筋肉少女帯(筋少・King-Show)とは【徹底解説まとめ】

バンドブームの1980年代後半から90年代後半に活躍し、2006年に活動を再開したロックバンド。
通称「筋少」。幾度かのメンバーチェンジを経て、現在は4人組となっている。洋楽のどちらかといえばオールドなプログレなどの影響を受け、そのサウンドは厚く、大槻の書く詞世界にはコアなファンが多い。

1996/12/09リリース。内向的なヘヴィ・ロックだったのが、このアルバムで悟りの境地に達したかのような作品。
特に5曲目の「サーチライト」は9分にも及ぶ大作で、ほぼ大槻の語り。

『最後の聖戦』

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1.カーネーション・リインカネーション
2.トキハナツ
3.境目のない世界
4.お散歩ネコちゃん若き二人の恋結ぶ
5.哀愁のこたつみかん
6.友と学校
7.221B戦記
8.タチムカウ -狂い咲く人間の証明-
9.青ヒゲの兄弟の店
10.山と渓谷
11.ペテン

1997/10/15リリース。活動停止前の最後のアルバムで、大槻のギリギリの精神状態が分かる一枚。のどかな曲が多い。
本当に最後のアルバムにするつもりでつけたタイトルではなかったものの、皮肉にもそうなってしまった。

『新人』

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1.Period(Instrumental)
2.仲直りのテーマ
3.イワンのばか'07
4.トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く
5.新世代への啓示
6.その後or続き
7.抜け忍
8.Guru 最終形
9.ヘドバン発電所
10.未使用引換券
11.交渉人とロザリア
12.愛を撃ち殺せ!
13.黎明(Instrumental)
14.モーレツア太郎'07
15.新人バンドのテーマ

2007/09/05リリース。10年ぶり、活動再始動に当たって「遅れてやってきた新人バンド」としてこのタイトルをつけた。
「新人バンドのテーマ」は、ファン心理がよく描かれていて素晴らしい。

『シーズン2』

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1.心の折れたエンジェル
2.ドナドナ
3.踊る赤ちゃん人間
4.人間嫌いの歌
5.世界中のラブソングが君を
6.ロシアンルーレット・マイライフ
7.プライド・オブ・アンダーグラウンド
8.蓮華畑
9.ノーマン・ベイツ'09
10.1000年の監視者
11.へそ天エリザベスカラー
12.ゴッドアングル Part2
13.ツアーファイナル

2009/05/20リリース。今までのアルバムではあくまで自分に向けて歌っていたものが、「自分と同じ立場の誰か」のための歌詞になっている。
特に4曲目の「人間嫌いの歌」と7曲目の「プライド・オブ・アンダーグラウンド」に顕著に表れている。

『蔦からまるQの惑星』

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1.アウェー イン ザ ライフ
2.レセプター(受容体)
3.ワインライダー・フォーエバー(筋少 Ver.)
4.家なき子と打点王
5.爆殺少女人形舞一号
6.あのコは夏フェス焼け
7.暁の戦力外部隊
8.捨て曲のマリア
9.若いコとドライブ 〜80'から来た恋人〜
10.ゴミ屋敷の王女
11.ア デイ イン ザ ライフ

2010/06/02リリース。SF関係から持ってきた曲が多い。
6曲目の「あのコは夏フェス焼け」は、夏フェスに出るにあたってそれっぽい曲がないため作った、と発言している。

『THE SHOW MUST GO ON』

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1.オーディエンス・イズ・ゴッド
2.労働讃歌
3.ゾロ目
4.霊媒少女キャリー
5.ムツオさん
6.みんなの歌
7.月に一度の天使(前半)
8.愛の讃歌
9.月に一度の天使(後半)
10.恋の蜜蜂飛行
11.吉原炎上
12.気もそぞろ
13.ニルヴァナ

2014/10/08リリース。ジャケットには大槻がずっと使いたかったという江戸川乱歩の小説『蜘蛛男』のポプラ社版の表紙を使用している。
深い愛を歌う曲が多く収録されている。

『おまけのいちにち(闘いの日々)』

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1.大都会のテーマ (TVサイズ)
2.レジテロの夢
3.混ぜるな危険
4.球体関節人形の夜
5.枕投げ営業
6.LIVE HOUSE
7.別の星の物語り
8.私だけの十字架
9.大都会のテーマ
10.時は来た
11.おわかりいただけただろうか
12.S5040
13.夕焼け原風景

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