電脳コイル(アニメ・小説)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『電脳コイル』とは、マッドハウス製作、磯光雄(原案・監督)のアニメ作品。
近未来という設定でありながら、昭和感漂う寂れた町並みや駄菓子屋などが懐かしい日本が舞台。
大黒市へ引っ越してきた主人公ヤサコと謎の少女イサコを中心に起こる事件・都市伝説・電脳世界の謎を追いながら、笑える日常劇から徐々にシリアスな展開へ続いていく。

原川研一(はらかわ けんいち/ハラケン)

CV:朴璐美

感情をあまり出さない大人びた男の子。
幼馴染のカンナの死に罪悪感と疑問を持っており、カンナの死因を探るため1人で行動をしている。
オバちゃんのツテでサッチーやキュウちゃんを1分間だけ制御できる。

コイル電脳探偵局 会員番号5番

沢口ダイチ(さわぐち ダイチ/ダイチ)

CV:斉藤梨絵

ヤサコと同じクラスの男の子。
所謂ガキ大将で電脳メガネを使った悪戯をするが、技術面ではフミエやイサコに負けている。
フミエにちょっかいをかけているが、これは好きな子を苛めてしまう小学生の男の子の行動そのもの。
大黒黒客のリーダー(後にイサコに座を奪われる)

小此木早苗(おこのぎ さなえ/メガばあ)

CV:鈴木れい子

ヤサコの祖母にしてメガシ屋(メガネの駄菓子屋)の店主。
メタバグを使いメタタグを生み出し、メガビー(電脳物資を破損させるビーム)などの攻撃ツールを作り出す。
がめつく強かで、ヤサコからは「おばば」と呼ばれている。

コイル電脳探偵局 会員番号0番

原川玉子(はらかわ たまこ/オバちゃん)

CV:野田順子

ハラケンの叔母なので「オバちゃん」と呼ばれているが、17歳の女子高校生。
黒いライダースーツに黒いバイクが特徴。
大黒市市役所空間管理室の客員顧問でサッチーの導入者。
ハラケンの事を溺愛している。

コイル電脳探偵局 会員番号2番

猫目宗助(ねこめ そうすけ)

CV:遊佐浩二

カメラを持ち歩く謎の青年。
オバちゃん同様にメガマス社の関係者であるが、裏でイサコと連絡を取り合い古い空間を開けようとしている。

コイル電脳探偵局 会員番号3番

小此木京子(おこのぎ きょうこ/京子)

CV:矢島晶子

ヤサコの妹。年相応の奔放さと好奇心を持つ。
何を見ても「ウンチ!」と指を指す。

印象的なマスコットキャラクター達

ペットマトンとは

電脳メガネごしにしか見えない電子ペット。
実際のペットのように可愛がられていたり、主人のいう事を聞く従者として扱われている。

デンスケ

ヤサコの電脳ペットの犬。
元々はヤサコの祖父が飼っていたが、死後、電脳メガネと一緒にヤサコに託した。
電脳ペットなので触る事はできないがヤサコにとっては掛け替えの無い愛犬で、デンスケもヤサコに忠実で危険があると守ろうとする番犬でもある。
普段のお惚け顔が可愛らしく、本作のメインマスコットキャラである。

しかし、デンスケは電脳空間に適合するように改造された実験用の電子ペットであった。
この改造をしたのはメガじいで、ヤサコにメガネと一緒に託したのはデンスケがアッチの世界へ接続するのに必要な鍵で、そこには大量の機密事項があるため関係ない孫のヤサコに託したのだ。

ウィルスに感染し、物語終盤にかけて次第に弱っていってしまう。
バグの塊に成り果ててしまいながらもヤサコを守るデンスケの姿は、命の無いデータ上の犬ではなく命のある生きた動物そのものだ。

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@yamatoj4

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