アイアムアヒーロー(I Am a Hero)のネタバレ解説・考察まとめ

『アイアムアヒーロー』(I Am a Hero)とは、花沢健吾による日本のSFホラー漫画である。謎の感染症が世界中で流行り、ほとんどの人間がゾンビになっていく。そのゾンビと戦い、感染から逃れる数少ない人間は、引きこもりやニートといった社会に劣等感を抱いていた者たちが中心となっている。この漫画に出てくるヒーローたちは、人間臭いリアリティーのあるヒーローだというのも見所のひとつ。漫画雑誌『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2009年22・23合併号から2017年13号まで連載。

花沢 健吾(はなざわ けんご)

花沢

本編の作者。青年誌のトップを走る現代を代表する漫画家。高校時代は、女子と10分も話したことがない暗黒時代を送っていた。現在は、二枚目でおしゃれ。下ネタ好き。「おもしろさ」に憑りつかれている。

菊池 一(きくち はじめ)

菊池

小学館『アイアムアヒーロー』の初代担当者。ベタ褒めをするので「菊池さんのベタ褒め」という伝説がある。

圓子 徹哉(まるこ てつや)

圓子

青森県八戸市在住。花沢の高校の同級生で彼のことを「ケンくん」と呼ぶ。

『アイアムアヒーロー』の用語

感染者(ZQN)

感染者

病状が発症すると、徐々に全身の血管が浮き出てくる。感染していない人間に噛みつこうと襲う。発症後は通常の人間よりも高い身体能力を持つ。指で自分の目をつぶしたりの自傷行為をおこなうことがある。車にはねられたり階段や高い所から落ちたりしても、何事もなく動き出す。また感染者の中にはブリッジのような体勢で走るなど身体的に謎な行動をとる者もいる。

名称

発症の原因は解明されておらず、細菌テロや宇宙人の仕業など色々な噂が飛び交う。漫画中の匿名掲示板や非感染者コミュニティ等で「ZQN」と呼ばれるようになる。厚生労働省により「多臓器不全および反社会性人格障害」という病名で公表されている。米軍では「ZERO QUALIFED NUCLEUS」(核として無なもの)とも呼ばれていた。

習性

習性として、感染前の生活習慣や行動様式に基づいた言動が見られる。感染時に後悔していることなどを成し遂げると、非感染者への攻撃性が抑えられる傾向にある。銃声などの大きな音に反応して集まり、目の前に非感染者が居ても、より離れた位置の大きな音へと向かって行く。また嗅覚でも非感染者を感知できるようで、ZQNの遺体が流れる川や遺体が放置された田んぼには近寄らない。噛み付かれた後も生体として生きている人間の場合には、症状の進行と共に正常な思考や言語能力が次第に失われることにより支離滅裂な発言をするようになり、最終的には「生体としての死」を迎えて周囲の非感染者を襲い始めるようになる。来栖一味はサンプルとして女性の感染者を捕獲していた。苫米地は、心音・呼吸・脈無しという状態ではあるが、性器などに触ると反応があることや生理があることを発見した。また、アリやハチなどの社会性昆虫のようにZQN全体で目的を持って動いているとの仮説を立てた。

感染―発症

感染から発症までの時間には個人差がある。傷を負って数時間から数日程度の時間を経て発症する者もいれば、噛まれた場所や回数によりすぐに発症する者もいる。咬傷や擦過傷以外の感染経路は明らかにされておらず、人間以外の動物の症例も描写されていないため、人獣共通感染症なのかはわからない。しかし、目立った傷が無くても発症した伊浦や小田の妹など、感染者の血飛沫などから血液感染する可能性があることは示唆されている。感染後、発症前に生体として死亡していても、その死体が後に感染者として襲ってくる例も多数ある。

撃退方法

「頭部を完全に破壊される」「首を切るなど頸椎を胴体から切り離される」といった致命傷を負うことで、活動停止に至る。

ZQNの種類

パンデミック発生直後は同一の変化をしていたが、時間が経つと色々な形態へと変異していく。

人型ZQN

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