機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(逆シャア・CCA)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』は富野由悠季による日本のアニメ映画。
宇宙世紀0093。新生ネオ・ジオン軍のアクシズ落とし計画を阻止しようと、全力をもって挑む連邦軍の特殊部隊「ロンド・ベル」。その中で、アムロ・レイとシャア・アズナブルという、『機動戦士ガンダム』シリーズきってのメインキャラクターが互いの信念をぶつけ合い、決着を迎えることとなる。

RGM-89 ジェガン

連邦軍が一年戦争時代に製造した量産型モビルスーツ「ジム」の系譜にある機体。
量産型モビルスーツとしては基本性能が優秀であり、『逆襲のシャア』当時の地球連邦軍の主力機体となっているほか、30年が経過した『機動戦士ガンダムF91』時代になっても現役で使用されている。
武装はビームサーベル、ビームライフル、ミサイル、頭部バルカン他。

AMS-119 ギラ・ドーガ

新生ネオ・ジオン軍の主力となっている量産型モビルスーツ。
ジオン軍が一年戦争時代に製造した量産型モビルスーツ「ザク」の系譜にある機体。運用性と生産性に優れた汎用機であり、バックパックを換装することによって様々な戦場に対応できる。
かつてジオン軍が隊長機に与えていたのと同様に、隊長の機体には角が装着される。
エースパイロットであるレズン・シュナイダー機は特別に青い塗装が施される。
武装はビームアックス、ビームマシンガン、ミサイル装備シールド他。

MSN-03 ヤクト・ドーガ

ギュネイ専用機

クェス専用機

新生ネオ・ジオンがギラ・ドーガをベースにして開発したニュータイプ専用機。2体のみ存在し、1機はギュネイ・ガス、もう1機はクェス・パラヤが搭乗する。

ビームサーベル、メガ粒子砲内臓シールドのほか、ニュータイプ専用機として両機ともファンネルを搭載している。2機は主武装が異なり、ギュネイ機はビーム・アサルトライフルを、クェス機はビームマシンガンを装備している。

クェス機は彼女がα・アジールに乗り換えて以降は戦場に出撃せず、ギュネイ機はアムロが操縦するνガンダムによって撃破されている。
『ベルトーチカ・チルドレン』では「サイコ・ドーガ」というほぼ同様のモビルスーツが登場している。

NZ-333 α・アジール(アルバ・アジール)

新生ネオ・ジオンきっての高火力を誇る、ニュータイプ専用のモビルアーマー(モビルスーツよりも大型の機動兵器)。
機体コントロールや武装の管制をフルに行うためには、高い能力をもつニュータイプでないと乗りこなせない。
大型ファンネル、有線アームのビーム砲、頭部バルカン、口部大型メガ粒子砲など数多くの武装を持ち、戦艦をも易々と沈める。

劇中ではνガンダムと交戦するが、ギュネイのヤクト・ドーガを撃墜されて混乱しているところにハサウェイ・ノアが搭乗するジェガンと接触。彼と問答を続けているうちに、リ・ガズィのバズーカ・ランチャーの直撃を食らい撃破された。
『ベルトーチカ・チルドレン』では、アムロのνガンダムからシャアのナイチンゲールを守ろうとして2人の間に入るものの、ハサウェイのビームライフルがコクピットを直撃し、撃破された。

見どころ

アムロとシャアの決着

クライマックスとなるアクシズ落とし作戦のさなか、アムロとシャアはそれぞれνガンダムとサザビーを駆り、激突する。

それ以前にも、フィフス・ルナ落としの際にもリ・ガズィとサザビーでそれぞれモビルスーツ戦を繰り広げたが、このときは機体性能の差によって、シャアがアムロを圧倒することとなった。
『ベルトーチカ・チルドレン』では、シャアがこの際にグラープ・ガスが乗っていた、半壊したサイコ・ドーガをあえて投棄し、アムロにサイコ・フレームの技術を与えている。

モビルスーツを介さない戦いでは、コロニー・ロンデニオンで偶然遭遇し、互いの主張をぶつけつつ取っ組み合いとなった。
「人間のエゴの全てを呑み込めるほど、地球は巨大ではない!」(シャア)
「人類の知恵はそんなものだって乗り越えられる!」(アムロ)
「ならば今すぐ愚民どもに叡智を授けてみせろ!」(シャア)

この問答を通して両者は分かり合うことなく、アムロがシャアに拳銃を向けたところで、アムロと共にいたクェスがシャアに味方し、シャアは撤退することとなる。
『ベルトーチカ・チルドレン』ではこのタイミングで「互角に戦って勝つ!それが私には真の勝利なんだ!」とシャアが叫んでいる。その言葉を受け、アムロはサイコ・ドーガ投棄の目的がサイコ・フレーム技術を自分に与えるためだった、と悟っている。

そしてアクシズ宙域における戦いでは、互いにファンネルを撃ち合い、ニュー・ハイパー・バズーカがシールドを破壊し、ブーメランのように投げられたビーム・トマホーク・サーベルがνガンダムのビームライフルを切り裂く、といった激戦が展開される。
ビームサーベルでの斬り合いを経て、決着をつけることとなったのは、武器を使わない格闘戦だった。何度目かのνガンダムのパンチが、サザビーの頭部を完全に粉砕する。シャアはコックピットを分離させて逃れようとしたが、νガンダムが発射したトリモチランチャーで捕獲される。

「νガンダムは伊達じゃない!」

「νガンダムは伊達じゃない!」
アムロのνガンダムとシャアのサザビーが激突している最中、ブライトは作業用のプチ・モビルスーツ部隊を率いてアクシズ内にいくつもの爆薬を仕掛けていた。
そしてアムロとシャアの決着がついたころ、アクシズは2つに分割される。しかしシャアは笑っていた。アクシズの2つの破片のうち、後ろ半分は地球の重力にひかれて落ちると計算したためだった。

「貴様ほど急ぎすぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!」
アムロは、シャアのコックピットをアクシズに叩き付け、νガンダムを最大出力にしてアクシズの進路を変えようとする。
その行為に、連邦の他の部隊のモビルスーツや、さらには新生ネオ・ジオン側のギラ・ドーガまで加勢する。

「ロンド・ベルばかりにいい思いはさせませんよ!」
「地球がダメになるかならないかなんだ、やってみる価値はありますぜ!」
しかし幾つかの機体は摩擦熱とオーバーロードで自壊していく。
そんな中で、νガンダムから虹色の光が放たれた。その光は他のモビルスーツを弾き飛ばし、アクシズを包み込んだ。
その光を、シャアはサイコ・フレームに多くの人々の意思が共振した現象と見た。不安を感じさせない、むしろ暖かさを感じさせる光だった。

その中でも、シャアは「この暖かさをもった人類が地球を破壊する」と主張し続け、アムロは「世界に人の心の光を見せなければならない」と返した。
2人の男は分かり合うことはなかった。
その一方で、撃墜されたチェーンが持っていたサイコ・フレームに導かれるようにして、アクシズの破片は地球を離れた。
ブライトはそれを見て一言「奇跡だ……」と呟く。

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