銀河英雄伝説(銀英伝)のネタバレ解説まとめ

銀河英雄伝説とは、田中芳樹によるSF小説を原作としたアニメ、マンガ、PCゲーム等の関連作品を指す。銀河系を舞台にした帝国軍(専制主義)と自由惑星同盟(民主主義)の戦いを描いたスペースオペラである。アニメ版本伝では帝国軍主人公ラインハルトが皇帝になり、同盟側の智将ヤンとの戦いを経て人生を終えるまでを描いている。

フェザーンにおいて地球教のテロ予告が入る。
テロ対策として憲兵隊が各地に散り警戒を強めたがこれは彼らの罠だった。
彼らの本当の目的は、柊館(ヒルダが滞在していた館)を襲い、皇妃ヒルダとお腹の中の世継、そしてラインハルトの姉アンネローゼの命を奪うことだった。

火が放たれ逃げ遅れたヒルダたち。アンネローゼが襲ってくる地球教のテロリストからヒルダを守ろうとする中、侍女マリーカによってケスラーが間一髪で突入し彼女たちの身を守ることができた。

襲撃と炎上のショックからかヒルダは産気づいてしまうも、病院に搬送され無事に男児を出産した。
ローエングラム王朝の後継者は無事に誕生したのだった。

シヴァ星域会戦…そして和平・共存の道へ

イゼルローンへ亡命者を乗せた難民船「新世紀号」がイゼルローン要塞へ救難信号を出してきた。これが発端となり、帝国軍と革命軍は再び衝突することになる。

しかしこの時ラインハルトの病状はかなり悪化しており、艦橋に入ったとたんに昏倒してしまうほど衰弱していた。
ラインハルト不予の知らせを受けたユリアンは、強襲揚陸艦にてブリュンヒルトに乗り込む。
病床のラインハルトは軍服に着替え、「そのミンツなる者(ユリアンのこと)に予の元まで自力でたどり着くだけの力があるのなら、会談に応じてもよい。それだけの力もないのなら、何を要求する資格もない」と言い放ち一切の手出しを禁じた。
ユリアンをラインハルトの元へ送り届けるため、シェーンコップ、マシュンゴ、リンツが戦死する。
そして最後にユリアンは遂にラインハルトの前に現れ、交渉の意思があることを伝えると力尽きその場で意識を失ってしまう。
これによりラインハルトは停戦を命じ、シヴァ星域会戦は終わりを告げた。

ラインハルトはイゼルローン共和政府との交渉のテーブルについた。
その交渉の中でイゼルローン要塞の明け渡し、バーラト星系の自治などが制定された。
憲法の制定などには慎重なラインハルトであったが、争うことなく穏やかに和平交渉は進んでいった。

それと裏腹にラインハルトの病状は悪化し、ついに危篤状態となる。

ミッターマイヤー夫妻とその養子、ヒルダと息子アレクサンデル、ユリアンたちも呼ばれ見守られる中、ラインハルトはその生涯を閉じることになった。

登場人物・キャラクター(銀河帝国)

ラインハルト・フォン・ローエングラム(CV:堀川亮 現:堀川りょう)

元は下級貴族ミューゼル家の出身。幼いころに母親を亡くし姉アンネローゼに育てられる。
アンネローゼが皇帝の愛人として後宮入りしてしまったため、ゴールデンバウム王朝を激しく憎みながら軍人として活躍していった。
軍人としての才能は天才的で、20歳の時上級大将に昇進(この時ローエングラム伯爵家の名跡を継ぐことになる)し、わずか21歳にして元帥となる。
のちの銀河帝国皇帝陛下。

ジークフリード・キルヒアイス(CV:広中雅志)

ラインハルトたち姉弟が下町に引っ越してきた時隣に住んでいたことがきっかけでラインハルトの親友となる。
アンネローゼを奪った皇帝や権力、社会に対しての怒りをラインハルトと共有し打倒ゴールデンバウム王朝の意思を持つ。
ラインハルトとは対照的に穏やかな性格をしており、補佐役として彼の鋭すぎる一面を補うように活躍していた。

ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ(CV:勝生真沙子)

名門マリーンドルフ家の伯爵令嬢。
聡明で政治的センスに長けており、一般的な伯爵令嬢が好むような芸術や華やかな貴族生活には一切興味を示さなかった。
親しい者からは「ヒルダ」と呼ばれていたがラインハルトは終始「フロイライン・マリーンドルフ」(マリーンドルフ家のお嬢さん、という意味)と呼んでいた。
ラインハルトと結婚してからは「皇妃」「カイザーリン」と呼ばれている。
有能な秘書官としてラインハルトの戦略に助言したりと公私ともに彼を支える存在となっていた。

グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼ(CV:潘恵子)

ラインハルトの5歳年上の姉。
母親亡き後、ラインハルトを育てていた。
10歳の時、宮内省の役人に見出され皇帝の後宮に召されることになった。
キルヒアイスに「ラインハルトの友達になって」と言ったことでキルヒアイスは運命の波に巻き込まれ若くして命を落としてしまったことを自分の責任であると感じており、皇帝崩御後も一人隠居生活を送りラインハルトとはあまり会わずにいた。
ヒルダがラインハルトと婚姻関係を結んだことをきっかけに、姉弟は徐々に会う機会を増やしていくことになる。

ウォルフガング・ミッターマイヤー(CV:森功至)

ローエングラム陣営の主要提督の一人。キルヒアイスの死後、ラインハルトの信頼を得た若き勇将。
同じ主要提督であるロイエンタールとは無二の親友であり、2人で「帝国の双壁」と呼ばれている。
24歳の頃、妻エヴァンセリンと結婚するが子どもに恵まれなかった。
ロイエンタールの死後、彼の忘れ形見である幼子を養子として引き取る。

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