れでぃ×ばと!(上月司)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『れでぃ×ばと!』(Ladies versus Butlers!)は、上月司によるライトノベルおよびそれを元にした漫画・アニメ・ドラマCD作品。出会う女子みんなとフラグを建てるヤンキー執事の物語である。
主人公・日野秋晴は超名門高校・白麗陵学院に新設された従育科コースに編入するが、ヤンキー風な外見によって初日から他の生徒の誤解を受けてしまう。こうして秋晴の波乱の学院生活が始まるのであった。

『れでぃ×ばと!』の用語解説

上育科

上流家庭の人々が集う学科。日本の令嬢だけでなく他国の貴族、王女など上流階級の人間が勢ぞろいしている。

従育科

メイドや執事を養成するための学科。

『れでぃ×ばと!』の名シーン・名場面

描きたくなければ描かなくてもいいんだ

第3話で周囲からのプレッシャーで絵が描けなくなったみみなへ秋晴がそれとなく助言をするシーンでのセリフである。
秋晴の本当にみみなを気遣うセリフからは秋晴の人の良さが滲み出ている。それまでの自分に次の絵を催促する上部だけの気遣いではなく、本当の優しさからの言葉で、みみなは秋晴に好意を寄せるようになる。

それが名家を背負うということです

第8話で秋晴がフレイムハート邸を訪れた時のセルニアのセリフ。
秋晴にフレイムハート家に生まれたものとしての自身の役目や義務をセルニアが語るシーンでの言葉。セルニアの貴族としてのあり方に秋晴は感心することになる。

あの頃の俺はお前のお嫁さんになりたかったんだろうな

第9話で秋晴が朋美とのデートの最後に言ったセリフ。
朋美に秋晴が小学生の時、「大きくなったらお嫁さんになる」という内容の作文を書いたことを掘り返される。朋美は誰のお嫁さんになりたかったのか秋晴に尋ねると秋晴は『あの頃の俺はお前のお嫁さんになりたかったんだろうな』と語る。このことをきっかけに朋美は自身の秋晴に対する気持ちに確信を持つ。

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