セント・オブ・ウーマン/夢の香り(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
1992年制作。アメリカ映画。監督はマーティン・ブレスト。主演のアル・パチーノは本作でアカデミー主演男優賞を受賞。名門高校に通う苦学生のチャーリーは休暇中のアルバイトで全盲の退役軍人フランクの世話をすることになる。気難しく毒舌なフランクとニューヨークを旅することになったチャーリーは、フランクに振り回されながらも、彼と年齢を超えた友情を育んでいく。
主演のアル・パチーノは本作で第65回アカデミー主演男優賞を受賞。
それまで7回ノミネートされてやっとの受賞だった。
この時他に主演男優賞にノミネートされていたのは下記錚々たる名優たち。
スティーブン・レイ(「クライング・ゲーム」)
ロバート・ダウニーJr(「チャーリー」)
デンゼル・ワシントン(「マルコムX」)
クリント・イーストウッド(「許されざる者」)
映画「マルコムX」が社会現象となるほど大ヒットしたりと「当たり年」だったが、彼らを抑えての受賞だった。
アカデミー賞授賞式の会場ではアル・パチーノの名前が呼ばれると会場総立ちで拍手が起きた。
「やっと取れた」の思いは皆わかっていたようだ。
アル・パチーノは大変緊張しながらスピーチをして映画とは対照的に「意外と普通のおじさん」の姿を見せた。
Related Articles関連記事
ジョー・ブラックをよろしく(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ジョー・ブラックをよろしく』とは、1998年にアメリカで公開されたファンタスティック・ラブストーリーである。事故死した人間の姿を借りて地上に舞い降りた死神は、死期が迫っている大富豪のビル・パリッシュの元に現れた。ビルは自分の命の延長と引き換えに人間界の案内役を引き受ける。ビルの家族に友人だと紹介された死神は、ビルの娘であるスーザンに惹かれ、次第にスーザンも死神に恋をしてしまうのだった。死神と人間の切ない恋模様と家族愛が描かれている。監督は、マーティン・ブレストが担当している。
Read Article
【タイタニック】今すぐ見るべき「名作映画」ランキングTOP30!【ゴッド・ファーザー など】
これだけ観ておけば話の種に困ることはない、名作だけに絞った映画ランキングを作りました!タイタニックやゴッド・ファーザーなど、映画好きなら全て観ておいて当たり前の作品ばかりです!もしまだ観たことがない映画があれば、この機会に是非鑑賞してみてください!
Read Article
神がかっているほどカッコイイ理想の男性が登場する映画まとめ!『ロミオ+ジュリエット』など
カッコいい男性が登場する映画をまとめました。レオナルド・ディカプリオのイケメンっぷりに見惚れる『ロミオ+ジュリエット』や、ブラッド・ピットの美しさに息を呑む『ジョー・ブラックをよろしく』などを掲載。各作品のあらすじ・ストーリーや、登場人物・キャラクターのカッコよさに対するみんなのつぶやきを紹介していきます。
Read Article
異世界の住人との恋愛映画まとめ!『ジョー・ブラックをよろしく』『ニューヨークの恋人』など
異世界の住人との恋愛を描いた映画をまとめました。ここに掲載しているのは、ブラッド・ピット主演作『ジョー・ブラックをよろしく』や、ヒュー・ジャックマンとメグ・ライアンが共演した『ニューヨークの恋人』など5作品。各作品のあらすじ・ストーリーや、映画を見た人の感想を紹介していきます。
Read Article
黒澤明の影響を受けている海外の映画まとめ!スター・ウォーズやゴッドファーザーなど
日本映画の巨匠として知られている監督・黒澤明。『七人の侍』や『隠し砦の三悪人』など数々の名作を世に送り出してきた黒澤明は、海外の映画監督にも大きな影響を与えました。黒澤明に影響を受けたと言われている海外の映画をまとめました!
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』のあらすじ・ストーリー
- 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』の登場人物・キャラクター
- フランク・スレード中佐(演:アル・パチーノ)
- チャーリー・シムズ(演:クリス・オドネル)
- トラスク校長 (演:ジェームズ・レブホーン)
- 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「足が絡まっても、踊り続ければいい」
- 「俺が生きねばならん理由が?」「タンゴとフェラーリの運転は自慢できます」
- 「チャーリーも岐路に直面した。そして彼は正しい道を選んだ。真の人間を形成する信念の道だ。彼の旅を続けさせてやろう」
- 「これでいつでも、あなたを探せます」
- 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話