櫻子さんの足下には死体が埋まっている(ラノベ・漫画・アニメ・ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』とは、2013年から2021年にかけて出版された太田紫織によるミステリー小説(ライトノベル)を原案としたアニメ、ドラマ、漫画作品である。もともとはWEB小説であったが2013年に文庫化、次いで2015年にアニメ化、2017年にはドラマ化までされた人気シリーズ。本作は北海道旭川市に住む高校生・舘脇正太郎と骨を愛する美しい標本士・九条櫻子が様々な事件を解決していく物語。一見繋がりのない事件たちだが、それには裏で糸を引く男の存在があった。

CV:子安武人

他人を利用して殺人事件を起こし、遺体の蝶形骨だけを盗み取る正体不明の男。藤岡や一重、三奈美に自身を画家だと話していた。三奈美曰く、「体に一本たりとも毛が生えておらず天使のような人」とのこと。また一重や三奈美が花房を崇めていることに、櫻子は「それがヤツの手口だ」と語っている。桜子の叔父・設楽は花房を、蝶形骨事件の犯人「スフィーノイダ」と名付けて捜査していた。

ドラマ版
一重と交際し、二葉ともかかわりを持っていた自称カメラマンの男。本名は仁村聡。

設楽(演:柴俊夫)

札幌の大学で法医学教師をしていた櫻子の叔父。その知識の豊富さから警察の捜査に協力することもあったが、現在は入院している。

ドラマ版
設楽眞理。事故で頭を打ち、20年前に協力した捜査の記憶を失っている櫻子の叔父。のちにすい臓がんで命を落とす。

そうたろう(演:尾形颯太)

幼い頃に亡くなった櫻子の弟。

ドラマ版
九条 祥太郎。櫻子の弟で、桜子が高校生の時に亡くなっている。

主要人物(ドラマオリジナル)

志倉 愛理(演:新川優愛)

化石好きなムードメーカーで、「自然の森博物館」学芸員補。正太郎に好意を抱いている。苦手だった変わり者の櫻子とも、正太郎を介して次第に打ち解けていく。人との距離感が近いため、正太郎を狼狽えさせてしまうことがある。

八峰警察(ドラマオリジナル)

近藤 卓也(演: 細田善彦)

奔放な山路をサポートする部下。「自分は呪いで死ぬ」と言う藤岡を救いたいと考え、櫻子に説得を依頼した。小学生の頃いじめられっ子だった近藤を救った藤岡は、近藤にとって憧れの存在であった。

新井 隆太 (演: 田中聡元)

八峰警察署の刑事課鑑識係を務めている。

刑事課係長 (演: ヨシダ朝)

「自然の森博物館」職員(ドラマオリジナル)

谷上 和裕(演:近藤公園)

噂好きの「自然の森博物館」学芸員。研究そっちのけで職場のゴシップを探している。

杉森 重男(演:渡辺憲吉)

平和主義の「自然の森博物館」館長。櫻子の才能に惚れ込んでいる。

第1話ゲスト(ドラマオリジナル)

藤木 達也(演:宇賀神亮介)

妻・多香子をベラドンナという毒素のある植物によって服毒死させた犯人。多香子の夫でありながら、由岐とも関係をもっている。

三島 多香子(演:原田佳奈)

正太郎と同じマンションに住む、ハーブ専門店経営。婚約者・藤木の会社の計画倒産に関与していた疑いがあるが、遺体となって発見された。
正太郎を気にかけており、怪我を手当てをしたり相談相手になったりしていた。

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