Superfly(スーパーフライ)とは【徹底解説まとめ】

Superflyは日本の音楽ユニット。
元々は2人からなる音楽ユニットだったが、もう一人のメンバーが脱退したことで、越智志帆一人での活動を続けている。
小柄で華奢な体形であるにもかかわらず、パワフルな歌声と愛のある歌詞で多くの人の心を惹きつけている。音楽のみならずファッションでも注目されるなど、多方面で活躍している。

Superflyの概要

デビュー前

スーパーフライの元メンバーである多保孝一と現メンバーである越智志帆はお互い愛媛県の出身である。

松山大学の軽音楽サークルで一緒だった二人はフィソガー5というコピーバンドを結成することになり、フィンガー5や忌野清志郎、ローリング・ストーンズやマドンナなど多種多様な楽曲のコピーバンドをやっていた。

その後、多保が大学のサークル内で「Superfly」を結成。最初は多保がボーカルを務めていたが、越智がバンドに加入するようになると、多保に代わって彼女がボーカルを務めるようになった。

そのバンドではブルースを基礎としたオリジナル楽曲を演奏しており、現在のスーパーフライの原型となった。

しかし音楽性などが理解されずメンバーの入れ替わりが激しかったようだ。
新しくメンバーを見つけることもできず、2人は東京でのライブ出演をきっかけに上京し東京での活動を始める。

東京ではライブ活動をする予定であったが東京でもなかなかメンバーを見つけることはできず、でも音源をレコード会社や芸能事務所に送っていた。
そしてその音源がきっかけでメジャーデビューすることが決まる。

デビュー後

デビュー後はテレビ出演が決まるなど順調な活動が続くと思われたが、メジャーデビューから7か月後にギターの多保孝一がスーパーフライから脱退することが発表される。

理由は多保がアレンジャーなどの裏方の仕事に専念するためということであった。
多保の脱退をきっかけに越智一人でのスーパーフライとしての活動が始まることになる。

デビュー後すぐにメンバーの脱退というハプニングがあったものの、スーパーフライの人気や活動が止まることはなく、多くのファンにスーパーフライの音楽を届け続けている。

バンド名の由来

バンド名の由来は、カーティス・メイフィールドの「Superfly」という曲を歌う映像に衝撃を受けた多保が決めた。
越智の加入前にはバンド名はすでに決まっていたようだ。

人物

越智志帆

ボーカル。
身長153センチとは思えない、その華奢な体から発せられるパワフルな歌声が素晴らしく、日本の音楽シーンにおいて極めてまれな声量を誇るシンガーである。
多くの楽曲の作詞を担当しており、同じ世代の女性を中心に共感を呼んでいる。

中学の時に合唱コンクールで歌ったことをきっかけに、人前で歌うことが好きになった。
高校3年生の時に本格的に音楽活動を始め、バンドを結成し自身はボーカルを務めていた。

高校生のころまでは主にポップスが好きでよく聴いていたが、大学で出会った多保の影響でロックが好きになり、その後自身の音楽性にも影響を与えることになる。

多保孝一

ギター。
スーパーフライの多くの楽曲を担当している。
デビューからわずか7か月後に脱退するも、アレンジャーとして2014年までスーパーフライの活動を裏方で支えた。

越智からは多保先生と呼ばれており、洋楽クラシックやロックに対する造詣が深い。
彼の作る作品は、Jポップとそれら洋楽との融合で生まれたと思われるものが多く、親しみやすさの中に深い音楽性を示している。

オリジナルアルバム

Superfly

01.Hi-Five
02.マニフェスト
03.1969
04.愛をこめて花束を
05.Ain't No Crybaby
06.Oh My Precious Time
07.バンクーバー
08.i spy i spy
09.嘘とロマンス
10.愛と感謝
11.ハロー・ハロー
12.Last Love Song
13.I Remember

1作目のアルバム。
アメリカン・ルーツロックを中心とした楽曲で構成されている。
オリコンのアルバムチャートでデビュー作にして初登場1位となり、彼女の魅力を知らしめることになった。

Box Emotions

01.Alright!!
02.How Do I Survive?
03.Searching
04.My Best Of My Life
05.恋する瞳は美しい
06.やさしい気持ちで
07.誕生
08.Bad Girl
09.See You
10.春のまぼろし
11.アイデンティティの行方
12.Hanky Panky
13.愛に抱かれて

2作目のアルバム。
シンセサイザーを大胆に取り入れることで前作とは違ったスーパーフライの魅力を放っているアルバム。
春のまぼろしは演歌のような歌詞になっているのが面白い。

Mind Travel

01. Rollin' Days
02. Beep!!
03. Fly To The Moon
04. タマシイレボリューション(Extended ver.)
05. Eyes On Me
06. Deep-sea Fish Orchestra
07. Secret Garden
08. Sunshine Sunshine
09. Morris
10. Wildflower
11. Free Planet
12. 悪夢とロックンロール
13. Only You
14. Ah

3作目のアルバム。
「タマシイレボリューション」はアルバム特別バージョンとなっている。
パワフルな歌声で聴かせる「タマシイレボリューション」と「Secret Garden」などの軽快な楽曲で柔と剛のバランスが取れたアルバムだ。

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