。
しかし、ニューノーチラスの攻撃によってネオの洗脳装置は破壊された。
ネオは人間の心を取り戻し、ナディアを救おうとする。
あと一歩のところでコードをガーゴイルに抜かれてしまい動けなくなってしまう。
しかし、ネオはガーゴイルに人の意志の力を見せ、見事にナディアの洗脳装置を破壊した。
ネオはナディアに「私は人とともに生きたかった」と言葉を残し、爆発していった。
ガーゴイルはナディアにレッドノアの再起動を要求するが、ナディアにことごとく拒否されてしまう。
しびれを切らしたガーゴイルは最期の手段としてジャンを死に至らしめた。
その直後、ガーゴイルはニューノーチラスの砲撃を受けてしまう。
ナディアはジャンを生き返らせようとブルーウォーターに祈りを込め、ブルーウォーターはナディアの願いに答えるかのようにその光を放った。
ぼろぼろになったガーゴイルはネモの「光の中ではアトランティス人しか生きられない」という忠告を聞かず、その光を止めようとした。
しかし、ブルーウォーターの光に触れることによって自分の体が塩になってしまったのである。
今まで自分のことをアトランティス人の末裔だと思っていたガーゴイルは、塩になったことで人間であることを知りそのまま朽ち果てていった。
その後、ナディア一行はレッドノアを脱出するがネモだけは残り、レッドノアとともに運命を共にした。
アトランティス人であることを捨て、人間と共に生きることを選んだナディアはジャンを生き返らせた。

『ふしぎの海のナディア』の名言・名セリフ

「素晴らしい。世界を再び我等に跪かす神の光だ。」

7話でガーゴイルがバベルの塔を発動した時のセリフ。
アトランティス至高主義のガーゴイルの思想が見事に表れている。
しかし、二度目のバベルの光発射で基地全体が消し飛ぶことになってしまう。

「私も人と共に生きたかった…。」

最後は爆発して死んでしまう。

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