アスキン・ナックルヴァール(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

アスキン・ナックルヴァールとは、久保帯人により連載されたバトルアクション漫画『BLEACH』に登場するキャラクター。同作の最終章「千年血戦篇」にて、主人公である黒崎一護に立ち塞がる敵組織「見えざる帝国」の構成員の一人。
特定の物質の致死量を正確に計算し、その数値を自在に操作する能力「致死量」を有する。
飄々とした態度とは裏腹にその実力は確かなものであり、冷静かつ慎重な戦略と掴みどころのない言動で黒崎一護らを翻弄した。

アスキン・ナックルヴァールのプロフィール・人物像

CV:武内駿輔

アスキン・ナックルヴァールとは、『週刊少年ジャンプ』にて久保帯人により連載されたバトルアクション漫画『BLEACH』に登場するキャラクター。最終章「千年血戦篇」にて、主人公・黒崎一護(くろさきいちご)の前に立ちはだかる敵対勢力「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」に所属する滅却師(クインシー)の一人として登場。同組織の皇帝・ユーハバッハによって選ばれた精鋭部隊「星十字騎士団(シュテルンリッター)」の一員。

飄々として捉えどころがない性格で、敵味方問わず冗談を口にしたり軽口を叩くことが多い。しかしその実、常に冷静かつ慎重に物事を観察しており、ひとたび戦闘が始まれば戦略的に動き確実に相手の弱点を突くなど、狡猾に隙を窺う姿勢を見せる。
自身のユーハバッハに対する忠誠心を「ポメラニアンの倍程度はあるつもり」と語り、ユーハバッハが戦いの果てに一体なにを創り出すのかを見てみたいという興味を行動原理としている。そのため、一見いい加減に見えるものの与えられた能力を最大限活かし任務を遂行する。

口癖は「致命的」。
自身の能力を嫌っており、「ただ死なないばかりでみっともない」、「冴えない名前」と語る。しかしその反面、能力の強さには自信を持っており、自身の能力で相手を打ち倒すことに強いこだわりを持っている。また、能力を使わずに相手に勝とうとすること、純粋な力勝負で勝敗を決めようとすることに対し「デリカシーがない」として毛嫌いしている。

他の団員が非常に好戦的で真っ向勝負を好む傾向にあるなか、敵と遭遇することを避けて身を隠す、形勢不利と見ると一目散に逃げ出す、強力な敵を前にすると心底面倒臭がるなど、戦いに対して消極的である。しかし戦闘を避けられない状況になると、逃亡せず交戦に移る。ひょうきんな振る舞いで相手の油断を誘い、計算されたカウンターや罠に嵌めることが多い。
また霊圧解析能力に非常に長けており、相手から受けた攻撃を即座に解析し、驚異的な速度で免疫を精製する。相対した浦原喜助は、「どんな攻撃も1分あれば解析し無効化する」と語った。
能力以外の攻撃手段として、装備した腕輪を変形させ展開する「神聖弓(ハイリッヒ・ボーゲン)」を戦闘に用いる。

アスキン・ナックルヴァールの能力

致死量(ザ・デスディーリング)

ユーハバッハから与えられた”D”の「星文字(シュリフト)」。対象の「完全致死量」を正確に算出し、その数値を自在に操作する能力。
そもそも「致死量」とは生物が特定の物質を摂取する際に死に至る摂取量のことであり、100%死に至る致死量のことを「完全致死量」と呼ぶ。
例えば致死に100mgの摂取が必要な物質があるとすると、致死量を下げて10mgで死に至らしめることが可能になる。逆に致死量を上げれば、100mg以上摂取しても死ぬことはなくなる。
能力の発動条件として、操作したい物質を体内に大量に取り込む必要がある。
そしてこの能力は、「生物の体内にある物質」も対象にすることができる。つまり、「血液」を大量摂取し致死量を操作することで、対象は体内に血液が満ちているほど死に近付いてしまう。この場合に対象の血液を摂取する必要はなく、例えば自身の血液を摂取して敵の致死量を操作するといったことが可能。
また、能力を自身に行使して特定の物質に対する致死量を上げることで、その物質に対する「免疫」を獲得することができる。
つまり、「大量摂取した物質に対して、自身は耐性を獲得し、敵にとっての猛毒に変えることができる」能力。「霊圧」を操作対象とすることも可能である。ユーハバッハが精鋭に選ぶのも頷ける、非常に強力な能力の持ち主といえる。

完聖体「神の毒味(ハスハイン)」

「完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)」とは、「見えざる帝国」が研鑽の末に完成させた滅却師の最終戦闘形態。肉体への負担は大きいようだが、「聖文字」の能力を強化もしくは弱点を補填することで戦闘能力を底上げする。死神で言うところの「卍解」に相当する形態と言える。
ナックルヴァールの完聖体は「神の毒味(ハスハイン)」。発動すると頭上に光輪、背中には翼が現れるなどして、外見が大きく変化する。
基本の能力に加え、「毒の変質に適応する」特性が追加される。相手が霊圧を変化させて攻撃してきたとしても、ベースの霊圧が同じである限り即座に適応できるようになる。特に防御面を強化する完聖体であり、「致死量」をより強力たらしめている。

アスキン・ナックルヴァールの必殺技

神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)

大気中の霊子を操る滅却師の基本戦術であり、集めた霊子を収束させた矢の正式名称。
攻撃の際に必ずしも弓状の兵装を用いる必要はなく、「見えざる帝国」には手や銃から矢を放つ滅却師が存在する。
ナックルヴァールの場合は、装備した腕輪を展開させた変形弓を使用する。

毒入りボール(ギフト・バル)

能力の対象とした物質を内包する球を相手に向かって投擲し、命中した相手に「致死量」の効果を発現させる技。
作中では相対したグリムジョーと四楓院夜一に対して使用し、霊子・酸素・窒素を含んだ毒入りボールを放った。

極上毒入りボール(ギフト・バル・デラックス)

「毒入りボール」から派生させた技。
通常よりも遥かに巨大な毒入りボールを作り出す。
作中では「完聖体」となった時にのみ使用した。

毒入りプール(ギフト・バート)

その名の通り「致死量」の効果を持つプールのような空間を形成する技。
内部に踏み込んだ者が対象の物質に対して持つ「耐性」を致死未満のレベルにまで下げる。
作中では黒崎一護と茶渡泰虎、井上織姫に対して使用し、「霊子」を対象として放つことによって重度の霊子中毒にさせ行動不能にした。

猛毒領域(ギフト・ベライヒ)

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