インデペンデンス・デイ(Independence Day)のネタバレ解説まとめ

『インデペンデンス・デイ』は1996年に公開されたアメリカのSFアクション映画。タイトルの意味は「独立記念日」で、物語の設定がアメリカの独立記念日である7月4日であることから取られている。
ある朝、世界各地の都市に巨大なUFOが突如出現し、大規模なレーザー攻撃で街を破壊していく。圧倒的な力を持つ宇宙人と人類との戦いを描く。

あらすじ・ストーリー

7月2日の朝、世界各地の主な都市に超巨大なUFOが突然出現するという異常事態が発生する。政府は事態を重く見て軍を待機させるよう指示し、恋人のジャスミンやその息子ディランと休日を過ごすはずだったアメリカ空軍戦闘機パイロットのスティーブン・ヒラー大尉は緊急事態で急遽召集されることとなる。一方でテレビ局のエンジニアであるデイヴィッドは宇宙人の通信を偶然捉え、彼らの一斉攻撃の意図を知る。デイヴィッドは元妻であるホワイトハウス官僚のコニーのつてでホイットモア大統領に事態を知らせる。同じ頃、エイリアンとのコミュニケーションを試みた部隊が一方的に撃墜される事態が発生し、エイリアンが敵対的な存在であることが明らかになる。大統領やコニー、デイヴィッドたちがエアフォース・ワンによってワシントンを間一髪で避難したとき、各都市のUFOは大規模なレーザー攻撃を開始し、街を破壊しつくすのだった。
世界各地を破壊したUFOに対してアメリカ政府は空軍による攻撃を仕掛ける。スティーブンの戦闘機部隊も出撃してUFOへのミサイル攻撃を敢行するが、肉眼では見えないバリアや小型UFOの大群による反撃で戦闘機部隊は一方的に壊滅させられる。緊急脱出で戦闘から離脱し唯一の生存者となったスティーブンは撃墜した小型UFOに乗っていたエイリアンを生け捕りし、エリア51にある軍の極秘の基地まで運ぶことにする。その際スティーブンは荒野を彷徨っていた避難民の集団と合流し、彼らを連れてエリア51へと向かうのだった。当初は極秘の基地であるため避難民の保護を拒む軍だったが、結局は彼らを受け入れることとなる。
攻撃の手を逃れた大統領やデイヴィッド達の一行もエリア51の基地まで避難して来たが、そこは大統領にすら知らされていなかった秘密研究所で、数十年前に軍によって捕獲されていたUFOやエイリアンの死骸が保管、研究されていた。スティーブンの持ち込んだエイリアンやデイヴィッドの機転から敵の目的や弱点が明らかとなり、今まで謎の脅威だったエイリアンへの対抗策が固められる。それは、コンピューターウイルスによってエイリアンたちのネットワークを破壊し、UFOを守っていたバリアを無効化して一気に攻撃するという作戦だった。
軍は避難民の中から飛行機の操縦経験がある者に呼びかけて志願者を募り、急遽攻撃隊を編成する。同時に世界各地の残存している軍に呼びかけ、ウイルスでUFOのバリアを無効化できるわずか数分に合わせて一斉攻撃をかけることを呼びかける。作戦が開始されると、スティーブンとデイヴィッドが研究所に保管されていた小型UFOで敵の母船に侵入してウイルスを送り込み、多くの志願者で構成された戦闘機部隊が各地の都市のUFOを一斉攻撃で破壊した。バリアがないとはいえ強敵であることに変わりないエイリアンに人類は苦戦を見せ、さらには各都市を破壊した大型UFOのレーザーでエリア51が壊滅する危機に襲われる。しかし間一髪でそれを防いだのは、民間人ながら志願して戦闘に参加していたラッセル・ケイスによる自爆攻撃だった。彼の特攻で大型UFOの破壊に成功し、エリア51にいた大統領やコニー、多くの技術者や民間人が救われることとなった。
母船はスティーブンたちが侵入する際に乗ってきた小型UFOに積んでいた核ミサイルによって大破し、二人は危機一髪で脱出に成功する。母船を失った各地のUFOは撃破されて無力化され、人類はエイリアンとの戦争に勝利した。
地球に帰還したスティーブンとデイヴィッドは家族と再会し、ハッピーエンドでエンディングを迎える。

主な登場人物・キャラクター

スティーブン・ヒラー大尉(演:ウィル・スミス)

本作の主人公で、アメリカ空軍の戦闘機パイロット。UFOとの最初の戦闘を生き残り、その際にエイリアンの1匹を捕獲することに偶然成功する。彼がエリア51の基地へ捕獲したエイリアンを連れ込んだことで事態が大きく進展することとなった。さらに、最後の作戦では鹵獲した小型UFOを自ら操縦してエイリアン達の母船へ潜入するという大役を務めた。
緊迫した場面でも冗談をよく言って周りをなごませる陽気な性格だがパイロットとしての腕は一流で、バリアを張った状態のUFOを撃墜した唯一の人物。

デイヴィッド・レヴィンソン(演:ジェフ・ゴールドブラム)

本作の主人公の一人。有名大学を卒業したが責任や重圧を嫌ってケーブルテレビ局のしがないエンジニアとして勤めていた。しかし技術者としては優秀で、エイリアン達の通信網から攻撃の予兆を発見し、結果的に多くの人を救うこととなった。最後の作戦の際にはスティーブンの操縦する小型UFOに同行し、エイリアンの母船から敵のネットワークにコンピューターウイルスを流し込むという重大な役割を果たした。皮肉屋でネガティブな言動が多いが行動力もある性格。

トーマス・J・ホイットモア大統領(演:ビル・ブルマン)

アメリカ合衆国の大統領で元空軍パイロット。その若さなども影響して政治家としての評価は伸び悩んでいたが、エイリアンによる襲撃という世界の危機に際し意を決してリーダーシップをとり生存者たちを導いた。
シェルターには逃げ込まずできる限りホワイトハウスに留まって国民の励みになろうとしたり、最後の作戦では自ら戦闘機に乗ってUFOへの攻撃の先陣を切るなどたくましい一面も見せた。

ジュリアス・レヴィンソン(演:ジャド・ハーシュ)

デイヴィッドの父親で、妻とは死別し一人暮らしをしていた。元は熱心なユダヤ教徒だったが妻の死をきっかけに信仰から離れ、人柄もトゲのある性格になっていた。しかし息子であるデイヴィッドを侮辱されて怒りを露にしたり、終盤ではエイリアンの攻撃に怯える人々とともに神に祈る様子を見せるなど、根は優しい人物である。
本人は何気ない会話のつもりで語った言葉がデイヴィッドに閃きを与え、結果的に世界を救うこととなる。

コンスタンス・スパノ(演:マーガレット・コリン)

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ホイットモア大統領の主席報道官でデイヴィッドの元妻。愛称はコニー。エイリアンの攻撃の予兆を掴んだデイヴィッドと大統領の間を取り持ち、それが結果的に大統領らの避難を間に合わせることとなった。
勝気な性格とホイットモアへ熱烈な信頼を見せていた点でデイヴィッドと対立し離婚に至ったが、エイリアンとの戦いを通して再びお互いを大切に思うようになり最後には復縁した。

ブラキッシュ・オーキン博士(演:ブレント・スパイナー)

エリア51でエイリアンの研究のリーダーを務めていた研究者。あまり研究施設から出してもらえず世間の情報に疎くなっていたり研究に没頭すると周りが見えなくなったりするなどやや常識外れの人物。スティーブンの捕獲したエイリアンを解剖しようとしたところ目覚めたエイリアンに捕まり体を操られ、人間達と対話するための道具として利用されることとなった。

ジャスミン・ダブロウ(演:ヴィヴィカ・A・フォックス)

スティーブンの恋人でシングルマザー。職業はストリッパー。長年交際していたが、「妻がストリッパー」ということが宇宙飛行士を目指しているスティーブンの審査のマイナス印象になることを避けるため結婚には至っていなかった。
しかし終盤にはお互いの真の愛情を確認し合い、スティーブンの最後の出撃直前に正式に結婚を果たした。
UFOによる最初の都市攻撃の真っ只中にいたが、息子を守るため機転を利かせて攻撃を生き延び、その後も生存者を助けて回るなど正義感の強い一面を見せた。

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