図書館戦争(小説・漫画・アニメ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

2006年よりアスキー・メディアワークスより出版された有川浩の小説及びそれらを原作とする漫画、アニメ、実写化作品である。シリーズ作品であり、「図書館戦争」から始まる全4巻と外伝「別冊図書館戦争」全2巻で構成される。舞台は公序良俗を乱し人権を侵害する表現を規制する法律が制定された架空の日本。主人公笠原郁は不当な検閲から本を守るため、表現の自由を守るため図書隊員として戦う。

作品における元号。1989年の改元において昭和に続く元号となった。

日野の悪夢(ひののあくむ)

正化11年(1999年)にメディア良化委員会が、当時公共図書館のシンボルであった日野市立図書館を襲撃した事件。
館長を務めていた稲嶺は右足を失う重傷、稲嶺の妻を含めた12名の死者、蔵書も1冊を除きすべて破損する大惨事となった。
これをきっかけに図書隊は稲嶺を中心として本格的な防衛力を備え、良化委員会との抗争は銃火器を用いるなど激しさを増すこととなった。

『図書館戦争』の登場人物・キャラクター

図書隊

笠原郁(かさはらいく)

本作の主人公。キャッチコピーは「熱血バカ」。関東図書隊防衛部、図書特殊部隊・堂上班所属。一等図書士。女性では史上初かつ唯一の図書特殊部隊員。
22歳。身長170cmと女性としては高身長で、戦闘職種ゆえの鍛え上げた体つきがコンプレックス。そのため自身を「戦闘職種大女」と称する。
運動神経は抜群で男性隊員の成績を追い越すほどである。しかし座学は全般的に苦手。
ピュアで図書隊入隊のきっかけも、高校3年の秋に郁を良化隊の検閲から救ってくれた図書隊員(郁曰く「王子様」)に憧れて志したためである。
堂上とは入隊時こそ口論の絶えない中で、上司であるにもかかわらず背後から飛び蹴りを食らわせたり、大外刈りをかけていたが、いつも自分を見守り支えてくれる堂上のことを尊敬し、部下であることを誇りに思うようになる。
「山ザル」、「熊殺し」、「純情培養・純情乙女、茨城県産」など数々の異名を持つ。

堂上篤(どうじょうあつし)

キャッチコピーは「怒れるチビ」。関東図書隊防衛部、図書特殊部隊・堂上班班長で郁の直属の上司。二等図書正。
27歳。口癖は「アホか貴様!」。身長165cm。班内で最も背が低く、郁との口論の際には何度と「チビ」と言われている。
実直で責任感が強く、郁を必要以上に厳しく指導するが、誰よりも郁を大切に思っている。
真面目な性格が祟って図書特殊部隊内のいじられ役になることが多く、度が過ぎると上司も先輩・後輩も関係なく激怒する。
郁の「王子様」の正体である。郁の入隊面接時に面接官として同席しており、すぐに郁が良化隊の検閲から救った少女であると気が付いていた。だが当時の自分を郁により「完璧超人」として美化され語られたため机から顔を上げることができなくなった。また自身の軽率な行動により、郁を図書隊の中で最も危険な防衛部へ志望させてしまったことに責任を感じている。

小牧幹久(こまきみきひさ)

キャッチコピーは「笑う正論」。関東図書隊防衛部、図書特殊部隊・堂上班副班長。二等図書正。
27歳。身長175cm。堂上とは図書大学校時代からの同期。
笑い上戸。スイッチが入ると必死に堪えるが、耐え切れず席を外すこともある。
堂上とは対照的で物腰が柔らかく、常に笑顔だが、時として恐ろしく切れ味の鋭いシビアな言葉がサラッと飛び出す。

手塚光(てづかひかる)

キャッチコピーは「頑な少年」。関東図書隊防衛部、図書特殊部隊・堂上班所属。一等図書士。
22歳。身長180cm。郁と柴崎とは同期。父親は図書館協会会長のエリート。
日々努力を惜しまない秀才であるが、完璧主義で融通が利かない。そのため当初は郁を落ちこぼれと評し、衝突していた。

柴崎麻子(しばさきあさこ)

キャッチコピーは「情報屋」。関東図書隊業務部・武蔵野第一図書館所属。一等図書士。郁とは寮のルームメイトで親友。また郁、手塚と同期。
22歳。身長157cm。情報通。かなりの美人で利用客に限らず業務部・防衛部の中にもファンが多い。しかし外見とは裏腹に勝ち気で容赦のない性格である。

玄田竜助(げんだりゅうすけ)

キャッチコピーは「喧嘩屋中年」。関東図書隊防衛部、図書特殊部隊隊長。三等図書監。43歳。身長185cm。
豪快かつ無茶な作戦を立案し、そのほとんどを部下である堂上に丸投げしている。そのため堂上と口論となるが、そのやり取りすら楽しんでいる。
郁の戦闘能力を高く買っている。

稲嶺和市(いなみねかずいち)

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