オールマイト/八木俊典(僕のヒーローアカデミア)の徹底解説・考察まとめ

オールマイト/八木俊典(やぎ としのり)とは、『僕のヒーローアカデミア』に登場するナンバー1ヒーローである。人類の約8割が何らかの個性を持って生まれてくるこの世の中で、個性を使った犯罪が増えていた。オールマイトは、その犯罪から人々を助けるべくヒーローになり、平和の象徴となった。そして、オールマイトの存在が犯罪の抑止力となっていた。彼の個性は「ワン・フォー・オール」と呼ばれる代々受け継がれてきた個性である。そして、その個性は、緑谷出久という少年に受け継がれることとなる。

志村奈々とは、「ワン・フォー・オール」7代目継承者で、オールマイトの師匠でもある。彼女の個性は「浮遊」。自在に空中を飛び回ることができる。志村は、どんなときでも笑ってヒーロー活動をしていた。その影響を弟子であったオールマイトも影響を受ける。そのため、オールマイトが笑顔で人を助ける行為も師匠によるところが大きい。このようにオールマイトが志村を深く慕っていたことが分かる。しかし、志村奈々はオール・フォー・ワンに殺害されてしまう。
彼女は生前、自らの息子を里子に出していた。オール・フォー・ワンの危険にさらしたくなかったからだ。しかし、その行動は裏目に出たことが判明する。奈々の息子、弧太郎は、ヒーローである母に捨てられたと考え、ヒーローを忌み嫌うようになる。弧太郎は自らの息子に対しても、ヒーローに関連する言動、行動を厳しく制限していた。その息子とは、死柄木弔であり、本名は志村転弧(しむら てんこ)である。彼は本来ヒーローに憧れていた。しかし、父・弧太郎に抑圧され、家族からも孤立していく。その抑圧が限界に達し、幼い死柄木は個性「崩壊」を発現させ、家族を全員殺してしまうのであった。

グラントリノ

グラントリノとは、オールマイトの元担任教師である。また、「ワン・フォー・オール」7代目継承者志村奈々の盟友だ。彼の個性は「ジェット」。足裏から空気を出し、高速で移動することができる。その力を駆使し、オールマイトとオール・フォー・ワンの戦いに加勢したり、超常解放戦線との戦いでは、緑谷たちと最前線で奮闘していた。
グラントリノはもともとヒーローに興味はなかった。しかし、亡き盟友志村に後継のオールマイトを指導してほしいと頼まれた。そこで、指導における個性使用許可を取得するためだけに、ヒーロー免許を取った。そのため、ヒーローに詳しい緑谷ですら、グラントリノのことを知らなかったのだ。無名のヒーローであるが、実力はトップヒーローたちと遜色はない。そんなグラントリノの教師時代の指導は、とても厳しく、オールマイトが恐れを抱くほどであった。そのため、年老いた現在のグラントリノにも逆らうことができない。
オールマイトがヒーロー引退を宣言した後、グラントリノは警察側と協力し、ヴィラン連合の捜査に関わっていた。

オールマイト/八木俊典の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「君はヒーローになれる」

オールマイトの言葉に涙を流す緑谷。

爆豪がヘドロヴィランに襲われた事件で、オールマイトはもうすでにヒーローとしての活動限界を超えていた。そのため、他のヒーローに任せるしかない状況であった。しかし、他のヒーローも爆豪を人質に取られ、身動きがとれない。そこに偶然居合わせた緑谷は幼馴染の爆豪が人質になっていることに気付く。緑谷は個性を持っていない、いわゆる無個性であった。そのため、ヘドロヴィランに対抗することなど不可能と思われた。しかし、緑谷は自らの命を顧みず、爆豪を助けたいという一心でヘドロヴィランに立ち向かう。そのヒーローとしての本質を突いた緑谷の行動に感化されたオールマイトは限界を超え、ヘドロヴィランを撃退し、2人を救った。
その後、オールマイトは無個性の緑谷に対して、ヒーローの本質を備えていることを告げ、「君はヒーローになれる」と宣言したのだった。

「私が来た」

遅れて登場する救世主オールマイト。

これは、オールマイトの十八番のセリフである。オールマイトは、1年A組の災害救助訓練の授業に担当教師として参加することになっていた。しかし、出勤中にヒーロー活動をしたため、A組の授業に遅れてしまう。その間にA組の授業は始まろうとしてた。しかし、そこにヴィラン連合と呼ばれる組織が現れた。彼らの目的は、オールマイトの殺害であった。肝心のオールマイトが不在だったため、標的は生徒たちになってしまう。そこにいた教師、相澤消太と13号は生徒たちを守るために奮闘するが、2人ともピンチに追い込まれる。ヴィラン連合の改造人間脳無の圧倒的な力の前になすすべがない状態であった。そこに登場したのがオールマイトであった。A組委員長飯田が個性の「エンジン」を活かした速さで応援を要請を行っていたのだ。そして、登場した際に「私が来た」とセリフを放った。

「次は君だ」

ヒーロー引退を緑谷に告げるオールマイト。

神野でオールマイトはオール・フォー・ワンと激しい戦いを繰り広げた。市民を守る責務や周囲からの応援を受け、最後の力を振り絞ったオールマイトは、見事オール・フォー・ワンを撃退するのであった。しかし、この戦いでオールマイトに残っていた「ワン・フォー・オール」の残り火は消えてしまう。これは実質ヒーロー引退を意味した。そして、中継されているテレビカメラに向かって「次は君だ」と発言した。この意味は、普通ヴィランへの忠告と受けることができる。しかし、この言葉は、後継者である緑谷に向けて放たれた言葉であった。そのため、この言葉を聞いた緑谷は、オールマイトがもうヒーローとして活動できないという事実を知り、号泣するのであった。

オールマイト/八木俊典の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

オールマイトの個性を知っている人物は極少数

強い責任感を持ったオールマイトは個性の秘密を頑なに口外しない。

オールマイトは、圧倒的なパワーでヴィランを何度も退治してきた。そのため、世間は、オールマイトの個性を超パワーの類だと認識していた。しかし、オールマイトの個性は「ワン・フォー・オール」である。オールマイトは何度も個性について聞かれたが、ジョークなどでその場をしのいできた。そのため、一般的には、個性不詳となっている。オールマイトがそこまでして個性を隠す理由は、悪用を目的とした強制的な譲渡を企むものが出てくるからだ。オールマイトは信頼できる人だけに個性の秘密を明かしていた。そのメンバーは、後継者の緑谷、師匠のグラントリノ、雄英高校根津校長、雄英高校保健教師リカバリーガール、塚内警部、元サイドキックのサー・ナイトアイ、緑谷の秘密を知った爆豪だけである。

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