amazarashi(アマザラシ)の徹底解説まとめ

amazarashiとは青森県で結成された日本のロックバンド。
時代をリアルに切り取る歌詞とメロディアスな楽曲、耳に心地よいミドルトーンの声。
アニメやゲーム業界とのタイアップを精力的にこなし、なおかつメンバーの顔写真が検索してもヒットしない謎に包まれたバンドである。
紗幕をステージ前面に張り、そこにタイポグラフィーと映像を投影するという独自のライブ演出が展開される。

出典: www.amazon.co.jp

1.デスゲーム
2.空っぽの空に潰される
3.古いSF映画
4.渋谷の果てに地平線
5.夜の歌
6.逃避行
7.千年幸福論
8.遺書
9.美しき思い出
10.14歳
11.冬が来る前に
12.未来づくり

2011年11月16日発売のメジャー1stアルバム。
初回限定盤には「夏を待っていました」「クリスマス」「アノミー」のPV、2011年6月17日に渋谷WWWで行われたライブから「カルマ」のライブ映像が収められたDVD、詩集と秋田ひろむ初の書下ろし小説「しらふ」が掲載されたブックレットがセットになっている。
2011年11月4日にTOKYO FMにて行われたイベント「RADIO DRAGON」の『千年幸福論』先行リスナー試聴会にて、抽選で当選したリスナーのみに先行公開された。
生と死を鮮やかに表現する今までの詩世界観と、これまでになかった攻撃的なサウンドが圧巻。

『夕日信仰ヒガシズム』

出典: www.amazarashi.com

1.ヒガシズム
2.スターライト
3.もう一度
4.夜の一部始終
5.穴を掘っている
6.雨男
7.後期衝動
8.ヨクト
9.街の灯を結ぶ
10.生活感
11.ひろ
12.それはまた別のお話

2014年10月29日リリースの2ndフルアルバム。
通常盤と初回限定盤の2仕様で、初回限定盤には各楽曲に対する詩集、2014年9月9日に東京ドームシティホールで開催された「あまざらし千分の一夜物語 スターライト」で発表した短編小説を上製本にして封入され、さらに同ライブ映像の一部が収められたDVDが特典として付属。
また、収録されている曲は全て新曲。劇場上映イベント「1386」や、秋田ひろむが親友に向けて歌った楽曲「ひろ」などが収録される。
1曲目の「ヒガシズム」では、オールドロックのテイストの楽曲にノスタルジーな歌詞が相まり、アルバムの開始曲にふさわしいタイトルとなっている。

『世界収束二一一六』

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1.タクシードライバー
2.多数決
3.季節は次々死んでいく
4.分岐
5.百年経ったら
6.ライフイズビューティフル
7.吐きそうだ
8.しらふ
9.スピードと摩擦
10.エンディングテーマ
11.花は誰かの死体に咲く
12.収束

2016年2月24日リリースの3rdフルアルバム。
初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤という3形態で、初回限定盤AにはLIVE DVD・オリジナル小説・詩集本、初回限定盤Bにはamazarashiオリジナルフィギュアが封入された。
アートワークにはamazarashiのデビュー以前からジャケットやビデオクリップのビジュアルディレクションを担当しているYKBXの描き下ろしイラストが使用され、amazarashiオリジナルキャラクターでもあるテルテル坊主の新キャラクターが登場している。
TVアニメ「東京喰種√A」EDに起用された「季節は次々死んでいく」、ノイタミナ「乱歩奇譚 Game of Laplace」OPの「スピードと摩擦」を含む全12曲が収録されている。
アルバム全体に通して漂うのは「こんな時代に産まれちゃったんだからしょうがないよね」という諦念と希望。
特に7曲目の「吐きそうだ」は、ポエトリーディングといっても過言ではない量の秋田の思いが強く吐き出される。
アルバムタイトルは、「100年後は僕らの次の世代でちょっと先の未来」という意味でつけられている。

代表曲

季節は次々死んでいく

2015年のアニメ『東京喰種トーキョーグール√A(ルートエー)』のEDに選ばれ、期間生産限定盤としてアニメジャケ使用のCDも発売された初のシングルである。
初回生産限定盤にはanthology1386 cinema show Premium Acoustic LIVE、niconico Live @ 2014.10.27のDVDが同梱されている。
MVでは、歌詞の形に切り取った肉を眼鏡をかけた女性が食べ続ける。
撮影に使用された肉はレーザーカッターで生の牛肉を歌詞の形で切り取るという世界初の手法を採用しており、冒頭にはMVのテーマを象徴する谷川俊太郎の詩が引用されている。
「イノチはイノチを食べている」というこのテーマに添うように、Bメロでは女性が「僕」の形に切り取られた肉をフォークですくい上げるシーンが印象的。

「スピードと摩擦」

2015年7月から放送された江戸川乱歩没後50年記念アニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』のOP。
初回生産限定盤、通常盤の他に期間生産限定盤が発売された。
初回生産限定盤にはLIVE @niconico 2015.05.12のDVD、期間生産限定盤にはアニメOPノンテロップムービーのダウンロードコードが付属している。また、初回生産限定盤にはamazarashiとしては初となる、インストゥルメンタルが収録されている(「スピードと摩擦」「風邪」「名前」の3曲)。
8月5日には表題曲のMVがYouTubeで公開された。
公衆便所の中を女子高生が踊り狂うという内容で、視聴者に大きなショックを与えたこの作品。
歌詞の透かし彫りが入った壁でトイレを囲んであり、そこからのライティングとめちゃくちゃに荒らされる室内が、幻想と死を連想させる。

夏を待っていました

2010年文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門優秀賞と3DCG AWARDS 2010でアニメーション部門最優秀賞を受賞。
バンドのシンボルともなっているてるてる坊主のキャラクターが、電柱に囲まれた街を漂うCGアニメ作品となっている。
どこにでもいる平均的な「僕」と3人の友人にまつわるストーリーであり、歌詞は暗いが、「人間は理不尽なことにも負けない強さをもっている」という希望を抱くものとなっている。

祈り

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アルバム『ラブソング』に収録されている。
東日本大震災について秋田が考えたことがそもまま曲になっている。
2011年3月11日に震災を受けそのまま書いたというオフィシャルサイトで発表された詩に、1年後の2012年3月11日、新たに楽曲を付け発表した。
青森在住のamazarashiは震災発生後に、自身の近況と被災者へ対する思いをつづった「祈り」と題した詩と、女性が黙祷を捧げるイラスト「PRAY FOR JAPAN」を公開。
災害当日はまだ雪が降る中だったので、リアルに寒さに凍え停電をやりすごす様子が描かれている。

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