犬夜叉(InuYasha)のネタバレ解説まとめ

犬夜叉は高橋留美子による少年漫画。1996年から2008年まで週刊少年サンデーで連載された。2000年から2004年にかけてよみうりテレビ、サンライズ制作でアニメ化。現代において受験を控えた女子中学生・かごめが、実家にある曰くつきの井戸から戦国時代にタイムスリップ!妖怪と人間のハーフである半妖の少年・犬夜叉と共に、どんな願いも叶えるといわれる四魂の玉を巡った争いに身を投じる。

あらすじ・ストーリー

御神木に封印された犬夜叉とかごめの初対面

時は戦国。
「すべての願いを叶える」四魂の玉を巡って人間や妖怪が争う時代。
現代に生まれた女子中学生・かごめは実家裏の枯れ井戸から戦国時代にタイムスリップしてしまう。
かごめの腹の中にはなんと四魂の玉が眠っていた。
かごめの前世である巫女・桔梗によって封印されていた半妖の少年・犬夜叉と共に砕け散った四魂のかけらを集める旅に出る。

四魂のかけらを集める道中、仲間になった法師・弥勒、退治屋・珊瑚、狐妖怪・七宝と共に同じように四魂のかけらを集める因縁の相手・奈落を追い詰めていく。
奈落を倒せば旅は終わり、そう考える犬夜叉一行の前に本当の敵・四魂の玉が立ち塞がる。

四魂の玉とは?

犬夜叉のストーリーの軸となるのが四魂の玉。
四魂の玉とは、荒魂、和魂、奇魂、幸魂という4つの魂が宿る宝玉、ということ。
四魂の玉は妖力を高めるといわれ、人にも妖怪にも力を与え、どんな願いも叶えるとされる。
そのため、四魂の玉が世に出てから長い間玉を巡った争いが続いている。

四魂の玉 誕生秘話

戦国時代からさらに1000年前、翠子という巫女がいた。

翠子は強い力を持っており、妖怪たちは彼女に対抗するべく皆で合体技を喰らわせることに。
合体した妖怪たちは彼女を飲み込んだが、彼女は魂を奪われる直前、妖怪たちの魂を自らの魂に取り込み弾き出した。
そのとき彼女の胸から玉となって放たれたのが四魂の玉。

強大な妖力と強大な霊力を持ったその玉の中では翠子と妖怪たちの魂が、依然苛烈な戦いを繰り広げている。

四魂の玉は不滅の存在であるが、たったひとつの「正しい願い」によってのみ消滅するといわれており、物語最終局面でかごめが玉と共に玉の持ち主であった奈落を消滅させることで物語に幕が下ろされる。

登場人物・キャラクター紹介

犬夜叉

主人公。人間の母親と妖怪の父親のあいだに生まれた半妖。

白い長髪と犬耳がチャームポイント。真っ赤な火鼠の衣を纏っている。
鼻がよく臭いを追ってゆくことができる。
朔の日(新月の夜)に妖力を失い、人間の姿に変化する。
力を失うこの日に襲われると生命の危機に陥るため、朔の日に人間になることは秘密。

乱暴な口調や態度から、大雑把な性格なのかと思いきや、他人の心を非常におもんぱかる優しさを持ち、その優しさゆえか桔梗とかごめのどちらも選べず、かなり長い期間行ったり来たりを繰り返したり、意外と優柔不断である。

人間に変化した姿(左)とふだんの犬耳姿(右)

半妖であるがため、妖怪とも人間とも相容れず、幼少の頃から差別や偏見に合ってきた。
自分を受け入れてくれた桔梗と共に生きることを決意するが、鬼蜘蛛(奈落)の策略により桔梗の手で封印される。

桔梗の生まれ変わりであるかごめによって目覚めてからは、桔梗に対するやりきれない気持ちからかごめに辛く当たるが、共に旅をする中で、差別や偏見と縁遠く明るく前向きなかごめと心を通わせ、最終的には妻にする。

危機に瀕すると妖力に人の心が飲み込まれ、完全な妖怪と化す。
完全な妖怪となった犬夜叉は、血を好み敵を引き裂くことにのみに喜びを覚える。
頬には傷痕のような紫の三本線があらわれ、目が赤く充血し、爪も伸びる。
何度も変化を繰り返すと理性、知性を失い、心を失ってしまうとされ、鉄砕牙の力で崩壊を食い止めている。

日暮かごめ

15歳の少女。中学3年生。
制服である緑のセーラー服がトレードマーク。

四魂の玉を祀る日暮神社の長女。
神社の裏にある枯れ井戸が戦国時代に繋がっていたためタイムスリップ。
実はその枯れ井戸は戦国時代に「骨喰いの井戸」と呼ばれ、妖怪の骨をポイ捨てする場所だったため、かごめがタイムスリップの最中、その井戸に棄てられた死にかけの百足上臈に腹を噛み割かれる。
噛み割かれた腹から四魂の玉が出現したため、四魂の玉を抱いて死んだ桔梗の生まれ変わりであることが判明。

かわいい顔で犬耳の犬夜叉に最初から好意を抱いていたが、仲を深めるごとに犬夜叉の元カノで自分の前世である桔梗に悩まされ、苦悩する。
犬夜叉の優柔不断に最も迷惑した人物。

桔梗譲りの霊力を持ち、邪な妖気を祓う。
素手でも多少は祓えるが、弓矢が得意だった桔梗の影響で、弓矢を使うとパワーアップ。
かごめの射る破魔の矢の力は四魂の玉を砕くほど。
この破魔の矢によって無数に砕け散った四魂の玉を集めるため旅に出ることになる。

常人には見えない四魂の玉を視る力を持つ。
この力で四魂の玉のかけらを持つ妖怪を探していく。

弥勒

法師。
非常に女性が好きな天性の女たらし。
口癖は「私の子を産んでくれんか」。
とてもハンサムな色男なのでほとんどの女性が「はい♡」と言ってくれる。
出会った女性にはもれなく子どもを産んでくれるよう頼んでいるので、覚えのない女性がおらず、弥勒の子を孕んだという女性が出現したことがある。
相手が妖怪であっても美人の女性であれば目がないため度々ピンチに陥っている。

そんな弥勒だが恋人・珊瑚に手を出されると怒髪天を衝く勢いで怒る。
ナマズの妖怪が町の人々を生贄に珊瑚を嫁にとろうとした際に「おれの女に何を言うか!」と叫ぶ姿は印象的。
終盤にて珊瑚との間に双子が生まれている(もう一人を妊娠中)。

左手に風穴がある。
風穴は遺伝性で、弥勒と同じく女好きだった祖父が、女性の姿に化けた奈落に誑かされて受けた呪いである。
風穴は徐々に大きくなるようにできており、一定の年齢に達すると風穴に自身が吸い込まれて死亡するため、呪いの大元である奈落を倒すべく犬夜叉に同行する。

珊瑚

keeper
keeper
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