ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)とは【徹底解説まとめ】

「アジカン」の略称で知られる4人組ロックバンド2002年11月、ミニアルバム『崩壊アンプリファー』でデビュー後、2004年10月アルバム『ソルファ』がオリコン初登場1位を記録。一躍有名バンドの仲間入りをする。
『鋼の錬金術師』OPとなった「リライト」や、浅野いにおによる漫画を原作とする映画『ソラニン』の主題歌である「ソラニン」を発表するなど活動の幅を広げ、2016年に結成20周年を迎えた。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのプロフィール

結成

1996年に関東学院大学の軽音楽サークルにて結成。
後藤、喜多、山田にとっては初のバンド結成だった。当時は5人組バンド。
トリプルギター編成だったが、ギター脱退後同じサークルでドラマーとして活躍していた伊地知が加入し、今の形態になった。
バンド名は後藤が好きだった「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」が英単語を3つ使用しているところから、自分たちも3つの英単語でバンド名をつけようと考えた結果「ASIAN KUNG-FU GENERATION」となった。

活動

2000年に自主制作で初の音源『THE TIME PAST AND I COULDN'T SEE YOU AGAIN』を発表。この頃は全英語詞だった。
2001年から日本語で歌詞を書くようになり、活動が本格化。2002年には初の正式な音源となるミニアルバム『崩壊アンプリファー』をリリースした。
2003年に前述のミニアルバムをキューンレコードから再発売しメジャーデビュー。
その後2004年には2ndアルバム『ソルファ』でオリコン初登場1位を獲得。
結成10周年の2006年には8thシングル「ワールドアパート」にてオリコンシングルチャート初登場1位を記録した。
「FUJI ROCK FESTIVAL」や韓国で行われた「INCHEON PENTAPORT ROCK FESTIVAL 2007」などにも出演し、日本のみならず海外でもその人気を高めている。ヨーロッパや南米でもツアーを敢行した。
2016年に活動20周年を迎え、2ndアルバムであった『ソルファ』を期間限定プライスオフ盤として再リリースした。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONのメンバー

後藤正文(ゴトウマサフミ)

ギター&ボーカル担当。愛称「ゴッチ」。作詞と作曲のほとんどを手がけている。
160cm台の身長とメガネがトレードマーク。文章を書くのが好きと公言していて、書籍も2006年に発売された『ゴッチ語録-GOTCH GO ROCK!』を始めとして2016年までで4冊出版している。
2014年には“Gotch”の名義で初のソロアルバム『Can’t Be Forever Young』をリリースした。

喜多建介(キタケンスケ)

出典: www.tfm.co.jp

ギター&ボーカル担当。愛称は「キタケン」「建さん」「建ちゃん」「ケンスイ」など多数。
コーラスを担当することが多い。8thシングル「ワールドアパート」に収録されている「嘘とワンダーランド」では、作曲をひとりで行ったことから、歌唱も自身が行っている。

山田貴洋(ヤマダタカヒロ)

出典: akfgfragments.com

ベース&ボーカル担当。愛称は「山ちゃん」「山さん」「ダーヤマ」。
ファンからは「日本一無表情な男」と呼ばれるほど、写真の表情が同じ。
書道6段で、ツアーグッズなどに彼の書いた文字が使用されたことがある。

伊地知潔(イヂチキヨシ)

出典: www.cinra.net

ドラム担当。愛称は「潔」、「キヨポン」、「伊地知乃親方」など多数。
アジカンの初期メンバーではなく、1年遅れて1997年に加入している。
料理が得意で、金澤ダイスケと共著で「Session in the Kitchen」というレシピ本を出版している。

オリジナルアルバム

『崩壊アンプリファー』

出典: www.amazon.co.jp

1.遥か彼方
2.羅針盤
3.粉雪
4.青の歌
5.サンデイ
6.12

インディーズで2002年11月25日にリリースしたのちに、メジャーデビュー作となった作品。2003年4月23日発売。
研ぎ澄まされた“熱さ”を閉じ込めたかのような、爽快なメロディと荒削りでありながらセンスが光るサウンドワークが魅力の一枚。

『君繋ファイブエム』

keeeeeeeen7
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@keeeeeeeen7

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