魔法使いの嫁(まほよめ、The Ancient Magus' Bride)のネタバレ解説まとめ

『魔法使いの嫁』とは、ヤマザキコレによるマンガ作品。2014年1月号から9月号まで「月刊コミックブレイド」で連載された後に「月刊コミックガーデン」へと移った。この物語は、夜の愛し仔(スレイ・ベガ)である「チセ」が異形の魔法使い「エリアス」に買われるところから始まる。人ではない者が見えることにより、たくさん傷ついてきたチセは、その能力により様々な出会いを繰り返し自分と向き合っていくのであった。

CV:内藤有海、藤原夏海、佐藤はな

風の妖精の総称。
一番最初にチセに話しかけたエアリアルは、チセが魔法を使う際に協力するなど特にチセとの関わりも多い。
しかしチセを好きだからこそ、半ば無理やり妖精の国へ連れて行こうとした。
エリアスがステラを身代わりにしようとした際に、チセはチセ個人ではなくスレイ・ベガとして自分を好いているエアリアルに、自分だけの言う事を聞くよう契約する。
エアリアルはチセ個人としても好いていたようであり、チセの心を傷つけたエリアスを叱咤した。
だがカルタフィルスとの戦いではエリアスと協力し、灰の目を倒した。
カルタフィルスは自分の意思を持っている妖精はやっかいだとエアリアルを警戒していた。

丘の防人(スプリガン)

CV:安元洋貴

ティターニアの行幸に付き添い、護衛している妖精。
「小さきモノを守る」という役目を持っており、行き場の無くなったシルキーを助けた。
しかし肉の体を持つものを嫌っており、チセやエリアスに対しては態度が冷たく、2人がティターニアが関わるのも嫌がる。

スプリガンとはイングランドに伝わる妖精。
普段は小さくドワーフのような姿をし、戦う時には巨大になり、本作でも獣化しチセを探して歩くエリアスを相手に巨大化した。
他の妖精の守護役をしている。

ウィル・オー・ウィスプ

CV:石田彰

墓や森に住み着く、青い鬼火の妖精。
死者を黄泉の門へ送る役割を持っている。

ウィル・オー・ウィスプとは、世界各地に存在する鬼火伝承の名前の一つ。
夜の湖沼や墓場に現れる。
名前は「一掴みの藁のウィリアム(松明持ちのウィリアム)」という意味があり、死後も現世を彷徨うウィリアムという男の逸話がある。

“灰の目”

CV:中田譲治

人ならざる魔性の者。
チセに人狼の毛皮を被せ理性から解放させようとしたり、ステラの弟を攫うなどし、人の心を弄び楽しんでいる。
人間や魔法使いを傷つけるつもりはないと言っており、言葉どおり一応上記のどちらも大事にはならなかった。
しかし裏でカルタフィルスに協力しており、チセの友人となったステラをカルタフィルスに教えたり、カルタフィルスを守るためにエリアスと戦った。
エリアスに首を跳ねられたが生きており、眠りという安寧を得たカルタフィルスをつまらないと評し、どこかへ消えて行った。

リャナン・シー

CV:早見沙織

人間の男性を誘惑し、その人物に技芸の才能を与え、代わりに血を吸う吸血鬼。
妻に先立たれた一人暮らしの男性ジョエルを気に入り、彼の家に住み着いていた。
ジョエルは普段リャナン・シーが見えないが、一度だけ不意に見えたことがありジョエルもリャナン・シーを忘れられないでいた。
リャナン・シーは、チセにジョエルに好意を抱いているのかと問われた際には「私たちはただ食べて与えるだけ」と否定。
しかし、実際には才能を求めていないジョエルに手を出さず、普段のリャナン・シーの愛し方とは違う方法でジョエルを想っていた。
そしてジョエルが倒れた際にはチセに助けを求めた。
チセはジョエルの残りの余命でリャナン・シーと会えるよう、目に塗ると妖精が見えるようになる妖精の塗薬を作った。
薬を作るためにチセは体力と魔力をかなり消費したが、薬は無事完成する。
ジョエルは死の間際、チセの作った薬のお陰でリャナン・シーを再び見る事ができ、リャナン・シーに想いを告げた。
リャナン・シーはジョエルの家に今も住み着いてる。

リャナン・シーとは、アイルランドに伝わる美しい女性の姿をした妖精。
リャナン・シーの愛を受け入れた者は詞や歌の才能を授かるが、代償に毎日精気(血)を吸われ、早死にする。
名前は「妖精の恋人」「妖精の愛人」という意味を持つ。

エリアスの知人

アンジェリカ・バーレイ

CV:甲斐田裕子

魔法使いで魔法機構(マギウス・クラフト)の技師。
父親の代からエリアスと取引のあるエリアスの知人であり、何かとチセのことを気にかけている優しい人物。
父親は魔術師であったが、アンジェリカは魔法使い。
魔法を失敗した際の代償で腕に結晶が埋まっている。
何年も口説かれ続け、一般人の「デイビット」と結婚し、娘「アルシア」を授かる。
アンジェリカとアルシアは魔法使いであるため長生きだが、デイビットは普通の人間であるため2人よりも早く老いる。

サイモン・カラム

CV:森川智之

教会からの命令で、10年ほど前からエリアスの監視役をしている神父。
人ではないものに対しては見えて聞こえる程度。
エリアスとは軽口を叩き合うくらい仲良しであるが、シルキーからは非常に嫌われている。
エリアスが人間の男性の姿になる際にはサイモンの姿をモデルしているため、面影が似ている。
チセが来てからはチセの事も気にかけている。

リンデル

CV:浪川大輔

「白花の歌(エコーズ)」の名を持つ、魔法使いでドラゴンの巣の管理者で、人間の目からドラゴンの国を隠す役目をしている。
見た目は若いが、エリアスよりもはるかに年上で、喋り方も老人っぽい。
遊牧の旅をしていた頃に森を歩き続けていたエリアスと出会い「知人」となる。
自分が弟子を取れるような身ではないとし「知人」と言うが、事実上はエリアスの師匠。
チセの事を孫のように思っている。
チセが杖を作りにドラゴンの巣を訪れた際はチセを見守り、歌を歌った。
「白花の歌(エコーズ)」という名前は、呪文が歌であるためにつけられた名前。

その他

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