This War of Mine(TWoM)のネタバレ解説まとめ

This War of Mineでは主人公がヒーローでも超人的な肉体を持った人でもありません。一市民が戦場に巻き込まれ、そこで何日生き残れるのか。
生きるために盗む。生きるために人を殺す。あるいは未来の為に人を救う。
あなたが一市民である彼らの立場となる、戦争体験型シミュレーションゲーム。
開発元「11 bit studios」。現在日本語訳もあり、Steamで販売中。

概要

1991年に勃発したユーゴスラビア紛争の際、1992年3月にボスニア・ヘルツェゴビナは独立を宣言。その後、ボスニア・ヘルツェゴビナに住んでいる独立派と独立反対派の勢力が衝突し、一般市民を巻き込んでの内戦となります。
これが「ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争」で、This War of Mineの舞台となります。

This War of Mineの開発元、「11 bit studios」は当時実際に体験した被災者の証言を収集し、それを基に開発しました。開発費を数日で回収し、いくつかのゲームの賞も受賞しました。
現在日本語訳もあり、Steamで販売中です。

このゲームは戦争に巻き込まれた人たちの視点となっているので、今までのゲームとは異なる体験を与えてくれます。

ゲーム内容

『現代戦は理由無く……犬死にする』アーミング・へミストウェイ

内戦によって人々が戦火に巻き込まれていき、その中で自分たちが如何にして生き延びるかの選択を委ねられます。
昼間に出歩けばスナイパーの餌食になるため出歩けません。生き延びるために物資を確保し、時には武器を手に取って争います。

「This War of Mine」とはプレイヤーがキャラクターという被災者の立場となって追体験し、如何にして終戦まで生き延びれるのかのシミュレーションゲームです。
それまでの過程でキャラクターがどんな行動を起こすのかは、プレイヤー次第です。
材料を収集したり、必要なものを得るために物々交換したり、生きるために民家に忍び込んで盗みを働くことも可能です。

戦争ゲームと言えば戦車や軍人、あるいは超人的な身体能力を持った主人公たちが無双する作品が多いです。しかし、この作品は今までのゲームとは異なり、戦時下の一般市民の視点となって進行していきます。
戦時下の苦悩や苦しみ、そして悲しみが強く描かれています。この作品をプレイすることによって、あなたは今までにない体験と記憶を手に入れるでしょう。

ゲームシステム

キャラ選択

新しくゲームを始めるとき各キャラクターたちの選択画面が出ますが、まず初めてこのゲームを起動してプレイする人は特定のチームしか選べません。それが、「パヴェル」「ブルノ」「マルコ」の三人チームです。
彼らはチームとしてのバランスが良く、初心者プレイヤーが初めるのに最適なチーム構成となります。他のキャラクターたちは後に選択できるようになるので、まずは彼らからこのゲームの知識と感覚を身につけましょう。

昼間パート

このゲームは主に昼間の家事パートと夜中の探索パートの二種類があります。
まずは昼間パートから説明をします。

ゲームを始めると既に廃れた建物の中にいます。建物が壊れているのは空爆や大砲の被害によるものです。
彼らはここをアジトとします。アジトの種類は他にもありますので、他のキャラに変えてプレイしてみると新しい発見があります。

昼間パートとは簡単に言えば家事を行うパートです。作業に必要な道具を作ったり、ボロボロになったアジトの修繕や、料理や食事をしたりします。
時に強盗が彼らのアジトを襲います。襲われると食料や資材、薬といったものが奪われます。さらにアジトに残っているメンバーがケガをする場合もあります。アジトを修繕すれば強盗が襲ってくる確率が下がります。
何も食べずに放置すると餓死するため、缶詰などの食材をそのまま、もしくは料理して食べる必要があります。生の食材を食べたりすることもできますが、お腹の膨れ具合が違うので出来れば料理したものを食した方がいいでしょう。
作業とはアイテム作成の事です。寝るためのベッドを作ったりロックされた扉を開けるためのバールを作成することができます。

たまにお客さんが来ます。お客さんとは「助けを求める人」だったり、ただ単に「お土産を持ってくる人」たちの事です。
助けを求める人は「物の要求」や、「救援の要請(メンバーの一人を行かせるけど、この場合一日中使えなくなる)」など内容は様々です。困っている人たちを助ければチーム全体のモチベーションが上がります。
モチベーションというのはとても大事で、彼らの生死をも左右させます。(詳細は後述)
お土産を持ってくる人とは、野菜や木材をくれる人たちのことです。
また「交換する人」も訪れます。交換する人とは物々交換してくれる人のことです。定期的に訪れてくれるので欲しい資材や食料があれば交換しましょう。

夜中パート

夜パートは要するに探索パートです。
アジトに残っている食べ物や資材には限りがありますので、一日に一回はメンバーの一人が探索に行って収集する必要があります。瀕死などといった状態のメンバーだと探索に行けません。
夜パートでは探索、警戒、就寝の三択があります。探索はアジト以外の場所に行ってアイテムを収集することです。日にちが立てば行ける場所も増えていきます。そこには病院や教会などがあります。時と場所によってはアイテムの物々交換をしてくれる人もいれば、自分たちを狙う強盗団の存在もあるのでプレイヤーが彼らの会話から敵か味方の判断をする必要があります。
警戒とは見張りの事です。彼らのもとに強盗が定期的にやって来るので、強盗に襲われにくい環境を作ります。最低でも一人は見張りをさせたほうが無難です。
就寝とはそのままの意味で何もせずに寝ます。その日の疲れを取ります。就寝にはそのまま「就寝する」か、ベッドを作ると出てくる「寝床で就寝する」の2種類があります。椅子などで寝るのとベッドで寝るのとでは疲れの取れ方が断然違ってきます。疲労の概念があり、警戒や探索にあたらせたメンバーはその次の日に「疲れ」状態となります。無視して働かせると最終的に探索や警戒にあたらせることができなくなるので、ベッドで就寝をさせましょう。また、病気や重傷などの場合は優先的にベッドで寝かせましょう。

作業場

ゲームをスタートしたら、まずはアジトにあるものをスカベンジします。スカベンジとはごみの中から使えるものを探すことです。
拾った後、まず最初に作るものは「金物工作場」です。ゲーム開始時に「簡易な作業場」が置いてありますので、それを選択して「簡易な作業場」とは別の「金物工作場」を作ります。スタート時のアジトは所々ロックされた扉があるのでそれをこじ開けるのに必要なバールや、崩れたガレキを効率よくどかすためのシャベルは「金物工作場」から作れます。バールやシャベルなどのアイテム類はアジト以外の場所でも非常に役に立ちます。「金物工作場」はアップグレードするといろいろな武器も作れるようになります。

一方普通の「簡易な作業場」は主にベッドやキッチンを作ったりできます。この先何が起こるのかの情報を得ることができるラジオも作れます。
アップグレードすれば強盗に備える警報機やアジトの修繕ができます。

登場人物・キャラクター

初めてゲームを起動してプレイする場合は上記の三人組が選ばれます。
他にもいろいろなキャラクターがいますが、今回は主にこの三人を紹介します。

パヴェル

各キャラクターはいわゆる固有スキルのようなものを持っています。
パヴェルはフットボール選手です。その為、足が速く、フィールドにいる敵意を向けてくる人たちから早く逃げ切ることができます。

ブルノ

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