NANA(ナナ)のネタバレ解説まとめ

『NANA』とは矢沢あいによる音楽と恋愛を描いた長編漫画。実写映画化、アニメ化もされた人気作。1999年から『Cookie』にて連載、2009年8月号から作者急病のため休載している。恋愛に生きる奈々と音楽に生きるナナのふたりを中心に、喜びや悲しみ、挫折と成功を繰り返す「夢の実現」と「現実の厳しさ」を感じさせる作品である。

一番描きづらいキャラクター

以前のハチは中途半端な田舎臭さと色気の無さを表現するのは難しかったとのこと。
しかし物語が進むにつれて、女性的な体つきになり顔にも優しさが溢れてきた影響か、描きやすくなったようである。

恋人にしたいキャラクター

恋人にしたいかはともかく、ツライ恋の方が燃えるという理由から恋愛をするならタクミを選んでいる。
しかし結婚するなら、実は俺様キャラな面がある京助とのこと。

友達にしたいキャラクター

明るくて、楽しそうで、付き合いやすそうでいながら恋愛対象にならないという理由で章司を選んでいる。
女性キャラクターでは可愛がりたい、ほっとけないという理由でハチを選んでいる。

家族にしたいキャラクター

兄弟にするなら兄がレン、姉がレイラ、妹が美里、弟がシンが良いとのこと。
淳子が姉だと毎日説教されそうで嫌だとも語っている。

ハチの彼氏の中で一番好きなキャラクター

浅野もノブもいまいち好みと違うとの理由で、タクミを選んでいる。

彼女にしたいキャラクター

彼女にしたいキャラクターについてはハチと即答している。振り回されても全然余裕だとのこと。

自分に似ていると思うキャラクター

周りからは淳子と言われることが多いが、作者本人は自分にも他人にも甘いので似ていないと思っているとのこと。

「トラネス」と「ブラスト」どちらに入りたいか

パンクバンドはできないという理由から「トラネス」を選んでいる。

奈々の地元時代とこれから

早乙女純子と共に高校を卒業した奈々は、同時に不倫関係も終わらせていた。地元デザイン学校で遠藤章司、高倉京介と出会い四人で楽しくやっていたが、翌年奈々以外の三人が上京することになった。
ひとり置いていかれるのが嫌だと奈々は泣くが、来年美大進学を目指す章司と恋人となり、章司が合格したら自分も上京するとアルバイトに専念する。
前々から惚れっぽい性格だった奈々だが、章司との交際により真面目なアルバイターとなった。
しかし章司の大学合格の知らせと共に上京すると事態が急変。奈々はナナと暮らすことになり、章司はバイト先の後輩で同じ大学の幸子と浮気状態となる。
その事実を知った奈々は章司を「いらない」と泣きながら切り捨てた。
男に幻滅した奈々はナナのバンドをサポートするようになったが、ステージに上がるメンバーとそれを見る自分に差を感じることになる。
ヤスたちの計らいでトラネスメンバーと知り合った奈々は、すぐに憧れのタクミに恋をした。かねてからトラネスファンであり、タクミのポスターに「お嫁さんにして」と言っていた奈々は、ついに本物に出会えたのである。
そのままタクミの手腕に落とされた奈々だが、同時にノブの実直で優しい愛にも触れることとなる。
ノブは「タクミと付き合っているなら」と身を引こうとしたが、奈々はその頃すでにタクミに振り回されることに疲れていた。電話で「さよーなら」と一方的に告げ、奈々はノブの愛を取ったのである。その瞬間を「しあわせ」とも思っていた。
しかしタクミの子供を妊娠しているとわかりノブとは破綻、奈々はタクミと結婚することになる。
結婚後もタクミは仕事一筋で、奈々は孤独な新婚生活。
そんな中、ブラストのシンが麻薬で逮捕される事件が起こる。
ブラストは活動を休止せざるを得なくなり、メンバーも奈々も途方に暮れた。
そうした中、今度はレンの他界のニュースが入る。

数年後、レンが命名した娘の菫と奈々の暮らしは落ち着いたものだ。奈々は仕事をし、大人となっていた。
一方で行方知れずとなったナナの行方を案じていると、「ナナがイギリスにいるかもしれない」との一報が入る。

ナナの地元時代とこれから

雪深い街でナナは育った。両親はおらず、厳しい祖母のもと、ナナはいつも孤独だった。
高校でノブと出会い、音楽やファッションに興味を示すが、祖母の手前そうもいかない。
しかしある日、祖母が亡くなりナナは天涯孤独となってしまう。
その日、ナナは祖母の「赤い服は男を惑わす」との言いつけを破り、赤いワンピース姿でノブの勧めるライブに足を運んだ。
そこでレンと出会う。
意気投合し、恋をし、そしてレンと共に暮らすことになった。学校はすでに退学していた。
幸せな日々は長くは続かなかった。
歌いたい。結婚はしたくない。子供もいらない。
そう続けるナナの前からレンが去る日がきた。トラネスのギタリストとして、上京することとなったのだ。
そこから数年、ナナはレンが残したギターだけを持って上京を果たす。
列車の中で意気投合した奈々と暮らし始めてすぐ、ノブが後を追って上京してきた。新曲を抱えて家出同然のことだった。
そしてその新曲に触発され、ヤスも上京。加えて、ベースのシンが加入。新生ブラストがここから始まった。
ライブの映像があるレコード会社の目にとまりデビューを果たすも、ナナは精神的ストレスから過呼吸を起こすようになった。きっかけは奈々の結婚だった。
親しい人間への異常な固執は、過去の孤独からくるものだった。
レンと関係を戻してから、結婚。バンドも順調。ナナの幸せはこれからのはずだった。
しかしシンの麻薬事件発覚により事態は暗転。ブラストは活動休止となり、ナナはソロへの移行を余儀なくされる。
バンドへのこだわりを見せながらも、いつかブラスト再開のためにソロを選んだ矢先、今度は夫となったレンの訃報が入る。

数年後、ナナは金髪にワンピース姿で歌う姿が海外で目撃されている。
外見は変われど、その左腕にはレンの花が咲いていた。

『NANA』の主題歌・挿入歌

テレビアニメ『NANA』

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