仮面ライダー(Kamen Rider、Masked Rider)のネタバレ解説まとめ

『仮面ライダー』は石ノ森章太郎原作の特撮テレビドラマ。45年以上の長きにわたって、日本の等身大ヒーローの代表格であり続けるシリーズの1作目となる番組である。ショッカーによる改造手術を受けて、自らが望まぬ圧倒的な力を得てしまった本郷猛と一文字隼人は、仲間の力を借りつつ、仮面ライダーとして明日も知れぬ戦いに身を投じていく。「人類の自由と平和」のために。

怪人「黄金狼男」に変身することができ、第39話にて仮面ライダー2号と激闘を展開するが、2号がバッタの脚力を活かして放ったライダーパンチの直撃を受けて死亡した。

死神博士(演:天本英世)

第40話にて日本支部に着任した2代目の大幹部。改造人間を生み出すことにかけては右に出るものはいないといわれている。もともとは欧州支部で活躍していた。

『仮面ライダーSPIRITS』では、一文字隼人を含む、仮面ライダー1号撃退を目的とした「第二期部隊」(仮面ライダー2号と同型の改造人間たち)の改造の指揮を執っていたとされ、本郷が渡欧したのも死神博士を追って、と設定されている。

改造術や科学に優れ、催眠術の名手でもある一方、アジトでは占星術や魔方陣なども使う、謎の多い人物。
劇場版『仮面ライダー対ショッカー』で、地軸を制御できる装置の奪取に失敗したことや、これまでの失態を受けて南米支部に更迭されたが、怪人「ナマズギラー」や「サイギャング」を引き連れて、その後も2度にわたり日本を訪れている。

怪人「イカデビル」に変身することができ、強力なパワーとライダーキックを弾き返す「キック殺し」を使いこなして、仮面ライダー1号を圧倒するほどの実力をもつ。
さらに勝利を確実なものにするべく、友人の生命を駆け引きの道具として、藤兵衛に自らのトレーニングを行わせるが、その際に頭部が弱点であることを明かしてしまう。そして仮面ライダー1号とイカデビルの交戦中に、アジトから逃れた藤兵衛の助言を受けた1号の一撃を頭部に受けて弱ったところに、ライダーきりもみシュートを食らって爆散した。

地獄大使(演:潮健児)

第53話から登場した、3代目大幹部。大量殺人を目論むテロや、大規模な破壊計画を好む傾向がある。これまでの大幹部と異なり、自ら前線に出ることが多い。宙に浮かんだ炎の中から本郷に宣戦布告したり、生贄を使った呪術で怪人を蘇らせるなど、魔術を使うこともできる。
性格は豪快で感情の起伏が激しい。機嫌が悪いと部下の怪人に八つ当たりすることもあるが、部下の怪人たちの特訓を上機嫌で眺めることもある。宿敵の本郷に「本郷君」と呼びかけたり、誘拐した科学者に丁重に挨拶するなど、紳士的な一面も有する。

第79話で、ショッカーの秘密を密告したという疑いをかけられ、ギロチンで処刑されかかる。そこを仮面ライダー1号と滝に救出され、少年仮面ライダー隊本部に一時的に身を寄せる。
しかしそれは陰謀であり、藤兵衛らを拉致した上で戦闘員を指揮し、本郷たちに戦いを挑む。怪人態「ガラガランダ」の姿で1号と激戦を展開するが、ライダーキックを受けて致命傷を負い、地獄大使の姿に戻って「ショッカー軍団、万歳!!」と叫んで息絶えた。

『仮面ライダーSPIRITS』でそれまでの暗黒組織の怪人を復活させて率いる存在として描かれている組織「BADAN」(もとは『仮面ライダーZX』でZXと敵対する組織)の総指揮官「暗闇大使」とは従兄弟同士(暗闇大使を演じているのも潮)であるが、お互いを忌避し合っている。

ゲルショッカー

ゲルショッカーの紋章

地獄大使の死と共に、ショッカーの解体を仮面ライダーらに告げたショッカー首領が結成した新たな組織。それに際してショッカー戦闘員や科学陣はほぼ粛清されている(2011年の『仮面ライダーオーズ』の描写を見ると、僅かながら生き残ったものはいる模様)。
アフリカの奥地で活動していたという密教集団「ゲルダム」とショッカーの科学力をミックスして誕生した。ゲルダムで特訓を受けたゲルショッカーの戦闘員はショッカー骨戦闘員の2倍の力を持つが、特殊薬品「ゲルパー薬」を定期的に摂取しなければ身体が炎上する、という宿命を負っている。

ゲルショッカー怪人の代表格「ガニコウモル」

ゲルショッカーの改造人間の特徴は、人間に2種類の動植物の特性を埋め込まれている、合成怪人である。
ショッカー最末期から暗躍していた怪人「ガニコウモル」が1号と相撃ちになったり、怪人「イノカブトン」や「ネズコンドル」が本郷に大ダメージを与えるなど、仮面ライダーを苦戦させる強敵が多かった。

ブラック将軍(演:丹羽又三郎)

もとはロシア帝国の軍人で、革命を生き延びてゲルダムに身を寄せ、その手腕が認められてゲルショッカーの最高幹部に就任した。合成怪人のプランも彼の発案とされる。
凶悪犯を改造人間の素体として選んだり、大量虐殺プランを立案したりなど、冷酷非情な性格。

怪人態はヒルとカメレオンの合成怪人である「ヒルカメレオン」。人間の血液を採集して、仮面ライダーに倒された怪人を再生させることができる。またアジトに侵入した本郷の一瞬の隙をついてベルトを凍結させ、変身を防いだが、2号の救援により計画は失敗。
最終的には、再生怪人によって大攻勢をかける作戦のため、ダブルライダーを引きつける囮となって2人に勝負を挑み、致命傷を負ったあとブラック将軍の姿に戻って死亡する。組織に対する忠誠心には1号も敬意を示した。

ショッカーライダー

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