ドラゴンクエストV 天空の花嫁(DQ5、ドラクエ5、Dragon Quest V)のネタバレ解説まとめ

『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』とは、1992年9月27日にエニックスより発売されたスーパーファミコン用RPGソフト。
前作の「ドラゴンクエストIV」に続き、「天空シリーズ」の第二作目として知られている。
今回の冒険は、親子二代に渡って探し続けていた「天空の勇者」を探し出し、魔界に鎮座する大魔王を倒すことが目的。
本作から新しく仲間モンスターシステムが導入され、モンスターをパーティに組み込むことが可能である。

さらわれるヘンリー

階段を下りた先にはヘンリーがいた。
主人公を確認したヘンリーは「もう階段を見つけてしまったのか…。ふん!つまらないやつだな。」と吐き捨てた。
するといきなり扉を開けて主人公を蹴飛ばし、悪漢が入ってきた。
悪漢はヘンリーを気絶させ、そのままさらっていってしまった。
起き上がった主人公は大急ぎでこのことをパパスに話した。
パパスはヘンリーを助けるため、ものすごい速さで悪漢を追っていく。
主人公はパパスとはぐれてしまうも何とか足取りをつかみ、パパスが乗り込んだ遺跡にたどり着いた。

謎の魔物「ゲマ」

遺跡内でパパスと合流し、共にヘンリー救出へと向かう主人公。
ヘンリーは遺跡の奥の牢屋に入れられていた。
扉には鍵がかかっていたが、パパスが強引に扉を吹っ飛ばし、ヘンリーのもとへとかけよった。
するとモンスターたちが現れ、ヘンリーを連れて行かせまいと襲ってきた。
モンスターたちの相手をパパスが引き受け、主人公とヘンリーは遺跡の出口を目指した。
しかし、出口には謎の魔物「ゲマ」が待ち受けていた。

ゲマの火球を受けるパパス

ゲマの圧倒的な力によって気絶させられた主人公、ヘンリー、ボロンゴ。
後からパパスが遅れてやってきてその惨状を目の当たりにする。
ゲマは手下のモンスター二体を召喚し、パパスに襲わせる。
モンスターたちを圧倒するパパスだったが息子である主人公を人質に取られ、身動きが取れなくなってしまう。
モンスターたちの攻撃をただひたすら耐えるパパス。
瀕死の状態でありながら、パパスは主人公に告げた。
「お前の母さんはまだ生きているはず…。わしにかわって母さんを」
そう言いかけたところでパパスはゲマが放った巨大な火球に飲み込まれた。
「ぬわーーーーっっ!!」
悲痛な断末魔の叫びを残し、パパスは跡形もなく灰となった。

主人公とヘンリーを連れていくゲマたち

ゲマは主人公が持つ金色の宝玉に目を付けた。
「この宝玉はもしや…?」
なにか思い当たる節があるらしいゲマ。
ゲマはゴールドオーブを手に取って強く念じ、オーブを粉々に砕いてしまった。
ゲマたちは主人公とヘンリーを奴隷として働かせるべく、二人を連れてどこかへと消えた。
一人残されたボロンゴは悲しい雄たけびを遺跡中に響かせるのであった。

主人公の青年期:前半

魔物に歯向かう主人公とヘンリー

父を失った主人公、そしてヘンリーはゲマたちによってどこともわからぬ場所へと連れていかれた。
二人を待っていたのは「光の教団」の奴隷としての日々であった。
「光の教団」とは、ここ最近台頭してきた宗教団体で、表向きは「教団の教えに従えば光の国へ辿り着ける」という謳い文句の元、普通の宗教活動を行っているが、その実は魔物たちによる悪の組織である。
10年の月日が流れ、立派な青年として成長した主人公とヘンリー。
二人は仕事の合間を縫って毎日のように脱走についての相談をしていた。
そんなある日、新しく入ったばかりの奴隷の女を魔物たちがいたぶっていた。
魔物たちの蛮行にとうとう我慢がきかなくなった主人公とヘンリーは魔物たちに襲い掛かる。
この騒ぎによって教団の兵士たちが駆け付け、主人公とヘンリーは牢屋へと入れられてしまう。

主人公たちを送り出すヨシュア

牢屋に入れられてからほどなくして誰かが牢の扉を開けた。
牢を出た先には先ほど助けた女と主人公たちを捕まえた教団の兵士がいた。
この女は兵士の妹で、兵士はどうにかして妹を奴隷の生活から逃がしてやりたいと考えていた。
そこで、今回の騒ぎを起こした主人公とヘンリーに白羽の矢が立ったのだ。
主人公とヘンリーの生きた目を信じて妹「マリア」と共に死体を廃棄する樽に入れて三人を脱出させる兵士「ヨシュア」。
三人が入った樽は水の流れに乗って海へ出た。

修道院の洗礼を受けるマリア

長い間樽は海上を漂流し続け、とある大陸の海辺に流れ着いた。
幸い流れ着いた先には修道院があり、シスターたちの介護によって主人公たちは意識を取り戻した。
マリアは修道院の仲間に加わるべく洗礼を受けることにした。
マリアの洗礼を見届けた後、主人公とヘンリーの二人はマリアたちに別れを告げ、旅に出た。

廃墟と化したサンタローズ

海辺の修道院はサンタローズの南に位置していた。
主人公たちは北上し、サンタローズの村を目指すことにした。
10年ぶりの故郷に戻れることに喜ぶ主人公。
だが、主人公とヘンリーが目にしたのは廃墟と化したサンタローズの姿だった。
あまりの惨状に絶句する二人。
かつての活気ある風景はなく、風化した家の残骸や毒の沼地がそこかしこにあった。
村の奥にいた老人は主人公がかつて村に住んでいたパパスの息子だということを知ると、この村に何が起こったのかを話してくれた。

主人公が生きていたことに喜ぶ老人

老人曰く、サンタローズはラインハットの軍によって滅ぼされたらしい。
ヘンリーが行方不明になったことをラインハットの王妃がパパスのせいにし、それを口実にサンタローズを攻めたというのだ。
老人は主人公の話を聞き、パパスが死んだことを知った。
老人によると、パパスが残したものが村の洞窟の奥に隠されているらしい。
主人公たちはいかだに乗って川を渡り、洞窟の中へと入った。

パパスの手紙を見つける主人公

洞窟の奥には立派な剣が地面に刺さっていた。
剣の隣の宝箱にはパパスが残した手紙が入っていた。
手紙を読んだ主人公は、パパスが魔物たちによって魔界にさらわれた妻の「マーサ」を助けるために旅をしていたこと、マーサを助けるためには天空の装備を身にまとった天空の勇者の力が必要であることを知る。
天空の装備の一つである「天空の剣」はパパスが既に見つけており、宝箱の隣に刺さっていた。
主人公は剣を引き抜こうとしたが、剣はとても重かった。
なんとか引き抜けはしたが、主人公にはこの剣は装備できないことが分かった。
主人公の目的はこの剣を装備できる天空の勇者を探すことに決まった。

なぜか牢屋で捕まっている太后

サンタローズでの惨状、更に隣町のアルカパの住人たちの話によってラインハットが豹変してしまったことが分かった。
そのことが気になっていたヘンリーは主人公にラインハットへ向かうことを提案する。
ラインハットへと向かった主人公たちだったが、城の入り口で兵士たちに阻まれてしまった。
現在のラインハットは太后の許しを得た者しか城内に入れないようだ。
そんな中、ヘンリーが城門を通らずに城内へ入れる抜け道の存在を思い出す。
城内に入るべく抜け道を通る主人公とヘンリーだったが、途中の牢屋に城内でふんぞり返っているはずの太后が収監されているのを見つける。
子供のころの記憶から、あれは間違いなく太后だというヘンリー。
では、現在政治の実権を握っているはずの太后は一体誰なのか。
謎だけが深まっていった。

デールとの会話

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