真・三國無双4(Dynasty Warriors 5)のネタバレ解説まとめ

『真・三國無双4』は、『三国志』に登場する武将を操作して自軍を勝利に導くアクションゲーム『真・三國無双』シリーズの第4作目にあたるゲーム作品である。使用可能な武将は48人で、各武将ごとに無双モードが設定されている。また、新描写エンジンの導入により、かねてからの問題であったステルスや処理落ちも大幅に改善され、より一騎当千の快感を味わえるようになった。

本作の新要素の1つで、武器に付随している効果。「軽い」「標準」「重い」の3種類があり、ユニーク武器以外の武器にランダムで付いてくる。「軽い」は威力が落ちるが攻撃速度が素早く、「重い」は威力は高いが攻撃速度が遅くなる、「標準」はその中間という効果がある。

エボリューション攻撃

ユニーク武器と特殊な印の付いた第三武器だけが発揮できる攻撃。無双ゲージが満タンの時にこれらの武器を装備していると、通常攻撃が最大9回まで拡張される。

護衛武将

前作までは数人の護衛兵を育成するシステムだったが、本作では1人の護衛武将を連れていくシステムに変更された。ステージクリア後に仕官してくることがある。能力と成長については仕官時に人物評価が行われ、その説明で分かるようになっている。どんな武将が来るかは運次第だが、プレイヤー武将のレベルとクリアしたステージの難易度が高いほど、評価の良い護衛武将が来る可能性が高いとされている。成長すると一般武将やプレイヤー武将に引けを取らないステータスとなり、味方の士気が下がりにくくなる鼓舞やクリア後に獲得できるアイテムが1つ増える献品などといった特殊能力を獲得できる。得られる能力はランダムで決定される。

護衛武将は槍・剣・弓・弩・杖・羽扇のいずれかの武器を持っており、一部の武器には特殊なアクションもある。例えば羽扇は攻撃力は低いが、体力を肉まん一個分回復できる特殊アクションを持っている。

拠点システム

前作までは敵兵がステージに現れる進入拠点のみだったが、本作から攻撃・防御・補給の3種類が追加された。攻撃拠点の拠点兵長を倒すと攻撃力を上げる成長アイテムが、防御拠点の拠点兵長を倒すと防御力を上げる成長アイテムが、そして補給拠点の拠点兵長を倒すと回復アイテムが得られる。ただし、最高の難易度「修羅」でプレイしている場合は回復アイテムを落とさないので注意が必要である。

また、進入拠点も前作までは一度兵長を倒して制圧すればそのままだったのが、本作では制圧すると自軍の進入拠点になるが敵に奪い返されることもある争奪形式に仕様が変更された。これは『真・三國無双3 Empires』からの逆輸入であり、2004年2月に発売された『戦国無双』にも採用されている。

MIXJOY(猛将伝)

『猛将伝』のゲームシステム。本編のディスクを読み込ませることで、『猛将伝』のデータで全ての要素をプレイできる。例えば『真・三國無双4 猛将伝』なら、専用モードから一度『真・三國無双4』のディスクに入れ替えて読み込ませる。その後、また『真・三國無双4 猛将伝』のディスクに戻せば、電源を切るまで『真・三國無双4』と『真・三國無双4 猛将伝』の両方の要素を『真・三國無双4 猛将伝』のデータでプレイできる。シリーズの『猛将伝』すべてにこのシステムが搭載されている。

本作で追加された新武将

曹丕

字は子桓。曹操の嫡男にして覇道の後継者で、後に魏王朝初代皇帝となる。父の覇道を見届け、さらなる覇業を成し遂げようとする人物。高い知性と合理的な思考から人を見下すような態度を取ることが多い。曹操を「父」、甄姫を「甄」、司馬懿を「仲達」と呼んでいる。
CVは神奈延年。物事を冷静に分析し、己のあるがままに対応する度量を持つ。エンディングには司馬懿の野心をも見透かしている描写がある。「冷徹なダークヒーロー」を基本コンセプトとして、クールな印象を与えるようにデザインされた。

龐徳

字は令明。当初は西涼地方の太守・馬騰とその息子・馬超に仕えていたが、「潼関の戦い」で曹操軍に敗れたため曹操に降ることになった。CVは森田成一。
非常に寡黙な武人で「戦場に生きてこそ士」という信念を持つ。関羽と戦った「樊城の戦い」で魏への忠義を示すため、自身の棺を仕立てたという逸話が有名である。西涼の武将だった来歴にちなみ、魏の武将とはやや異なる鎧のデザインや、魏の象徴獣・鳳凰をモチーフとした意匠がないなど、他の魏の武将とは異なる文化圏にいたことを強調するデザインとなっている。

関平

字は伝わっていない。『三国志演義』では養子となっているが、史書では関羽の息子とだけ伝えられている。関羽と共に亡くなったことは史実・演義ともに同じである。
関羽を強く尊敬しており、その境地に少しでも近づけるよう日々の鍛錬を欠かさない真っすぐな性格の若武者。周囲にも蜀を支える次代の将として将来を嘱望されていた。CVは中尾良平。養父・関羽への憧憬と尊敬の念を表すため、衣装には関羽と共通のモチーフが取り入れられている。

星彩

張飛の娘で関平の幼なじみでもある。父親とは似ても似つかぬ美貌と冷静さを持つ女性武将。史実では張飛の娘は2人おり、どちらも劉備の息子・劉禅に嫁いでいる。最初に嫁ぎ、皇后となった姉が若くして亡くなった後、妹も劉禅に嫁ぎ、2番目の皇后となった。『三国志演義』では姉妹が混同もしくは同一化されたらしく、妹しか出てこない。なお、星彩はオリジナル要素がかなり強く、劉禅との関係など史実の張飛の娘とはかなり異なる設定がある。
CVは野田順子。劉禅を守ることを己の使命とし、武術と兵法の師でもある趙雲を目標に日々精進を重ねている。俊敏さと女性らしい華やかさとを前面に出すために防御力を抑えたデザインとなっている。

凌統

Laylah
Laylah
@Laylah

Related Articles関連記事

真・三國無双2(Dynasty Warriors 3)のネタバレ解説まとめ

「真・三國無双2」は、2001年にコーエー(現・コーエーテクモゲームス)から発売されたアクションゲームで、真・三國無双シリーズの第2作目にあたる。前作の不満点を解消、大幅にパワーアップさせた内容で大ヒットを記録した。「三国志」に登場する武将達を基にした使用キャラは41人。選んだ武将で自軍を勝利に導き、三国統一を目指すのが一番の目的である。

Read Article

真・三國無双7(Dynasty Warriors 8)のネタバレ解説まとめ

『三国志』に登場する武将達を操作して数多の戦場を駆けるコーエーテクモゲームスの『真・三國無双』シリーズ。その第7作目の作品が本作である。後に『真・三國無双7 猛将伝』とセットになった『真・三國無双7with猛将伝』が、シリーズ初のPS4版として発売された。 基本のストーリーは史実通りだが、プレイヤーの行動次第でIFルートへ進めるのが本作の大きな特徴である。登場する武将も過去最多の77名となった。

Read Article

真・三國無双(Dynasty Warriors 2)のネタバレ解説まとめ

真・三國無双(Dynasty Warriors 2)とは、2000年8月にコーエー(現・コーエーテクモゲームス)から発売されたゲームソフトで、真・三國無双シリーズの第1作目である。ジャンルはアクションゲーム。 中国の古典「三国志」に登場する武将を操作し、自軍を勝利に導いていく。1人で複数の敵をなぎ倒す「一騎当千」のアクションが最大の特徴であり、魅力である。

Read Article

真・三國無双6(Dynasty Warriors 7)のネタバレ解説まとめ

『真・三國無双6』は、2011年3月にコーエーテクモゲームスから発売された『真・三國無双』シリーズの第6作目の作品である。 これまでは魏・蜀・呉の三国を中心に描かれてきたが、本作でついに史実で三国時代を終わらせた第4の国・晋が登場。それに伴い、過去作ではあまり描かれてこなかった『三国志』後半の物語にも焦点が当てられている。武将も大幅に増加し、参戦武将は過去最多の62名となった。

Read Article

真・三國無双3(Dynasty Warriors 4)のネタバレ解説まとめ

『真・三國無双3』とは、コーエー(現・コーエーテクモゲームス)から2003年2月に発売されたゲームソフトで、『真・三國無双』シリーズの第3作目にあたる。 プレイヤーは一人の武将となり自軍の勝利を目指す。使用可能武将は42人。前作の無双モードが武将別だったのに対して、今作の無双モードは勢力別になっており、プレイヤー武将を途中で変更できる仕様となっているのが大きな特徴である。

Read Article

真・三國無双5(Dynasty Warriors 6)のネタバレ解説まとめ

『真・三國無双5』とは、2007年11月にコーエー(現・コーエーテクモゲームス)から発売された『三国志』を題材としたゲーム『真・三國無双』シリーズの第5作目。シリーズ初のPS3用ゲーム作品である。 新媒体になったことで、キャラクタービジュアルやアクションシステムの大幅な刷新、戦略要素の強化などこれまでにない試みがなされた。シリーズの転換期としてあらゆる面で様々な実験が施された作品ともいえる。

Read Article

真・三國無双8(Dynasty Warriors 9)のネタバレ解説まとめ

『真・三國無双8』とは、『三国志』に登場する武将達を操作し、物語を展開していくアクションゲーム『真・三國無双』シリーズの第8作目にあたるゲーム作品。ナンバリングタイトルとしては約5年ぶりの作品となる。本作最大の特徴は、『無双』シリーズでは初となるオープンワールドシステムの採用である。今回の武将の追加で、ついにプレイ可能な無双武将が90人を超えた。メインモードは各武将ごとにシナリオが分かれ、その生涯を追う形で各自のストーリーを進めていくスタイルである。

Read Article

【真・三國無双】大ヒットタイトル、『無双』シリーズの派生作品まとめ【戦国無双】

コーエーの大ヒット作品であり、『無双アクション』というジャンルを確立した人気作品、「真・三國無双」シリーズの派生作品まとめ。 全ての始まりとなった『真・三國無双』から、PS3で発売された『TROY無双』、人気マンガとのコラボ作品である『北斗無双』や『ゼルダ無双』を紹介しています。

Read Article

無双OROCHI(Warriors Orochi)のネタバレ解説まとめ

『無双OROCHI』とは、コーエーが『無双』シリーズ10周年記念作として発売したアクションゲーム作品。『真・三國無双』シリーズと『戦国無双』シリーズとのクロスオーバー作品で、本作のオリジナルキャラクターを含め、70人以上の武将達を操作できるのが大きな特徴である。三國と戦国との共演はファンに好評で、後に続編の『無双OROCHI 魔王再臨』が発売された。突如出現した魔王・遠呂智によって融合した三國と戦国の世界。三國・戦国の武将達は共闘・対立を繰り返しながらも、やがて遠呂智打倒のために団結していく。

Read Article

無双☆スターズ(Warriors All-Stars)のネタバレ解説まとめ

『無双☆スターズ』とは、コーエーテクモゲームスが2017年3月に発売したゲーム作品。同社のブランドタイトルのキャラクター達が共闘するオールスターゲームでもある。舞台はとある異世界。ある日突然、異世界へ召喚された英雄達は、それぞれが協力を乞う3人の王族と出会う。そして英雄達は、見知らぬ世界での三つ巴の争いに巻き込まれていくのだった。マルチエンディングを採用しているため、物語の展開と結末はプレイヤーの選択次第という点も、本作の大きな特徴である。

Read Article

戦国無双4(Samurai Warriors 4)のネタバレ解説まとめ

『戦国無双4(Samurai Warriors 4)』とは、2014年3月に発売された『戦国無双』シリーズの第4作目にあたるPS3用ゲーム作品。戦国時代を舞台に数多の武将が活躍する同シリーズの10周年記念作品でもある。後にPS4版も発売された。シリーズの主人公・真田幸村と、本作が初参戦となる幸村の兄・信之の絆と相克を中心に、様々なドラマが戦国乱世に展開されていく。

Read Article

戦国無双(Samurai Warriors)のネタバレ解説まとめ

『戦国無双』とは、2004年2月11日にコーエーより発売された『戦国無双』シリーズの第1作目にあたるゲーム作品。『真・三國無双』シリーズの姉妹作品でもある。舞台は日本の戦国時代、歴史に名を残す武将達が様々な戦場を駆け抜ける。各武将ごとにストーリーが分岐するマルチエンディングシステムが搭載されており、プレイヤーの行動次第で新たな歴史が紡がれる。

Read Article

戦国無双 〜真田丸〜(Samurai Warriors: Spirit of Sanada)のネタバレ解説まとめ

『戦国無双 ~真田丸〜』とは、2016年11月に発売されたゲーム作品。『戦国無双』シリーズの1つで、2016年NHK大河ドラマ『真田丸』との公式タイアップ作品でもある。『戦国無双4』シリーズをベースに、真田家を中心としたストーリーとなっているのが大きな特徴。真田昌幸・幸村父子を主人公に据えた戦国乱世のドラマが展開される。また、長期戦や昼夜の概念、時間の経過による容姿の変化など、これまでにはない試みも多く採用された。

Read Article

戦国無双2(Samurai Warriors 2)のネタバレ解説まとめ

日本の戦国時代を舞台としたアクションゲーム『戦国無双』シリーズの第2作目にあたる作品が『戦国無双2(Samurai Warriors2)』である。群雄割拠の時代が中心であった前作に対して、本作は関ケ原の戦いを中心にした物語が展開される。後に『Empires』と『猛将伝』も発売された。 アクションやシステムなど、あらゆる面で『戦国無双』シリーズを確立した作品としても評価が高い。

Read Article

戦国無双3(Samurai Warriors 3)のネタバレ解説まとめ

『戦国無双3(Samurai Warriors 3)』とは、2009年12月に発売されたWii専用ゲーム作品で、後にPS3版も発売されている。戦国時代を舞台に、数多の武将達の物語が展開される『戦国無双』シリーズの第3作目にあたる。本作は武将達の様々な形の「絆」を中心とし、「関東三国志」「戦国の三傑」「関ヶ原の若武者」と、3つのストーリーを中心とした構成となっているのが特徴である。

Read Article

目次 - Contents