機動戦士ガンダム(ファースト・初代)のネタバレ解説・考察まとめ

1979年から1980年にかけて日本サンライズによって制作・放送されたロボットアニメ。ファンが多く知名度が高い作品だが、放送当時は視聴率が振るわず打ち切りとなった。
ガンダムシリーズの1作目で「初代(ガンダム)」や「ファースト(ガンダム)」とも呼ばれる。
ガンダムに乗ったアムロやその仲間が各地を転戦しながら、宿敵シャアをはじめ様々な人々との出会いや別れ、戦いを経て成長していく物語である。

ジオン・ズム・ダイクン(Zeon Zum Deikun)

劇中では既に故人で、テレビ版では38話の回想シーンのみに登場する。宇宙移民者独立のシンボルであり建国の父。
サイド3をジオン共和国として独立を宣言、首相となるもザビ家によって暗殺される。ジオニズムの提唱者。シャアとセイラの実父。

ジオニズム

宇宙居住民(スペースノイド)の地球連邦政府からの脱却と独立自治国家建設を目指すコントリズムと、全人類の宇宙移民化により地球環境の保全を図るべきとするエレズムの二つとされ、人類は過酷な宇宙環境に進出・適応することでより能力の高い人間(ニュータイプ)になれるという思想。

ミノフスキー粒子(Minovsky Particle)

作中に登場する多くの架空技術に関わる物質。光子と対になる粒子。
ミノフスキー粒子は、ジオン公国の物理学者であるトレノフ・Y・ミノフスキー博士によって発表され、その博士の名前を取って『ミノフスキー』と命名される。
通常では存在せず、人為的に散布しないとその効果は現れない。一度散布されると消滅までの約一ヶ月間、その効果を発揮し続ける。
電波や電子機器、通信機器やミサイルなどの自動追尾装置や照準装置の通信障害を生じ、時に使用不能に陥る物質で、これらの効果により有視界下における戦闘が主流になる。

ニュータイプ(Newtype)

生前のジオン・ズム・ダイクンによって出現を予言されていた、宇宙に進出した人間の中で新しい環境に対応した一部の新人類の概念。
常人よりも高い感知能力で敵を視認することなく気配で探知し、機動を先読みして攻撃、敵の攻撃を察知して回避する、特殊な(サイコミュ)システムを使えば、兵器を遠隔操作出来るなど、戦闘において圧倒的な力を発揮する。
また、ニュータイプ同士なら離れていても互いの存在が確認出来たり、テレパシーのようなもので会話が出来たりする。
ニュータイプに対する従来の人類はオールドタイプ (Oldtype) と呼ばれ、やや軽蔑の意味合いを込めて使われるケースも多い。

サイコミュ(Psycommu)

サイコ・コミュニケーター (Psyco Communicator) の略称。
無線誘導が不可能となるミノフスキー粒子散布下における空域において、ニュータイプが発する「感応波(サイコウェーブ)」と呼ばれる特殊な脳波を検知し、それを電気信号やプログラムに変換するシステムであり、これによってパイロットの思考をモビルスーツの操縦や機体内外の装置の精密な誘導兵器の遠隔制御に反映する事が出来るシステム。

見どころ(名シーン・名場面/迷シーン・迷場面)

スーパーナパーム

ガンダムの武装の中で最もマイナーなスーパーナパーム。本編で登場したのは1度きりで、唯一登場する第2話の中でも一瞬しか画面に映らない。
サイド7でジオンの攻撃を受けた為に壊れて使えなくなったMSの残骸を機密保持のため焼却するのに利用した。

親父にもぶたれた事ないのに!

ガルマ率いる敵部隊から襲撃を受け、ホワイトベースを守るべくガンキャノンとガンタンクが応戦する中、ささいなすれ違いが積み重なりついに戦闘を拒否してしまうアムロ。部屋にまで来て説得をするブライトに対しアムロは「そんなにガンダムを動かしたいなら貴方自身がやればいいんですよ」と反論する。
自分で動かせるのであれば言われるまでもなくやっていると返すブライトに対し、「僕だって、出来るからやってるんじゃないですよ」と心情を吐露するもブライトには甘えと捉えられ、鉄拳制裁されてしまうアムロ。

殴って喝(鉄拳制裁)を入れた際に「殴って何故が悪いか。貴様はいい、そうやって喚いていれば気分も晴れるんだからな。」とブライトが居直り謎のポーズ。

それでもアムロは「僕がそんなに安っぽい人間ですか!」と反論すると、更にもう一回殴られてしまい「二度もぶった。親父にもぶたれたことないのに!」とガンダムでも屈指の有名な台詞を発する。しかし、それも「それが甘ったれなんだ。殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか」と、ブライトは一蹴する。
その後はブライトがシャアを引き合いに出して口車に乗せたり、フラウ・ボゥが鼓舞し無事にアムロは出撃する。

シャア謀ったな!

シャアはホワイトベース隊がガンダムを囮に攻撃を仕掛けようとしている事を察し、ガルマにガンダムを追わせホワイトベースとガンダムから挟撃される様に仕向ける。ガルマはシャアを友人と思い、信じていた為にまんまと罠に嵌まり、ホワイトベース・ガンキャノン・ガンタンクからの一斉射撃を後方から食らう。そんなガルマに対しシャアは通信で「君は良い友人であったが、君の父上がいけないのだよ」と高笑いする。そしてシャアに嵌められたと悟り激昂するガルマ・ザビが放った台詞が「シャア!謀ったな、シャア!」
その後、ガルマは自身が搭乗していた航空機・ガウで「ジオン公国に栄光あれ!」と叫びながらホワイトベースに特攻を仕掛けるも一歩届かずガウは爆散してしまう。

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