幽☆遊☆白書(幽遊白書・幽白)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『幽☆遊☆白書』とは、集英社『週刊少年ジャンプ』にて1990年から1994年にかけて連載された冨樫義博によるバトル漫画。1992年からスタジオぴえろによってTVアニメ化され、当時人気を博した。不良少年浦飯幽助は子供をかばって事故死した事をきっかけに霊界探偵となり、師匠・玄海師範の修行を受け、桑原和真、蔵馬、飛影と共に妖怪たちと戦い心身ともに強くなって行く。

『幽☆遊☆白書』の概要

『幽☆遊☆白書』とは、冨樫義博による漫画作品。
1990年から1994年にかけて週刊少年ジャンプで連載されたバトル漫画。
ジャンプ・コミックス単行本全19巻、完全版全15巻、廉価版全9巻、文庫版全12巻、コンビニコミックス版全9巻が発刊済み。
1992年から1995年にかけてスタジオぴえろによって全112話のTVアニメが制作・放送。
1993年には劇場版『幽☆遊☆白書』、1994年には『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』が公開された。
本作は、『ドラゴンボール』『スラムダンク』などと並び週刊少年ジャンプ黄金期を飾る作品。
「蔵馬」や「飛影」などのキャラクターが女性に受け、連載・アニメ放送当時に絶大な女性人気を集めた。
かねてよりの持病悪化や似た内容の繰り返しになることを危惧した作者のモチベーション低下により連載を終了した。
2017年にテレビアニメ開始から25周年を向かえ、記念サイトを立ち上げた。
コラボカフェ・グッズ販売・スマートフォンゲームの発表・他スマホゲームとのコラボなど活動を活発化する。
さらに2018年にはBlu-rayBOX全4枚を発売し、ボックスには新作アニメーションが収録。
同年に暗黒武術会編までのベストセレクションを再放送。

ある日、道路に飛び出した子どもをかばい事故死してしまった不良少年「浦飯幽助」は、霊界の特例として与えられた試練を乗り越え、現世へと復活する。
その後、霊界探偵として人間界で悪事を働く妖怪を取り締まるうちに、幽助は大きな戦いへと巻き込まれていく。

『幽☆遊☆白書』のあらすじ・ストーリー

霊界探偵編

皿屋敷中学校2年・14歳「浦飯幽助」は、不良少年として学校内外を問わず悪名を響かせていたが、ある日、道路に飛び出した子どもを助けようとして命を落とす。
その行動は死を司る霊界でも予定外であり、極楽にも地獄にも行き先が無い幽助は、霊界から生き返るための試練を受けるチャンスを閻魔大王の息子「コエンマ」から与えられる。
試練の内容は、人の心から発するエネルギーに影響を受けて成長する霊界獣の卵を育てることであった。
三途の川の水先案内人「ぼたん」と共に現世の悩みを抱える人間や成仏できない霊魂と関わる中で、幽助は粗野ながらもひたむきに人々を勇気づけていく。
そして、幽助をライバル視する腐れ縁の「桑原和真」、口喧嘩をしながらも幽助を気遣う幼馴染「雪村螢子」らの献身もあり幽助は無事復活を遂げる。
長く体と魂を分離させていると戻れなくなってしまうという体と魂の関係から、幽助の復活時期は早まり、霊界獣の卵が羽化する前に幽助が復活したため、卵はコエンマが預かった。

元の身体に戻った幽助は、人間界で悪事を働く妖怪たちが関わる事件を解決する「霊界探偵」としての使命を与えられる。
幽助は霊界の探偵七つ道具と死からの復活により高まった「霊力」を駆使し、霊界の秘宝を盗み出した妖怪盗賊「蔵馬」「飛影」「剛鬼」を捕らえた。
さらに桑原と共に、霊力を駆使して戦う武術・霊光波動拳の師範である「幻海」の奥義を奪おうと目論む妖怪「乱童」を退治する。
そんな中、「朱雀」「青龍」「白虎」「玄武」ら『四聖獣』と呼ばれる妖怪を中心とした犯罪組織・妖魔街の住民たちが、霊界に対して人間界への移住権を要求してくる。
四聖獣は人間界に『人々の破壊・暴力・殺害衝動を強制的に引き起こす』とされる寄生虫を放ち脅迫を行った。
霊能力を高めた幽助と桑原は、かつての敵だった蔵馬・飛影の協力を得て四聖獣らを撃破し、リーダー・朱雀の持つ寄生虫を支配する虫笛を破壊した。
妖怪には霊界がE級~S級までのランク付けがされており、低級とされているのがE~D級、C~B級が中級、そして霊界が手出しできないとされているのがA~S級である。
幽助たちが漸く倒した朱雀たちはランク的には低い低級の部類に入る。

幽助らの名前は人間界に潜む妖怪らに少しずつ広まっていき、幽助たちは自らの名を上げようと奮起する妖怪らに襲われる日々を過ごすこととなる。
次に幽助に与えられた任務は、BBCと呼ばれる賭博団体のメンバーの一人「垂金権造」によって監禁された妖怪の少女で飛影の双子の妹「雪菜」を救出することだった。
雪菜の顔を見た桑原は雪菜に一目惚れしてしまい、幽助と一緒に雪菜救出に向かう。
垂金によって雇われた傭兵らを次々と倒していった幽助と桑原は、最後に立ちはだかった垂金が雇った闇ブローカー「戸愚呂兄弟」を激しい死闘の果てに撃破、無事に雪菜を救い出した。

暗黒武術会編

霊界からの司令が一段落し、日常を取り戻した幽助の前に現れたのは、垂金邸で心臓を突き刺したはずの戸愚呂兄弟の弟(通称:戸愚呂弟)だった。
彼は闇の世界で暗躍する最強の実力者たちによって行われるチームトーナメント『暗黒武術会』に幽助たちを招待する。
垂金邸での戦いはBBCのメンバーで、戸愚呂兄弟の本当の雇い主「左京」により操作された前哨戦に過ぎなかった。
左京はかねてより幽助たちの名声を聞いており、武勇で優劣をつける武術界という最上の環境で戸愚呂兄弟に幽助を殺させる算段を整えていた。
幽助は桑原・蔵馬・飛影、そして霊能力のスペシャリスト「幻海」を助っ人に加えトーナメントに挑むことになった。

暗黒武術会には毎回ゲストとして、闇の世界に深く関わり裏社会にとって邪魔となる人間が強制的にエントリーされることになっている。
優勝した者はどんなものでも望むものを手に入れる事ができるが、負ければ死が決まっており、生き残るすべは勝ち残る以外にない。
戦いを心から楽しむ実力派揃いの「六遊怪チーム」、人間を装置によって操り殺人兵器を作ろうと目論む「Dr.イチガキチーム」、大会の陰謀により幽助たちは2対5のゲスト不利な戦いを強いられた「魔性使いチーム」、数々の闇アイテムを使いこなす「裏御伽チーム」を撃破した幽助たちは幾度もの苦戦を強いられながらも決勝戦へと進む。
その相手は危なげなく完全勝利を続けた「戸愚呂チーム」だった。
魔性使いチームとの戦いの直後にコエンマが預かっていた幽助の霊界獣の卵が孵化し、幽助の分身のような存在の獣「プー」が生まれた。
決勝戦を前に、幽助は規格外の能力を持つ戸愚呂弟を超えるため、幻海の持つ莫大な霊気を継承した。
実は幻海は50年前、人間だった戸愚呂弟と共にゲストとして暗黒武術会に参加していた。
強さを求める戸愚呂弟は優勝の報酬として人間の身体を捨てて妖怪となった。
戸愚呂弟は強い者と戦うことだけが生きがいとなっていた。
戸愚呂弟は老いた幻海が霊気を継承したことを確認すると、怒りによって幽助の潜在能力を引き出すため幽助の目の前で幻海を殺める。

決勝戦、飛影は「武威」と戦い勝利、蔵馬は「鴉」と戦い敗北、桑原は「戸愚呂兄」と戦い勝利する。
そして戸愚呂弟と幽助の勝負が始まり、今まで抑えていた能力を全て開放した戸愚呂弟は、観客・そして幽助の応援に来ていた仲間たちを人質に取りさらに幽助の力を高める。
かつてない緊張感の中での戦いに奮い立つ戸愚呂弟を、人々を守るため全身全霊を込めた幽助の一撃が貫いた。
戸愚呂チームを率いる左京は戦闘能力を持たないため会場ごと爆破して自害し、浦飯チームの優勝が決まった。
優勝の報酬として幻海の生命は救われ、再び幽助たちに日常が戻ったのだった。
戸愚呂弟は霊界裁判で悪人以外を殺さなかった(幻海以外)ことや、格闘家としての活躍が評価されて軽い地獄へ行くことが決まったが、本人の希望で最も過酷な地獄・冥獄界へ行く事になった。
冥獄界へ行く前に特別に幻海と再開し、幽助に自分と同じ道を歩ませないよう言い、世話ばかりかけたことを謝り冥獄界へ向かった。

魔界の扉編

霊界から幽助に、魔界と人間界をつなぐ界境トンネルが広がっているとの知らせがあった。
トンネルが完全に開ききれば、戸愚呂兄弟を容易に超える能力を持つ妖怪たちが人間界を自由に行き来できるようになってしまう。
黒幕はかつて幽助と同じ霊界探偵であった「仙水忍」という男であった。
仙水は純粋で強い正義感を持った青年であったが、霊界探偵を務める内に妖怪をいたぶって楽しむ残酷な人間たちを目撃し、人間の持つ醜悪さに絶望してしまったのだ。
トンネルの影響により不思議な能力に目覚める人間が多発しているという蟲寄市へと向かう幽助たち。
能力者の高校生「城戸亜沙斗」「海藤優」「柳沢光成」と出会い、彼らと共に情報収集をしつつ、仙水からの刺客「神谷実」「御手洗清志」を退けていく。
御手洗との戦いから、人間界と魔界を繋ぐ「界境トンネル」を開く最後の鍵である能力「次元刀」を桑原が秘めている判明し、桑原は仙水によって攫われてしまう。
幽助は桑原を追いながら、仙水からの刺客「刃霧要」と戦い、そこで暗黒武術大会以降姿を見せていなかった飛影と再会する。
敵の本拠地である蟲寄市郊外・入魔洞窟に辿り着いた幽助・蔵馬・飛影・海藤・柳沢・幻海は、洞窟の入り口で仙水からの刺客「天沼月人」と戦い勝利する。
幽助・飛影・蔵馬は仙水のいる場所へ進み、仙水からの刺客「巻原定男」と戦う。
その戦いの中で巻原は戸愚呂兄へと姿を変えた。
巻原は食べた人間の能力を手に入れる能力を持っていたが、戸愚呂兄を食べたため内側から侵食され、既に意識は戸愚呂兄のものになっていた。
それを見抜いた蔵馬によって暴かれ、戸愚呂兄は蔵馬が巻原の体に植えた邪念樹という種により永遠に悪夢を見続けることになった。
仙水のパートナー「樹」は、次元を自由に移動出来る能力「影ノ手」によって飛影・蔵馬そして桑原を「裏男」という樹のペットの体内に閉じ込め、幽助は仙水の1対1の戦いを強いた。
上半身を攻撃に転ずるための防御に使い、破壊力のある足蹴りを主体に戦う仙水の「霊光裂蹴拳」は、真っ向からの拳での戦いを挑む幽助にとって非常に不利な相手だった。
後から辿り着いたコエンマは、かつて霊界探偵をさせ仙水の人生を歪めてしまった贖罪として、常に自分と共に合ったおしゃぶり「魔封環」の力を使って仙水を止めようと試みる。しかし幻海すら持ち得なかった究極の闘気「聖光気」を仙水が操り失敗してしまった。
幽助は苦戦を強いられ続け、仙水によって心臓を貫かれ倒れる。
一部始終を見ていた桑原は、幽助を助けようとする衝動で霊力が高まり次元刀を出し、裏男を斬って体内から脱出する。
だがもう幽助の心臓は止まっており、蔵馬・飛影・桑原はこのまま幽助の弔い合戦をすると決める。
仙水は聖光気を纏った状態で界境トンネルの結界を通りぬけ、自分を倒したければ結界を切ってこちらに来いと挑発する。
桑原はその挑発を受け入れ次元刀で結界を斬り、一同は仙水の望み通り魔界へと行った。
しかし心臓が止まっていた幽助は突如立ち上がり、復活する。
実は幽助は隔世遺伝により魔族の血を濃く受け継いでおり、仙水との戦いで死んだ事によりそれが発覚し魔族として覚醒したのであった。
この影響で幽助と共に成長するプーも大きな鳥の姿に成長し、魔族になった幽助を危険視した霊界の使者たちから幽助を守った。
強大な妖気を手に入れた幽助は、プー・コエンマと共に魔界へ行き、蔵馬たちと再会。
幽助は仙水との戦いを続行するが、戦い続ける中で突如何者かによって身体を乗っ取られてしまう。
乗っ取られた幽助は普段とは段違いのパワーを発揮し、仙水は一方的に幽助に屠られる。
次に幽助が意識を取り戻したとき、既に仙水は意識の無い幽助の手によって倒れた後だった。
樹はコエンマたちに仙水の亡骸を触れさせず、仙水の死んでも霊界には行きたくないという遺言を伝え、これからは二人っきりで静かに過ごしたいと言い裏男の中に消えていった。

魔界統一トーナメント編

仙水との戦いが終わり、退屈な日々を過ごしていた幽助の元に、魔界からの使者「北神」「東王」「西山」「南海」が現れる。
彼らの背後にいたのは仙水との戦いで幽助を操った張本人であり幽助の先祖で、魔族としての幽助の父である妖怪「雷禅」だった。
秩序のない混沌とした世界である魔界では、500年前から「雷禅」「軀」「黄泉」の3人が統治する国によって棲み分けがなされ、非常に危ういながらもバランスが取られていた。
しかし3すくみの中の1人である雷禅が死の淵に立たされていた。
北神たちは幽助に雷禅の事を知らせ、雷禅の息子である幽助と雷禅と会わせるため幽助に魔界に来いと言う。
幽助は仙水との闘いに横槍を入れられたケジメをつけるために魔界へ向かう事を決める。
幽助は螢子に事情を説明し、3年以内に必ず人間界に戻ってくること、そして帰ってきたら結婚してほしいとプロポーズをする。
幽助が魔界へと向かう最中、蔵馬の元には黄泉・飛影の元には軀の使者が訪れ、二人はそれぞれの部下としてスカウトされていた。

幽助は仙水との戦いに水を差した雷禅に、会うやいなや戦いを申し込む。
雷禅は食人鬼であるが人間を喰う事を止めており、栄養失調や空腹により死にかけていた。
それでも凄まじい力を持つ雷禅に敗北を喫した幽助は、雷禅を超えることを当面の目標とし、魔界で修行を繰り返し雷禅への挑戦を続ける。
1年が経過し、ついに雷禅の命は尽きようとしていた。
雷禅は大昔に人間の女に惚れて以来、700年も人間を喰う事を止めていたのであった。
そして雷禅は幽助にその惚れた女性の話をしながら、幽助の眼前でその命を終えた。
幽助は雷禅の遺志を継ぎ、軀・黄泉との戦いへと参戦することとなり、黄泉・軀の出方を待つことなく行動を起こす。
幽助の提案はシンプルで、一個人として魔界全体でケンカをして最強の一人を決めるトーナメントを開催し、その勝者に魔界を委ねるというものだった。
策略を捨ててシンプルに自らの力を試すという幽助の提案に高揚感を覚えた黄泉・軀は国家を解散し、トーナメントへの出場を決める。
トーナメント参加者は6272名。
蔵馬と飛影、そして暗黒武術会で幽助と熾烈な争いを繰り広げた妖怪「酎」「鈴駒」「凍矢」「陣」「美しい魔闘家鈴木」「死々若丸」も参加することになった。
酎たち六人は蔵馬の誘いから幻海の指導を受け、暗黒武術会の時よりもパワーアップし全員S級妖怪まで成長していた。

トーナメントが開始し、各々強敵たちを戦っていく。
幽助の力は黄泉と軀に劣っており、誰もが黄泉と軀の一騎打ちになると考えていたものの、奇妙な興奮と期待感に魔界が包まれていた。
本戦3回戦、幽助は黄泉との60時間の戦いの末に敗れる。
しかし、その疲労もあってか黄泉はその後雷禅の旧友「孤光」に敗北。
軀は精神状態によって強さが左右され、穏やかな戦いの場では本来の実力が出し切れず、雷禅の旧友「煙鬼」に敗北してしまう。
結果、第一回の魔界統一トーナメントの優勝者は煙鬼となった。
チャンピオンとして君臨した煙鬼は「人間界に迷惑をかけないこと」という法律を決めた。
各自は平穏を取り戻し、3年後の第2回目のトーナメントへ向けて修行を始めた。
幽助は人間界に戻り螢子との再会を果たし、蔵馬や飛影たちもそれぞれの日常に戻っていった。

その後

幽助は探偵業を復活させ、桑原は進学する。蔵馬は中小企業に就職し、飛影は軀の所で魔界に迷い込んだ人間を助ける役割を担っていた。
霊界では閻魔大王が人間界で起こした妖怪の事件を水増し、悪さをする妖怪を取り締まるという名目で人間界を霊界の領土として扱おうとしていた事をコエンマに告発される。
この事に加えて魔界は煙鬼によって人間に迷惑をかけないというルールが作られ、殆どの妖怪がそれを守っているため、霊界は界境トンネルにある結界を解いた。
しかし結界を無くした事に反感を覚える霊界人によるクーデターが起こり、霊界では立てこもり事件が起こる。
幽助はその事件解決のために借り出され、クーデター犯たちを倒し、彼らの作った爆弾解除を一人買って出た。
爆弾は最後に赤と青の銅線どちらかを切る事で解除できる仕掛けであった。
どちらを切って良いか迷っていると、プーが現れた。
プーは突然喋り出し、幽助を励ます。
その声は玄海のものだった。
コエンマも幽助から見えない影で待機しており、幽助と運命を共にする覚悟でいた。
幽助が選んだのは螢子の好きな色の青で、見事爆弾解除に成功した。

その後、(原作版では)玄海が亡くなり幽助たちは葬式を開き、幽助・桑原・蔵馬・螢子・静流・雪菜などのメンバー一同が集まった。
プーに玄海が憑依していたのは、死の間際にいたからであった。
玄海は「自宅周辺の広大な山林を人間と妖怪が共存できるような場所にしてほしい」という遺言を残していた。
葬式後に一同は海へ行き、海水を掛け合って遊び、物語は静かに終わりを迎えた。

『幽☆遊☆白書』の主な登場人物・キャラクター

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主要キャラクター

浦飯 幽助(うらめし ゆうすけ)

CV : 佐々木望

本作の主人公。皿屋敷中学校2年生の14歳。
未成年でありながら喫煙・飲酒・パチンコを嗜み、喧嘩早く短気で、学校に行かず頭も悪い、絵に書いたような不良少年として近所では有名な存在。
しかしある日、子どもを助けて交通事故にあって死亡してしまう。
コエンマから「霊界獣の卵を育てる」という試練を与えられる。
本来は卵が孵化してから復活するはずだったが、肉体と体が長く分離した状態だと元に戻れ亡くなってしまうため、コエンマから急遽「幽助が復活する事を知っている人間から24時間以内に口移しで生命エネルギーを貰わなければならない」という条件を出された。
幽助に口移しを行う事で幽助を救う夢を見た螢子が、口移しを行ったため幽助は無事復活する事ができた。
その後、霊界探偵となり人間界で悪さをする妖怪を退治する任務を任される。
必殺技は霊気を収束させて撃ち抜く『霊丸』。序盤では霊丸は一日一回が限度だったが、幽助が成長していくと威力と限度も上がっていく。
事故死前は敵が多く人望もなく交友関係は狭かったが、復活後は幽助が戦ったり助けたキャラクター達と交流を広げていく。
特に復活後からは気の良い性格が描かれ、破天荒で一本気のある所などが蔵馬・飛影などの数々のキャラクターを惹き付ける。
しかし事故死の原因も子供を救った事にあり、復活の試練でも多くの人を助けたことなどから、元々幽助は困っている人をほおって置けない性格でもある。
桑原とは事故死前からの知り合いで、桑原が一方的にライバル視し勝負を挑み幽助に叩きのめされていた。
しかし桑原に霊感があったことや幽助の死を悲しんでいた事などから腐れ縁になり、お互いに友情を感じるようになっていく。
格闘好きで、憎しみやビジネスではなく心から戦うことを楽しむ傾向があり、対戦者や観戦者にも影響を与えていく。
元々喧嘩三昧の生活をしていたため、戦闘能力は高く、幻海の弟子になってからは二回の修行を経て霊光波動拳の正式継承者となる。
魔界の扉編にて仙水に殺された事で、魔族の子孫であることが発覚し、魔族として覚醒する。
遺伝子上の父親は魔界で非常に強い存在だった雷禅で、雷禅と人間の食脱薬師の女性との間に魔族大隔世(長い年月を経て、何世代も後の子孫に魔族としての遺伝子が誕生する)で出来た子供。
最初の事故死で魔族に覚醒しなかったのは、覚醒に見合うだけの力が足りなかったため。
覚醒時は髪の毛が伸び、体に刺青のような模様が浮かぶ。原作では初覚醒の一回だけこの姿になり、アニメでは黄泉と戦うときにも同じ姿になった。
伸びた髪の毛は蔵馬に切ってもらった。
仙水との戦いの中で体を雷禅に乗っ取られ、仙水とちゃんと戦えなかった事に腹を立てる。
一度人間界に帰るが、魔族になったことにより霊界側からは危険視され、霊界探偵を解雇され、霊界に命を狙われる身となる。
その後魔界へ行き雷禅と対面し、雷禅を越えるために修行をする。
雷禅は長く人間を食べなかったため餓死してしまい、魔界の均衡が崩れそうになるが、幽助がトーナメントを提案・開催し、魔界のあり方が変えていく。
トーナメントでは黄泉と長時間に渡る戦いを行い敗北。その後人間界に戻るが、またトーナメントに出て魔界の頂点を目指す。

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桑原 和真(くわばら かずま)

CV : 千葉繁

幽助のケンカ仲間であり腐れ縁。本作のムードメーカー的な存在。
単純だが義理人情に厚く仲間思いで、一方的な暴力は振るわず万引きやカツアゲなどの犯罪もしない主義。
アニメでは原作よりも軽めの性格で、「漢、桑原~!」と口上を言う事が多い。
不良仲間の大久保・桐島・沢村の3人組が親友。
数匹の猫を飼っており、不良にさらわれた猫の永吉を助けるため我を忘れる溺愛ぶりを見せる。
幽助とはライバル関係とされているが、桑原が一方的に絡み叩きのめされ、一話の時点で0勝156敗。
幽助に永吉を助けてもらった事や、幽助の復活に一役買った事など、幽助復活前から出番が多くあり、幽助が霊界探偵になった後も幽助の相棒的な立場として登場。
生まれつき霊感が高く、金縛りにあったり、ジャンケンが強いなどの傾向があった。
幻海に霊感の事を相談しに行き、成り行きで霊光波動拳門下生選考会に出て、武蔵との戦いで霊気の剣『霊剣』を操るようになる。
初めは武蔵の持っていた木刀から剣を生成していたが、パワーアップしていくうちに媒介を必要としなくなる。
次第に霊剣の使い方を覚えて行き、曲がったり伸びたり巨大化させたりなどの応用がきくようになる。
仙水編では仙水たちの求めていた能力「次元刀」の持ち主である事が分かり、攫われてしまう。
また霊力の高さからか他人の意識が流れ込むこともあり、捕らわれた雪菜の過去やドクターイチガキチームの戦士たちの事が流れ込み、彼らを救う。
蔵馬に対しては初めはいけ好かないと思っていたがすぐに打ち解け、良好な仲を築いている。
飛影とは初めから犬猿の仲で、顔を合わせれば憎まれ口を叩き合ったりしているが、お互いにお互いを認め合ってもいる。
雪菜に一目惚れし、雪菜を救う作戦に参加し、その後も一途に雪菜を守ろうとしている。
雪菜はまだ恋が分からないため桑原との恋愛的な発展はないが、桑原を友人として好ましいとは思っている。
桑原は雪菜救出作戦の際に届けられたコエンマからのビデオを最後まで見なかったため、雪菜が飛影の妹である事は知らず、幽助たちからも良かれと思って隠されている。
主要キャラの中で一番顔が良くないとされており、飛影からは「つぶれた顔」、死々若丸からは「失敗ヅラ」と呼ばれ、ルックスの悪さが公式でネタにされている。
戦闘力では色々な作戦を立てて勝利もするが能力の差で負けることも多々ある。
しかし幽助に叩きのめされ続けてきたからか耐久力は高く、戸愚呂に左胸を刺された際も生還。
このことを飛影は「桑原の防御力が予想以上に高かったんだろう」と語り、蔵馬は「戸愚呂は桑原くんを最初から殺す気はなかったんだと思う」と語った。
また雪菜に応援されるとどんな重傷の傷を負っていても蘇り、愛の力でパワーアップする。
魔界へ続くトンネルを通った際には、B級妖怪から仙水・蔵馬・飛影・桑原の4人が自分達より強いと評価されており、その時点で桑原はA級妖怪相当の強さを持っている。
魔界トーナメント編では人間界に残り猛勉強、元々成績は悪かったが努力の末に骸工大付属高校に補欠合格した。

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蔵馬(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

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蔵馬(くらま)とは冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの登場人物。メインキャラクター4人のうちの1人で、元は妖狐という魔界で名の知れた盗賊だったが、瀕死の重傷を負って人間界に逃げ込み、妊娠していた南野志保利の胎児に憑依・転生。その後、復活のタイミングを図りながら志保利の息子・南野秀一として暮らしていた。主人公・浦飯幽助の敵として登場したものの、彼に救われ、その後味方として活躍する。容姿端麗で頭脳明晰な人物で、作中でトップレベルの人気を誇る。

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桑原和真(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

桑原和真(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

桑原和真(くわばらかずま)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの登場人物。メインキャラクター4人のうちの1人である。霊感の強い不良少年で、主人公の浦飯幽助とは喧嘩仲間。霊界探偵となった幽助と行動を共にするようになり、霊気で作り出した「霊剣」を用いて様々な妖怪と戦いを重ねる。暗黒武術会では、ムードメーカーとして仲間を牽引。魔界の扉を開こうとする仙水忍との対決では、敵が欲する「次元刀」の持ち主であることが判明し、仙水一味にさらわれてしまった。

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戸愚呂弟(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

戸愚呂弟(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

戸愚呂弟(とぐろおとうと)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品中盤のボスで、主人公・浦飯幽助とは2度に渡って対戦している。元は人間だったが、実兄の戸愚呂兄と共に妖怪に転生した。体格が良く、常にサングラスを身につけている。戦う相手の力量に合わせ、筋肉量をコントロールして戦う。暗黒武術会の決勝では、「100%中の100%」の姿になったが、激闘の末に幽助に倒された。

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雪村螢子(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

雪村螢子(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

雪村螢子(ゆきむらけいこ)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。主人公・浦飯幽助の幼馴染であり、メインヒロイン。品性方向でスポーツ万能な優等生で、中学では学級委員長だった。正義感が強く、幽助とは顔を合わせれば口喧嘩をするが、相思相愛である。幽助の弱点として人間・妖怪問わず狙われるなど、幾度も危険な目に遭っている。物語後半では幽助からプロポーズされた。

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浦飯幽助(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

浦飯幽助(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

浦飯幽助(うらめしゆうすけ)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの主人公。喧嘩に明け暮れる不良中学生だったが、子供を庇って車に撥ねられ死亡し、その後霊界探偵として復活する。指令をこなしていくうちに自分をライバル視する桑原和真、妖怪の飛影、蔵馬が仲間になり、人間界を狙う敵と戦う。物語後半の仙水忍との戦いで死亡するものの、魔族として復活を果たす。

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雪菜(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

雪菜(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

雪菜(ゆきな)とは冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。氷女という妖怪の少女で、流した涙は氷泪石と呼ばれる希少な宝石になる。主要キャラクターの1人・飛影の双子の妹。闇ブローカーにさらわれ、金の亡者・垂金権造に幽閉されていたところ、霊界探偵の浦飯幽助とその友人の桑原和真によって救出された。桑原は雪菜に一目惚れしているが、雪菜本人は恋愛についてよく理解しておらず、恋仲には発展しなかった。

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ぼたん(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

ぼたん(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

ぼたんとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。閻魔大王の息子・コエンマの部下で、霊界の水先案内人として、物語序盤から主人公・浦飯幽助をサポートしてきた。髪をポニーテルに結い、若い女性の見た目をしているが年齢などは全て不明。江戸っ子のような姐御喋りをする。ファンの間でも人気の高い女性キャラクターである。映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』では、メインヒロインとして描かれた。

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コエンマ(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

コエンマ(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

コエンマとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。霊界の長・閻魔大王の息子で、主人公・浦飯幽助に生き返るきっかけを与えた人物。赤ん坊のような姿で常におしゃぶりをくわえているが、実年齢は700歳を超えている。人間界に来る際は、赤ん坊ではなく長身のイケメン姿になる。また、おしゃぶりはただの飾りではなく、最強クラスの防御技「魔封環」を使うエネルギーを貯めるための道具。アニメ版では秘書の鬼・ジョルジュ早乙女と漫才のようなやり取りを何度も見せた。

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煙鬼(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

煙鬼(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

煙鬼(えんき)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。魔界三大妖怪の1人・雷禅の大昔の喧嘩仲間で、魔界の覇者を決める魔界統一トーナメントの優勝者。見た目は鬼のような姿をしているが、性格は非常に温厚。トーナメントでは優勝候補といわれていたむくろを破るなど、かなりの実力を持つ。優勝した際に、「人間界に迷惑をかけないこと」という法律を制定。魔界・霊界・人間界を繋ぐ重要人物となった。

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戸愚呂兄(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

戸愚呂兄(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

戸愚呂兄(とぐろあに)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。元は人間だったが、実弟の戸愚呂弟と共に妖怪に転生した。小柄で黒くウェーブがかった長髪をしており、弟の肩に乗っている姿がよく描かれている。身体を自由自在に変形させる能力を持ち、戦闘時には弟の武器になることが多い。ただ、単独で戦っても相手を瞬殺するなど高い戦闘能力を持つ。寿命も殺す手段も存在しない完全な不死身。「暗黒武術会編」で命を落としたと思われていたが、「仙水編」で再び登場した。

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左京(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

左京(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

左京(さきょう)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。オールバックにした長髪と右目の傷、煙草がトレードマークの男性。「暗黒武術会編」に登場した戸愚呂チーム大将兼オーナーで、富裕層の賭博団体BBCのメンバーである。アニメ版では弟を応援しに来た桑原静流とお互いに恋心を抱いていた。副将だった戸愚呂弟が負け、彼の勝利に命を賭けていた左京は会場を爆破し、その生涯に幕を下ろした。

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武威(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

武威(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

武威(ぶい)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。「暗黒武術会編」のラスボス、戸愚呂弟が率いる戸愚呂チームのメンバーで、大きな斧を武器に戦う鎧武者。鎧は武装闘気(バトルオーラ)を抑えるためのもので、決勝戦で浦飯チーム次鋒の飛影との試合では、鎧なしの本来の力で戦う。奥義・邪王炎殺黒龍派によって妖力をアップさせた飛影に、完膚なきまでに叩きのめされた。暗黒武術会の飛影の対戦相手の中で、唯一殺されなかったキャラクターでもある。

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雷禅(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

雷禅(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

雷禅(らいぜん)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品終盤に登場し、主人公・浦飯幽助の遺伝子上の父親であること、幽助が魔族の血を引いていることが明かされた。魔界三大妖怪の1人で、「闘神」の異名を持つ。食人鬼だが、大昔に運命の女性と出会ってからは、彼女と再会するまでは人を食べないと誓った。空腹と栄養失調で大きく力が衰え、最期は幽助の目の前で「あー、腹減ったな」という言葉を残して餓死した。

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鴉(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

鴉(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

鴉(からす)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。「暗黒武術会編」のラスボス、戸愚呂兄弟が率いる戸愚呂チームのメンバーで、爆弾を作り出せる「支配階級(クエストクラス)」の妖怪。美しいものを自分の手で壊したいという歪んだ性癖の持ち主で、決勝戦で戦うことになった蔵馬に異常な執着を見せた。「トリートメントはしているか?」など印象的なセリフが多く、第2回キャラクター人気投票では第8位にランク入り、蔵馬vs鴉の戦いはコミックスの「究極の名場面コンテスト」で1位を獲得している。

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桑原静流(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

桑原静流(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

桑原静流(くわばらしずる)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。メインキャラクターの1人・桑原和真の姉で、弟同様に霊感が強い。面倒見の良い姉御肌な女性で、喧嘩も強く頭も良いため、桑原にとって頭が上がらない存在である。アニメ版では敵の戸愚呂チームのオーナー・左京に助けられ、彼に好意を抱く。決勝戦後は自死を選んだ左京から愛用のライターを渡されていた。作者・冨樫義博のお気に入りのキャラクターの1人である。

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黄泉(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

黄泉(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

黄泉(よみ)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』および、アニメに登場する人物。かつて妖狐蔵馬と共に盗賊団の副総長を務めていたが、粗野な性格に見切りをつけた蔵馬に刺客を差し向けられ失明。その後は聴覚と嗅覚を頼りに実力をつけ、魔界三大妖怪と呼ばれるまでに成長する。魔界の制覇と人間界への進出を狙っていたが、主人公・浦飯幽助に感化されて魔界統一トーナメントに挑んだ。3回戦で幽助とあたり、60時間に及ぶ激闘の末に勝利を収めている。

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軀(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

軀(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

軀(むくろ)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』およびそれを原作としたアニメに登場する敵キャラクター。作品終盤に登場した魔界三大妖怪の1人。いつもは包帯で顔を隠している。一人称は「俺」だが、性別は女性。魔界随一の軍事力を誇る軍団を有している。魔界三大妖怪の雷禅の死期が近いことから、残る1人の黄泉との全面戦争に供えて、主人公・浦飯幽助の仲間の飛影をスカウトした。飛影の記憶を知り、自分の過去を彼に見せた。

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幻海(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

幻海(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

幻海(げんかい)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。人間界でも5本の指に入る霊能力者にして、人体に宿る霊力を活用する武術・霊光波動拳の高名な使い手。主人公・浦飯幽助に霊力を使った戦い方を教えた人物であり、彼との師弟の絆は強い。霊能力者としても有名で、霊的現象に悩まされる人々の相談に乗ることもある。霊力を高めると細胞が活性化し、一時的に若かったころの姿に戻ることができる。「暗黒武術会編」でその姿が披露されると、あまりの美しさに会場がどよめいた。

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プー(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

プー(幽☆遊☆白書)とは【徹底解説・考察まとめ】

プーとは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。主人公・浦飯幽助の生命エネルギーによって孵化し、彼の心をエネルギーとして生きる霊界獣。長く垂れた耳とペンギンのような見た目が特徴で、「プー」と鳴く。本作のマスコット的存在。暗黒武術会決勝時と霊界クーデター時の2度、霊界にいた幻海が憑依し、周囲の人間を助けた。かつて霊界探偵だった仙水忍に幽助が殺された際にプーも命を落とすが、幽白が魔族として覚醒すると鳳凰のような姿で甦った。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の念能力・必殺技まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の念能力・必殺技まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは1998年に連載が開始された冨樫義博氏が描く少年漫画である。 くじら島出身の少年、ゴン=フリークスが、父親であるジン=フリークスを追い求める冒険の中での様々な人との出会い成長していく。熱いバトルが繰り広げられる冒険譚である本作品を楽しむためにはかかせないのが念能力の存在。念能力は作中に登場する特殊能力で、その方向性によっていくつかの系統に分けることが可能である。

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レベルE(LEVEL E)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

レベルE(LEVEL E)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「レベルE」とは1995年から1997年まで週刊少年ジャンプにて掲載された作品で、作者は冨樫義博。前作は幽☆遊☆白書であり、この漫画は冨樫義博の3作目の作品である。 山形県を舞台に、頭は宇宙一切れると称されるが性格が悪いドグラ星のバカ王子を中心に物語が進んでいく。彼に振り回されるのは主に地球人の筒井雪隆、バカ王子の側近のクラフト隊長である。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の幻影旅団まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の幻影旅団まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画作品、及びそれを原作とした映画やアニメなどのメディアミックス作品である。 父親であるジンを探すため、そして憧れていたハンターになるためにゴンは旅に出る。その先で、キルア、クラピカ、レオリオという仲間と出会い、ゴンは様々な冒険を繰り広げる。 「幻影旅団」とは、A級賞金首達が集う盗賊集団である。敵キャラでありながらも個性的な面々が集う幻影旅団は、ファンからも深く愛されている。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)とは、1998年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている日本の漫画作品。原作は幽遊白書などでお馴染みの冨樫義博。くじら島に住む少年ゴン=フリークスは、居ないと思っていた父親が優秀なハンターであることを知り、強い憧れを抱く。そしてゴンはハンターを目指し、くじら島を旅立つ。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のグリードアイランド全カードまとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のグリードアイランド全カードまとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。あらゆる物を追い求めることに生涯を捧げる職業「ハンター」となり、最高のハンターと称される父ジンを探す少年ゴンと仲間たちの冒険を描く。「グリードアイランド」は、ジンが仲間たちと作ったゲームソフト、並びにその中に登場する島の名前である。オーラと呼ばれる生命エネルギーを操れる念能力者(ねんのうりょくしゃ)しかプレイできない。プレイヤーはゲームの世界に入り、特定のカードを集めてクリアを目指す。

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レベルE(LEVEL E)の宇宙人種族まとめ

レベルE(LEVEL E)の宇宙人種族まとめ

『レベルE』とは、冨樫義博による宇宙人を題材とした漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。 ある日、天才的な頭脳を持ちながら、人が真剣に悩んだり苦しんだりする姿を見るのが大好きな宇宙人・バカ王子が地球へやって来る。バカ王子は様々な悪戯を繰り広げて周囲の人間を困らせていく。 この作品では様々な宇宙人が地球に来訪している。登場する宇宙人には、冨樫義博らしく綿密でユニークな設定がつけられており、それが人気の要因の1つになっている。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の特質系能力者まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の特質系能力者まとめ

『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』とは『週刊少年ジャンプ』で連載している冨樫義博による少年漫画である。主人公のゴン=フリークスが父親を探すため、怪物・財宝・賞金首・美食・遺跡・幻獣など、稀少な事物を追求することに生涯をかける「ハンター」になり、様々な冒険をする物語だ。ハンターは仕事柄、未知の領域に踏み込むことが多いため、念能力という特殊な能力を身につけている。その中でも特質系と呼ばれる系統は他に類のない特殊な能力で、特質系に分類される能力者はとても少ない。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の操作系能力者まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の操作系能力者まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。主人公のゴン=フリークスが父親を探す為に財宝、賞金首、美食、幻獣などの稀少な物事を探すことに生涯をかける職業「ハンター」を目指す。仕事柄未知の領域に足を踏み入れることが多い為、ハンターは生命エネルギーであるオーラを操る「念能力」を身に着けなくてはならない。念能力の系統の一つ・「操作系」とは物質や生物などの物体をオーラで操作する能力で、高い応用性を持った系統である。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の具現化系能力者まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の具現化系能力者まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。主人公のゴン=フリークスが父親を探す為に怪物、財宝、賞金首、美食、幻獣などの稀少な物事を探すことに生涯をかける職業「ハンター」を目指す。仕事柄未知の領域に足を踏み入れることが多い為、ハンターは生命エネルギーであるオーラを操る「念能力」を身に着けなくてはならない。「具現化系」とは念能力の系統の一つで、オーラを物質化させることができる。主要人物の一人であるクラピカは具現化系に属する。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のキメラ=アントまとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のキメラ=アントまとめ

『HUNTER×HUNTER』とは架空の職業「ハンター」を題材にした富樫義博による冒険漫画である。主人公のゴン=フリークスは父のジン=フリークスに会うために彼の職業であるハンターになり、冒険を繰り広げるというストーリーが展開される。 作中では様々な架空の生物が登場する。他の生物を喰らい、喰らった生物の特徴を次世代に反映させるという習性をもつキメラ=アントもその一つである。

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