カミナ(天元突破グレンラガン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『天元突破グレンラガン』で主人公シモンの兄貴分、仲間のために死んだ男の中の男であるカミナ。全てを根性論で片付けてしまうのだが、大きなカリスマ性を持ち、「大グレン団」を作った漢。
そのカミナの胸が熱くなる名言・セリフをまとめました。

カミナ(天元突破グレンラガン)の概要

カミナとはGAINAX制作のロボットアニメ『天元突破グレンラガン』、及びそれを原作とした作品に登場するキャラクター。
主人公であるシモンの兄貴分として登場した。物語の序盤では未熟なシモンや仲間たちを牽引した。
目の前に壁が立ちふさがっても根性論でどうにかしてしまう。それは仲間に対しても同じで、仲間が弱音を吐くと「根性」という単語をよく口にする。無計画で豪快な発言・行動を取るが、カリスマ性がある。それ故、多くの人間が彼の元に集まり「大グレン団」という組織を作ることになった。
しかし、「ダイガンザン強奪作戦」で敵であるチミフルトヴィラルの攻撃を受けて命を落としてしまう。
主人公シモンに大いに影響を与えた。また、漢らしい生き様、セリフの格好良さからファンからも人気を博した。

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カミナ(天元突破グレンラガン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「俺を誰だと思っていやがる!!!」

カミナがたびたび口にする言葉であり、彼の代名詞的な名セリフ。この「俺を誰だと思っていやがる!」の言葉と共に気合いを入れ直し、逆境を跳ね除けて逆転するのが物語序盤の定番の流れである。
後にシモンも同様の言葉を口にするようになっていった。

「ジーハ村に悪名轟くグレン団!男の魂背中に背負い、 不撓不屈の鬼リーダー、カミナ様たァ俺のことだ!!」

「ジーハ村に悪名轟くグレン団!男の魂背中に背負い、 不撓不屈の鬼リーダー、カミナ様たァ俺のことだ!!」とは、カミナが最初に発した名乗り文句。特に何の後ろ盾もないのに、死地を前に堂々とこんな言葉を吐けるところが、カミナの魅力である。

「見ろよボウズ、これが上だ、地上だぞ。何にもない、あぁ、なんにもねぇ。だからいいんだ。壁もなければ、天井もない。こここそが男の世界ってもんだ。行くか?」

「見ろよボウズ、これが上だ、地上だぞ。何にもない、あぁ、なんにもねぇ。だからいいんだ。壁もなければ、天井もない。こここそが男の世界ってもんだ。行くか?」とは、カミナが初めて地上に出たロシウたちに向かって言った言葉。この時の地上波危険に満ちた世界でもあったが、だからこそ自分がそこに導いた子供たちを守ろうというカミナの優しさが感じられる。

「いつまで逃げる気だ?シモン?せっかく上に出たんだ、今までのお前を捨てるなら今だ、今しかねぇ」

「いつまで逃げる気だ?シモン?せっかく上に出たんだ、今までのお前を捨てるなら今だ、今しかねぇ」とは、獣人との戦いの最中、シモンに投げかけた言葉。この時はカミナも一緒に大ピンチだったのだが、シモンの前では常に堂々としているのが彼の兄貴分たる部分である。

「おやじ、悪いけど、おれは先に進むぜ。この大地の先の先まで。あんたの代わりに見てやるよ」

かつて地上を目指して旅立った父が、獣人に殺されてとっくに死んでいたことを知ったカミナは、さすがに大きなショックを受けていた。しかし「獣人から地上を取り返す」という大きな目標と、ガンメンというそのための力を手に入れたカミナは、「おやじ、悪いけど、おれは先に進むぜ。この大地の先の先まで。あんたの代わりに見てやるよ」と父の墓前に告げ、彼への憧れに自分なりのケジメをつけて新たに旅立つ。カミナたちの冒険がいよいよ始まることを感じさせる。

「一度、故郷を離れたからにゃ、負けねぇ、引かねぇ、悔やまねぇ、前しか向かねぇ、振り向かねぇ、ねぇづくしの男意地」

ここ一番という時、カミナは独特の口調で自身の苦境と反骨心に溢れた名乗りを上げる。「一度、故郷を離れたからにゃ、負けねぇ、引かねぇ、悔やまねぇ、前しか向かねぇ、振り向かねぇ、ねぇづくしの男意地」というのもその1つである。ある種の演説の才能とでもいうのか、こういう言葉をポンと出せるのもカミナのカリスマ性の源となっている。

「シモンはやるよ。理屈じゃねんだよなぁ。てめぇを信じるからあいつを信じる、あいつを信じられるからてめぇを信じられる。おんなじなんだ、おれにとっちゃ。それがつまり、相棒なんだよ」

カミナとシモンは、一見すると「兄貴分と弟分」という上下のある関係だが、実際には互いが互いを心底信頼し、同時に尊敬している。上下があるように見えるのは、シモンが年上のカミナを立てているからであり、カミナ自身もそれをよく理解している。
カミナがヨーコに向けて吐露した「シモンはやるよ。理屈じゃねんだよなぁ。てめぇを信じるからあいつを信じる、あいつを信じられるからてめぇを信じられる。おんなじなんだ、おれにとっちゃ。それがつまり、相棒なんだよ」というこの言葉は、そんな2人の関係を端的に表したものである。

シモン「生きて行くためには何かに“すがる”しかなかったんじゃない?」カミナ「そいつは違う。あのマギンって野郎、ガンメンを動せるだけの気合を持ってた。オレたちを追ってきたガンメン野郎と戦えるだけの気合を持っていた。だったら、それを使えばいいじゃねぇか」

旅の途中で訪れたアダイ村で、「逃げることしかできなかった人々が何かにすがるのも仕方がないのでは」とするシモンに、カミナは「そいつは違う。あのマギンって野郎、ガンメンを動せるだけの気合を持ってた。オレたちを追ってきたガンメン野郎と戦えるだけの気合を持っていた。だったら、それを使えばいいじゃねぇか」と言葉を返す。
「自分たちを襲う敵がいて、自分に戦う力があるなら、理由をつけて逃げずに戦うべきだ」というカミナの基本的な考え方が見て取れる。

「バカヤロウ!無理をとおして、道理を蹴っ飛ばすんだよ、それがオレたち、グレン団のやり方だろうが!」

「バカヤロウ!無理をとおして、道理を蹴っ飛ばすんだよ、それがオレたち、グレン団のやり方だろうが!」とは、カミナの印象的な名文句。「無理を通して、道理を蹴っ飛ばす」というのは、カミナが特に好む言い回しで、たびたび口にしている。後にこれは彼の後を継いだシモンも「グレン団のやり方」としてモットーとするようになっていった。

「おれたちは勝たなきゃなんねぇ こんなところで足踏みしているわけには行かねぇ あいつらが攻めてくるのを諦めるまで、勝ち続けなきゃなんねんだよ それにさ、ガキともがおひさま見て暮らせるようにしてやりてえじゃねえか」

チミルフとの決戦前夜に、カミナは「おれたちは勝たなきゃなんねぇ こんなところで足踏みしているわけには行かねぇ あいつらが攻めてくるのを諦めるまで、勝ち続けなきゃなんねんだよ それにさ、ガキともがおひさま見て暮らせるようにしてやりてえじゃねえか」との言葉を漏らす。彼が自分たちの戦いの先にあるものをちゃんと見据えていること、その重さに耐えながら前に進んでいることが分かる。

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