ロックマン5 ブルースの罠!?（Rockman 5）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アルバート・W・ワイリー

通称「Dr.ワイリー」。
ロボット工学の世界では誰もが知る権威であるが、その才能はあまりにも独自性が強すぎ、周囲から十分に理解されないがゆえに、常にライト博士よりも下の評価にあった。
そのことに不満を抱き続けたDr.ワイリーは、人類に対する憎悪とロボットに対する愛情を強めていき、その野望は「ロボットによる世界征服」という結論に達する。

『ロックマン4』でロックマンに敗れて以降、消息を絶っていたが、ダークマンⅣをブルースに化けさせ、彼にライト博士を拉致させたうえで世界征服を実行しようとしていた。

しかし本物のブルースが介入したことで計画は失敗。ダークマンシリーズを倒したロックマンの前に現れて宣戦布告し、ワイリー城で待ち構える。
ワイリーステージ3では、巨大メカ「ワイリープレス」に乗ってロックマンに挑戦し、敗れると「ワイリーマシーン5号」、さらに「ワイリーカプセルⅡ」で勝負を挑んでくる。

ステージボス

「DWN」は「ドクターワイリーナンバーズ」の略。有賀ヒトシの漫画では「フィフスナンバーズ」と呼称されている。

グラビティーマン（DWN.033）

反重力研究所を占拠したロボットで、自らにも重力をコントロールできる能力「グラビティーホールド」が埋め込まれている。その能力を生かし、天井を歩くことが可能であるほか、ロックマンと自分の位置を入れ替えて攪乱してくる。一方で他の武装は連射が利かないバスターしか装備していないため、攻略は比較的楽。
有効な特殊武器は「スタークラッシュ」。

入手できる特殊武器「グラビティーホールド」は、重力を操作して、画面全体の敵を上空高く飛ばすことができる。ただし、敵からアイテムを入手することはできない。

ウェーブマン（DWN.034）

水質管理局を占拠したロボット。ロックマンの足元に強力な高圧の水柱「ウォーターウェーブ」を発生させ、同時にモリを放ち、さらにジャンプで突進するという連続攻撃を仕掛けてくる。
一方、中～遠距離対応の武器しかもっていないため接近戦に弱く、「チャージキック」が有効である。

入手できる特殊武器「ウォーターウェーブ」は、高圧の水によって3本の水柱を噴き上げる。この水柱は敵の弾を掻き消すこともできる。地形に沿って進んでいくが、壁に当たると消える。

ストーンマン（DWN.035）

体の大部分が岩石でできているロボット。かなりの重量をもつが、それとは裏腹に高いジャンプ力を持つ。着地した後は身体が崩れてしまうが、そのときには攻撃を受け付けない。回転して飛んでくる岩石「パワーストーン」を使って攻めてくる。
「ナパームボム」による攻撃が有効となる。

入手できる特殊武器「パワーストーン」は、回転しつつ別々の方向に飛ぶ3つの岩を発射する。岩は独特の軌道を描いてバラバラに飛んでいくので、遠くの敵には当てにくい。

ジャイロマン（DWN.036）

空中庭園を占拠したロボットで、背中のプロペラによって空を飛ぶことができる。雲に身を隠しつつ、プロペラを飛ばしてくる「ジャイロアタック」で攻撃してくる。
身体が軽いため「グラビティーホールド」の攻撃に弱い。雲の中にいてもこの武器ならダメージを与えられる。

入手できる特殊武器「ジャイロアタック」は、回転するプロペラを前方に発射する。方向キーを上下に押すことで、一度だけプロペラの軌道を変えることができる。

スターマン（DWN.037）

宇宙基地を管轄しているロボット。無重力空間を活かして軽快な動きでロックマンを翻弄し、星形のバリア「スタークラッシュ」を飛ばして攻撃してくる。「スタークラッシュ」展開中はロックマンの攻撃が通用しない。
着地した時に「ウォーターウェーブ」を当てると大ダメージを与えられる。

入手できる特殊武器「スタークラッシュ」は、星形のエネルギーを身体の周りに張り巡らせてバリアを形成する。バリアは発射することも可能。敵の弾や体当たりを受けると消滅する。

スターマンを倒すと同時に「スーパーアロー」を入手できる。壁に貼り付けて足場として使うことができるほか、攻撃手段にも使える。ワイリーマシーン5号の弱点武器でもある。