よんでますよ、アザゼルさん。(よんアザ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「よんでますよ、アザゼルさん。」とは久保保久による漫画、及び漫画を原作にしたProduction I.G製作のアニメ作品。可愛らしい絵柄とは裏腹に過激な下ネタとグロテスクな描写があるブラックコメディ。ある日、芥辺探偵事務所でアルバイトをしていた佐隈りん子は、雇用主である芥辺が悪魔探偵だと知る。呼び出された悪魔は主人公アザゼルであった。

ミカエル、ウリエル、ガブリエル、ラファエル

CV:ゆきじ(ミカエル)、甲斐田裕子(ウリエル)、福島亜美(ガブリエル)、雨蘭咲木子(ラファエル)

最高位レベルの大天使の4人。
神の言葉に賛同する忠実な部下。

サリエル

CV:草尾毅

東京都渋谷区・新宿区管轄の天使。
自分には崇高な使命があるからと、目の前で女の子が痴漢されていても無視をし(ちなみにこの女の子は佐隈が助けた)、悪い事にも目を瞑る。
頭の中では人間を見下し大口を叩いているが、面と向かっては何も言えない。
悪魔使いの気配を感じ、佐隈の入るバーで飲んでいたところ、偶然にモロクのグリモアを手に入れモロクを消滅させた。
その後天使の階級が上がり、アンダインとの勝負で性欲を断ち切るために素手でアレを引きちぎり去勢し、さらに階級が上がり大天使になった。

ゼルエルたける

CV:藤原啓治

山を愛する自称アルピニストの天使。
しかし山に落ちているゴミを拾うというような奉仕の気持ちは無い。
200年間を登山に浪費し、グリモアの回収期限が迫っていたところ、佐隈のコスプレ写真と一緒に映るベルゼブブを発見する。
事務所を突き止めてベルゼブブのグリモアを奪おうとするが、芥辺の結界で入れず、さらに芥辺本人に見つかりボコボコにされる。
大家を説得しグリモアを盗んでくるように言うが、大家は佐隈が受け取らなかった300万をゼルエルにあげた。
ゼルエルはこれをグリモアだと勘違いし持って帰り、神の怒りを買い天使の輪と羽とを奪われ堕天させられた。
この件を境に芥辺は事務所を移転した。
ゼルエルの母親は帰ってこない息子を待っているのだった。

天野ガギエル

CV:逢坂良太

最下級の天使。
佐隈の通う早瀬田大学に潜入しており、学校では孤立している。
同級生に数合わせで誘われた合コンで佐隈とアンダインに出会う。
アンダインが悪魔で、佐隈が悪魔使いだと分かり二人に近づこうとし、アンダインをデートに誘う。
自分の事を好きだと思ったアンダインにキスをされ、天使の禁忌を破り堕天させられた。

『よんでますよ、アザゼルさん。』の用語

悪魔

魔界に住む住人。
悪魔達には種族が存在し、グリモアで呼び出されるのはその種族の代表となる。
例えばアザゼルのグリモアではアザゼル族代表の「アザゼル篤史」が召喚できる。
モロクのようにグリモアが天使に奪われ、代表のモロクとそのグリモアが消滅してしまうと、次のグリモアが復活するまではモロクは呼び出せない(他の悪魔の召喚で付いてくる事はある様子)。
悪魔の生活は人間界と大体同じで、義務教育があり学校へ行く。悪魔同士に交流がありメールや電話のやり取りをするシーンもある。
また悪魔は契約者には害になる能力は使う事は出来ない。
悪魔を見る事が出来るのは悪魔使いの才能を持つものだけだが、悪魔は自分の意思で一般人に見えるようにすることも出来る。

悪魔使い

悪魔と契約した人間。
悪魔は複数の人間と契約する事も可能であり、呼び出した人間意外とも契約は可能。
佐隈のように才能があるものも居れば、岡田のように偶然で呼び出せてしまった物も居る。

グリモア

1人の悪魔に対して1つのグリモアが存在する。
グリモアには対象の悪魔の召喚方法から業務内容にプライベートな事まで何でも書いてあり、悪魔の弱味を握る事が出来る。
悪魔がグリモアに触ると、全身から血が噴出したり突如体が捩れたりなど超常現象的な罰が下るため、触る事は出来ない。
グリモアには悪魔を修復する能力もあり、対象の悪魔が木っ端微塵になったとしてもすぐ元通りにする事が出来る。
しかしグリモアを天使に回収されるとグリモアが消滅し、悪魔も消滅してしまう。
グリモアには悪魔と悪魔使いのルールも記載されており、これが守られないと悪魔使いにも罰が下る。
例えば生贄をあげなかったり(悪魔がそれを受け取らなかったり)、グリモアを紛失してしまったり、グリモアを破いたりすると罰が下る。
実際にこれで岡田はトカゲ、セーヤはカマキリになり元通りに戻れなくなり、佐隈は牛やパンダになりかけた。
契約者同士の同意がある場合は悪魔とグリモアの貸し借りが可能となる。

生贄(イケニエ)

悪魔を召還した時に捧げる供物。
何をあげればいいのかはグリモアに記載されており、呼び出した人間にとっても価値のあるものでなくてはならない。
しかし芥辺は豚足やプラモの足など価値の無いものもあげている。
さらにベルゼブブのように佐隈の手作りのカレーを好んで生贄にしている悪魔もいるため、契約者と悪魔の関係性によって差はあるようだ。
生贄を受け取らなくても弁済能力の無い悪魔がそれを破壊した場合は「受け取った」と認められることもある。
またアンダインのように「好き」という言葉を求めた時は、後からこれを否定すると罰が下る。
罰の内容は、人間がその悪魔(サラマンダーならトカゲ、モロクなら牛)と同じ動物の姿に変えられ、完全にその動物になってしまう。

ソロモンリング

悪魔達を弱体化させる術。出典元は「ソロモンの指輪」の伝説。
この術が掛かると三頭身のマスコット姿になってしまい、知能や能力も下がる。
この術を解き元の姿にする事も可能。

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