スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望(SW4)のネタバレ解説まとめ

『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』とは、1977年(日本では1978年)に公開されたジョージ・ルーカス監督によるアメリカ映画。SFブームを巻き起こしたスター・ウォーズシリーズでは第1作目であり、旧三部作(エピソード4~6)の第1章である。時系列でいうと新三部作(エピソード1~3)の後の時代。遠い昔、はるか彼方の銀河系で主人公であるルーク・スカイウォーカーを中心に、かつての平和を取り戻すべくシスの暗黒卿へ立ち向かう。

銀河系を武力により支配する、凶悪な銀河帝国が成立する前に、銀河の平和を維持する銀河共和国の下で戦っていた、フォースと呼ばれる特異な力を操る戦士のこと。フォースのライトサイド(対義語:ダークサイド)を信望し、平和の維持を目的とする騎士団ジェダイ・オーダーの一員である。ライトセーバーと呼ばれるレーザー状の刃を持つ剣を武器としている。フォースの力を習得した者をジェダイ・マスターと呼び、弟子を持つことが出来る。帝国軍の指揮官ダース・ベイダーは、かつてオビ=ワン・ケノービの弟子だった。フォースを自由に扱えるようになると、他人の行動や考えを自在に操ることも出来るようになる。ゆえに、自分の力を過信し、自分は世界を意のままに出来るのではないかという悪しき考えに捕らわれることがあり、これを「フォースの暗黒面に落ちる」と言う。ダース・ベイダーはジェダイの騎士だったが、フォースの暗黒面に落ちて銀河帝国の一員となった。ジェダイの騎士は暗黒面に落ちる事のないよう、自身の所有欲や独占欲を禁ずるなど、禁欲的な戒律を守っていた。銀河帝国設立の際に、帝国の対抗勢力であるジェダイの騎士はダース・ベイダーらの手によって殲滅させられ、オビ=ワン・ケノービは数少ないその生き残りの一人であった。

フォース

舞台となる銀河系の、あらゆる生命と宇宙を繋ぐエネルギーのこと。その能力は、未来を読み取る「予知力」やモノを触れずに動かす「念力」、相手の心を読み取ったり、逆に自分のメッセージを送る「テレパシー能力」など、さまざまな力がある。フォースの力を会得した者は、その身体能力が上がるだけでなく、他人の行動や考えを自在に操ることも出来るようになる。ゆえに、フォースの力を用いて世界を思うがままに出来るのではないかという悪しき考えに捕らわれることがあり、これを「フォースの暗黒面に落ちる」と表現している。ジェダイの騎士はフォースの暗黒面に落ちる事のないよう、自分と弟子たちを戒め、正しき道を歩むよう勤めていた。銀河帝国設立の際、帝国の対抗勢力であったジェダイの騎士はわずか数名を除いて殲滅されてしまったため、その後フォースの力そのものを民間人が目にする機会が減ってしまい、本作の時代には本当に存在するのかどうかも確かではない、半ば伝説のようなものだと思われていた。帝国軍の指揮官はダース・ベイダーにフォースの力を怪しむような事を言ってベイダーの怒りを買い、オビ=ワン・ケノービがルーク・スカイウォーカーにフォースについて教えを説いている時も、ハン・ソロは「銀河系の色んな星を飛びまわって来たが、そんな不思議なものは見たことがないね」と、フォースの存在を否定している。しかし銀河帝国に反旗を翻す反乱軍は、作戦実行の際に皆で「フォースと共にあれ」と声をかけ合い、ジェダイの騎士が活躍していた頃の伝統をそのまま受け継いでいた。

銀河帝国

銀河帝国を代表する指揮官、ターキン総督とダース・ベイダー

皇帝と呼ばれる独裁者の元、強大な軍事力をバックに銀河系を支配する帝国のこと。かつて銀河系の平和維持のために存在していた銀河共和国から、その組織自体を乗っ取り、独裁政権を維持出来るように変革された。共和国時代に議会を運営していた元老院は帝国になってからも存在はしていたが、ほぼ形式上として承認を得るだけの形骸化したものになっていた。しかし元老院が反乱軍と関わりを持つレイア姫を支持していると知り、元老院自体も解散されてしまう。元老院を解体し、惑星をも粉砕する強力な攻撃力を擁する巨大要塞デス・スターの完成により、帝国は更なる圧制で銀河を支配しようと企んでいた。

反乱同盟軍

巨大要塞デス・スター攻略の作戦会議を開く反乱軍

強大な軍事力をバックに、恐怖により銀河を支配しようとする銀河帝国に対し、反旗を翻した同盟のこと。帝国成立時に抹殺されたジェダイの騎士の生き残りや、帝国の支配から逃れ、密かに反乱を画策するレイア姫の養父ベイル・オーガナ議員らの活動により、その運動は始まった。帝国の圧倒的な支配力の前になかなか成果を上げられずにいたが、秘密基地から帝国への攻撃を仕掛ける隙に、究極兵器と呼ばれているデス・スターの設計図を盗み出すというミッションを成功させる。多大な犠牲を払ったこのミッションのおかげで、デス・スターの弱点を分析することが可能になり、デス・スターは完成直後に壊滅されることになった。

デス・スター

銀河帝国が造り上げた、惑星を粉砕するほどの凄まじい攻撃力で銀河系を恐怖により支配しようと企む、究極兵器を擁する巨大要塞の名前。デス・スターという名前は伊達ではなく、知らない者は惑星に属する衛星ではないかと見間違うほどの巨大な要塞である。しかしその巨大さゆえ、攻撃を仕掛けてくるのは大編成の艦隊であろうという前提で、大艦隊への防御力は完璧に近かったが、小型機単体などへの抑止力は脆いものがあった。また、設計段階で、地表に面した廃熱口が要塞の中心部にある反応路に直結していて、そこを直撃されると連鎖反応により要塞自体が壊滅するという弱点を持っていた。デス・スターの設計図を盗み出すことに成功した反乱軍によりこの弱点を突かれ、圧倒的武力による銀河帝国支配の象徴的存在になるはずだったデス・スターは壊滅する。

ストームトルーパー

銀河帝国に主事する兵隊のことで、特徴的な形の白いヘルメットと装甲服を身に付けている。銀河帝国設立時は、クローン人間によって編成された兵隊が軍隊の主軸だったが、このクローン兵は軍隊として成熟するのを早めるよう通常の人間の2倍の速さで成長するよう遺伝子操作されていたため、帝国設立後に年老いるのも早かった。そこで、徐々にクローンから人間の兵隊へと軍の編成を変化させていくことになり、本作の時代では人間による兵隊のみの編成となっている。帝国はストームトルーパー養成のための士官学校も開設し、兵隊としての能力を高め、帝国への忠誠を誓うように育成されていた。

『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』の主題歌・挿入歌

スター・ウォーズ メインテーマ

映画のオープニング、「ジャン!」という衝撃的な効果音のような音響と共に、壮大なファンファーレが高らかに鳴り響くこのメインテーマは、まさにスター・ウォーズという作品そのものを象徴する名曲となっている。銀河系という広大な宇宙空間を舞台に、まだ見ぬ未知の冒険物語がこれから始まるのだという、わくわくした気持ちを盛り上げるに相応しい、映画音楽史上に残る名曲である。

スカイウォーカーのテーマ

本作の主役ルーク・スカイウォーカー青年は、銀河の辺境にある惑星タトゥイーンで農家を営むラーズ家で暮らしていたが、友人の間では航空機などの操縦に優れているという評判があり、ルーク自身もやがてこの田舎の土地を出て、その操縦技術を生かし広大な宇宙へ旅立ちたいと夢を抱いていた。しかし親代わりであるオーウェン・ラーズにその願いは聞きいれられず、家業に専念するよう説得されてしまう。友人たちが先に帝国の士官学校などへ旅立ったのを尻目に、ルークは自分だけが取り残されてしまうような、自分は一生この田舎の惑星で暮らすのではないかという絶望的な想いに捕らわれる。タトゥイーンの夕陽を見つめながらルークが切実な思いに浸るシーンに流れるこの曲は、そのシチュエーションと合わせ、見る者の胸に強烈に突き刺さる名曲と言える。

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