トイ・ストーリー2(Toy Story 2)のネタバレ解説まとめ

ジョン・ラセター監督による、生きたおもちゃたちの冒険を描くアニメ映画の2作目。アンディ少年の親友、カウボーイ人形のウッディは、実はプレミア人形。おもちゃ屋の社長にビジネスの道具として持ち去られた上、オフィスのおもちゃ達からいずれ持ち主から忘れられると聞き、帰るべきか迷います。一方、アンディの部屋では捜索隊が組まれてウッディの救出に向かうのでした。前作以上に見せ場もメッセージも盛り込まれています。

ウッディ(CV:トム・ハンクス/唐沢寿明)

出典: style.disney.com

主人公のカウボーイ人形。一作目では古くさいといった形容がされていましたが、実はマニアでさえ見付けるのが難しいプレミア人形でした。『ラウンドアップ』の主人公を模したおもちゃですが番組の存在自体知らず、オフィスに飾られた自分のグッズに興奮。それでも持ち主がいるからと博物館行きを拒否しますが、ジェシーの過去を聞き、「カウボーイの仲間を裏切れない」とアンディの家ではなく博物館へ行くことに同意します。そこには、アンディに捨てられることへの恐れもあり、出発前、オフィスで空元気ともいえる振る舞いを見せていました。
一度は救助に来たバズたちを追い返しますが、「アンディはいずれ大人になる。それでも構わない」と、バズたちを呼び戻して帰ることを決意します。その際、倉庫行きにさせない為、もう一度子供と遊ぶ喜びを分かち合う為、ジェシーたちを誘うのでした。

バズ・ライトイヤー(CV:ティム・アレン/所ジョージ)

前作でおもちゃであることを受け入れた宇宙飛行士の人形。ウッディとは親友兼アンディのごっこ遊びにおけるもう一人のヒーローです。口調は真面目ですが前作より柔軟性が出、肩の力が抜けた印象。冒頭で帽子がない、キャンプに行けないと騒ぐウッディを励まし、アルのオフィスで「君はアンディの大事なおもちゃ」と強い口調で言ったのは、彼に対し友情と恩を感じているため。トイ・バーンに入る際、皆の体重が軽すぎて自動ドアが開かず、皆で一斉にジャンプするよう号令をかけるなど、統率力や判断力に長けています。解決後、ジェシーに気があるような素振りを見せました。

ジェシー(CV:ジョーン・キューザック/ヨーデル部分:メアリー・ケイ・バーグマン/日下由美)

出典: search.yahoo.co.jp

『ラウンドアップ』でヒロインだったカウガール。人形劇では「ヨロレイヒ~」とヨーデルを口ずさんでいましたが、おもちゃとしての口癖は「イーヤッハー!」という威勢のいいもの。夜中にテレビがついてアルが起き動けなくなったため、右腕の回収に失敗したウッディに濡れ衣を着せられた際は喧嘩となり、ウッディ以上の戦闘力を見せつけました。
基本的には明るい性格ですが、持ち主に捨てられたことがトラウマとなっており、暗い倉庫へ閉じ込められることを嫌っています。倉庫と聞いただけで過呼吸のような症状を見せ、髪を撫でるなど不安を見せることも。ウッディから一緒にアンディの家に行くことを持ちかけられた時迷っていましたが、飛行機に詰め込まれた後、「アンディには妹がいる」と聞き、持ち前の明るい振る舞いに戻って行くことに決めました。アンディに付けられた名前は「バズーカジェーン」。靴底には、お気に入りの証であるアンディの名前が書かれることになります。

ブルズアイ(CV:フランク・ウェルカー/日本語版ナシ)

『ラウンド・アップ』内ではウッディの愛馬。言葉は話しません。ウッディに懐き、博物館へ行くと言った時も、一緒にアンディの所へ行こうと言った時も嬉しげにしていました。小さなおもちゃですが脚力はすさまじく、離陸準備に入った飛行機に追いつき、ウッディの指示でスピード調整も行うという荒業をやってのけました。アンディにつけられた名前は「ジェット推進ホース」。ジェシー同様、お気に入りの証が蹄の裏に一文字ずつ書かれています。

プロスペクター(CV:ケルシー・グラマー/小林修)

箱入りの新品です。『ラウンドアップ』の中では少し抜けた役柄でしたが、おもちゃとしては温厚かつ思慮深い印象。しかしその実は、博物館へ行くために夜中にこっそり箱から抜け出して、テレビをつけて人間を起こす(ウッディの動きを封じるため。リモコンをジェシーの前に置き、彼女の仕業に見せかけました)、ウッディにアンディがいずれ大人になるという現実をそれとなく突き付け、家に戻ることを諦めさせるなどの策士。すべては、『ラウンドアップ』が打ち切りになったせいで売れ残り状態だったことが原因でした。番組打ち切りの元になったロケット打ち上げを思い起こさせる為か、バズを「宇宙野郎」と呼び嫌っています。空港の手荷物検査場内でおもちゃに落書きする少女の荷物に括りつけられて、嘆いていました。

反重力ベルト付きバズ・ライトイヤー(CV:ティム・アレン/所ジョージ)

出典: pixar.wikia.com

豆電球で敵は倒せません。

トイ・バーン店内に居並ぶバズ人形の中、一体だけ販売促進の為展示されていた見本。新型で、冒頭のゲーム同様反重力ベルトを装備したもの。一作目登場時のバズ同様自分を宇宙飛行士のバズ・ライトイヤーと信じ切っています。バズを脱走兵扱いして押さえつけ繋がってもいない通信機から、あるはずもない本部に連絡を入れており、バズから「私もこんなだったのか」と呆れ口調で言われていました。それにはお構いなしにバズと格闘、最終的に箱の中に詰めてしまいます。(箱詰めはコールドスリープという認識のようです)。皆からは仲間のバズと思い込まれており、本物のバズが足の裏に書かれたアンディの名前を見せるまでどっちが本物か、皆には区別がついていませんでした。アルの乗ったエレベーター上でバズ人形を追ってきたザーグ人形と戦いますが、彼の口からザーグが自分の父であると判明。初めは「嘘だ!」と衝撃を受けていましたが、割とすぐに事実を受け入れて、たまたま落下したザーグに「父さん」と声を掛け、オフィスの外で再会した時には父と無邪気にキャッチボールをしていました。

スリンキー(CV:ジム・ヴァ―二―/永井一郎)

胴体が長めのばねになっている犬のおもちゃ。優しく気のいい性格で、ウッディとは仲が良く、捜索にも加わりました。ばねの部分を利用して屋根から仲間たちを地面に下ろす、手荷物検査場でウッディを捕まえようとするなどします。

レックス(CV:ウォーレース・ショーン/三ツ矢雄二)

出典: www.disneynohimitsu.com

入れ込み過ぎてヘルメットまで作ってます。

ウッディ捜索隊の一員。恐竜の人形。肉食恐竜がモチーフですが、少々気弱で純朴。バズ・ライトイヤーとザーグの戦闘を元にしたテレビゲームに入れ込んでおり、トイ・バーンではゲームの攻略本を入手。ザーグとベルト付きバズの戦いの際はウッディの奪還と同時にバズの戦闘を気にしており、ベルト付きバズを応援。偶然しっぽが当たってザーグを落とした際は「本物のザーグを倒した!」と喜んでいました。

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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