トイ・ストーリー3(Toy Story 3)のネタバレ解説まとめ

ピクサーによる生きたおもちゃの物語3作目です。おもちゃで遊ばなくなったアンディと、遊んでほしいおもちゃたち。大学に同行するカウボーイ人形のウッディ以外は、捨てられたと思い込んで保育園に寄付される道を選びます。そこが、おもちゃの楽園に見せかけた地獄だとも知らずに。容赦ない展開と冒険に手に汗握る、それでいて爽快にして感動の物語です。ジョン・ラセター製作総指揮、リー・アンクリッチ監督。

出典: ameblo.jp

二作目でポテトヘッド夫妻の養子となった、三体の三つ目のエイリアン人形。
元はピザ・プラネットという店のゲームコーナーの景品で、クレーンゲーム出身である為、クレーンを神と認識しています。
ゴミ処理場でクレーン車を追って一旦は行方不明になったが、焼却炉に落ち込み策の尽きたウッディたちをゴミ処理場の巨大クレーンでゴミごとすくって救出に成功。
アンディのごっこ遊びではポテトヘッド夫妻とつるむ悪役をこなしましていましたが、最終的にボニーのおもちゃになります。

保育園のおもちゃ

ロッツォ・ハグベア(CV:ネッド・ビーティ/勝部演之)

出典: d.hatena.ne.jp

今作の悪役。ピンクのクマのぬいぐるみで、今はしなくなりましたが、本来はイチゴの臭いがします。
人のよさそうな顔つき、口調が基本。しかし本性は新入りのおもちゃをいもむし組専用の生け贄とし、サニーサイド保育園を牛耳る歪んだ性格で、おもちゃの脱走は決して許しません。
かつてはデイジーという持ち主がおり、一番の仲良しでしたが、ドライブピクニックの際手違いで置き去りになりました。苦労して帰り着けば自分の代わりがおり、捨てられたと解釈。一緒にいたチャックルズ、ビッグベイビーにも「皆捨てられた」と言い含め、あてどのない旅の中舞台となる保育園を見つけてそこを乗っ取るのでした。
この旅路の際、乗っていた車から落ちて片足を悪くしています。ウッディから自分だけ捨てられたと思いたくなくて友達を巻き添えにしたと言われて、真実を知ったビッグ・ベビーによりゴミ箱に放り込まれます。
ウッディたちと共にゴミ処理場へ行き、助けられたこともあって一度は協力体勢になりますが、焼却炉に落ちないための緊急停止ボタンを押すために押し上げられた途端、ボタンを押さず皮肉を言って逃走。その後ゴミ処理場の職員に「昔このぬいぐるみ持ってたんだ、懐かしい」と拾われますが、トラックの前面に括りつけられて飾りにされました。

ビッグ・ベビー(CV:ウッディ・スミス/末原一乃)

出典: search.yahoo.co.jp

ママとは、デイジーのこと。

リアルな赤ちゃんの人形(体長46センチ)。大きいだけでなくそれなりに力もあり、ロッツォの腹心のような存在です。
捨てられた、もうお前なんか好きじゃないというロッツォの言葉を信じ込んでいました。
未だデイジーを慕う気持ちがあり、騙されていたと知るや、ロッツォをゴミ箱に放り込みました。車の後ろ部分に乗って旅をしていた際に落下し、片目の瞼が半開きになっています。
保育園の改革の後は無邪気な赤ん坊らしい面を見せていました。偶然にも英語版の声優が「ウッディ」という名前でした。

ケン(CV:マイケル・キートン/東地宏樹)

出典: plaza.rakuten.co.jp

バービー人形の彼氏人形として実在するおもちゃ。その為か、バービーとはお互い一目惚れで、「一度会ったら忘れるはずがない」といった気障なセリフで仲良くなります。
服が好きでバービーハウスに衣裳部屋を持っていましたが、服に興味を示すおもちゃがいなかったそうです。
「女の子のおもちゃ」とよくからかわれている模様。しかしその実はちょうちょ組のおもちゃとして、ロッツォの右腕のような存在でした。
正体が分かってからは横柄な振る舞いを見せますが、バービーに対する愛は本物で、「バービー人形はいくらでもいる」とのロッツォの言葉に対し「僕には彼女だけだ」と返します。その上でロッツォの支配は間違っていると主張し、保育園をもっとクールでカッコいい所にしようと言い張りました。その言葉通り、ロッツォのいなくなった保育園でおもちゃたちのリーダーとなります。
エンディングでウッディたちに保育園の現状を知らせる手紙を送っていましたが、使ったペンがスパンコール入りだった上字体も文体もかわいいものだったため、名前を見るまでバービーが書いたものだと勘違いされていました。

チャッターフォン(CV:テディ・ニュートン/山路和弘)

出典: tsubasa-kuroda.tokyo

実在のおもちゃ。電話を模しており、車輪での自走と受話器での会話が可能。
何年も屋根裏などに隠れており、塀の高さや見張り、見回りについて知り尽くしています。
ウッディに脱出のための助言を授けますが、ちょうちょ組のおもちゃたちに捕まり、拷問を受けて彼らの作戦を吐かされた模様。
ロッツォのいなくなった保育園では隠れる必要がなくなり、園内を駆け回っていました。

サル(CV:フランク・ウェルカー/日本語版ナシ)

出典: americantoyjb.wordpress.com

チャッターフォン曰く「恐怖の見張り屋」。シンバルを持ったサルですが、職員たちが帰った後の保育園をモニターで監視していました。
背後で自分を袋に閉じ込めようとしているウッディたちの気配に気づいており、奇声と血走った眼で威嚇。しかしセロテープでぐるぐる巻きにされた挙げ句机に引き出しにしまわれました。ケンが保育園を改革した後は見張り屋ではなく、モニター越しにダンスパーティーを見ながらリズムをとる陽気なキャラになっていました。

ブックワーム(CV:リチャード・カインド/多田野曜平)

出典: nakabachi.blog116.fc2.com

図書室に住む、眼鏡をかけたイモムシのようなおもちゃ。室内にある本の中からバズ・ライトイヤー人形の説明書をロッツォたちに渡します。
ケンの振りをしたバービーに説明書を渡したとき、その正体に気付きながらも、見て見ぬふりをしました。

ちょうちょ組のおもちゃ

新入りをいもむし組に入れて、自分たちは年長の子たちに優しく扱われる快適生活を送っています。
夜中には自動販売機の中でギャンブルをし、おもちゃにとっては貴重品の電池などを賭けていました。
いもむし組のおもちゃ達を内心では見下しているような言動がありましたが、ゴミ捨て場でロッツォがビッグ・ベビーを叩き、デイジーの名札を砕いたことなどで考えを改めたのか、ケンとバービーによる改革を受け、交代でいもむし組の子と遊ぶようになりました。

ストレッチ(CV:ウーピー・ゴールドバーグ/片岡富枝)

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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