ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ・ファイアレッド・リーフグリーン(ポケモンRGBP・FRLG)のネタバレ解説まとめ

『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ・ファイアレッド・リーフグリーン』とは、ロールプレイングゲーム『ポケットモンスター』シリーズの1つで、『赤・緑・青・ピカチュウ』は第1作目、『ファイアレッド・リーフグリーン』は『赤・緑』に様々な要素を追加したリメイク作品になっている。プレイヤーはカントー地方を冒険し、ポケモン図鑑の完成とポケモンリーグ制覇を目指す。ストーリー中、世界征服を目論む悪の組織・ロケット団と戦うことになる。

バトル時には手持ちのポケモンに覚えている技を指示して攻撃する。技にはタイプ、分類(物理技、特殊技、変化技)、PP(パワーポイント:技の使用可能回数)、威力(数字で表されるダメージの目安値で、高いほど大ダメージを与える)、命中率(相手ポケモンに技が当たる確率)、攻撃範囲(通常は相手1体、ダブルバトルでは相手2体、全体などに変化する技も)、直接攻撃(相手に触れる)かどうか、優先度(技の発動順番)が設定されている。
『赤・緑・青・ピカチュウ』では、攻撃範囲や直接攻撃の有無が設定されていない。
ポケモンにより覚える技は決まっており、レベルアップ時に覚えることが多く、わざマシン・ひでんマシンを使って技を覚えさせることもできる。
この他、『ファイアレッド・リーフグリーン』ではタマゴから生まれたポケモンが両親が覚えている技を「タマゴ技」として生まれながら覚えていることもある。また、ゲーム中の人物に技を教えてもらうこともできる。
さらに、2のしまにいる「わざおしえマニア」に頼めば、ちいさなキノコ2個またはおおきなキノコ1個と引き換えに現在のレベルまで覚える技で既に忘れてしまった技を思い出させてくれる。
技は4つまでしか覚えさせることができず、新たな技を覚えさせる際には既存の技をどれか1つ忘れさせる必要がある。ただしひでんマシンで覚えさせた技は忘れさせることができない。
『ファイアレッド・リーフグリーン』のみ、セキチクシティにいる「わすれオヤジ」に頼めば、ひでんマシンで覚えさせた技も含め覚えている技を忘れさせることができる。
ポケモン育て屋に預けたポケモンがレベルアップするとレベルアップにより覚える技を自動的に覚える。技を4つ覚えた時点でレベルアップにより新しい技を覚えた場合は、一番上の技が自動的に忘れられる。新しい技は一番下に入るので、既存の技は新しい技を覚えるたびに上へ移動する。
一部の技(ひでんマシンで覚える技など)はフィールドで使用することができる。

技の分類・属性
・物理技:ポケモンの「こうげき」と「ぼうぎょ」を参照する攻撃技。「こうげき」が高いほど技のダメージを多く与えられ、「ぼうぎょ」が高いほど受ける技のダメージが少なくなる。
『赤・緑・青・ピカチュウ』では「ノーマル」「かくとう」「どく」「じめん」「ひこう」「むし」「いわ」「ゴースト」タイプの技が該当。『ファイアレッド・リーフグリーン』では「はがね」タイプが追加。
・特殊技:ポケモンの「とくしゅ」(『赤・緑・青・ピカチュウ』)または「とくこう」と「とくぼう」(『ファイアレッド・リーフグリーン』)を参照する攻撃技。「とくしゅ」「とくこう」が高いほど技のダメージを多く与えられ、「とくしゅ」「とくぼう」が高いほど受ける技のダメージが少なくなる。
『金・銀・クリスタル』では「ほのお」「みず」「でんき」「くさ」「こおり」「エスパー」「ドラゴン」タイプの技が該当。『ファイアレッド・リーフグリーン』では「あく」タイプが追加。
・変化技:ポケモンの能力を変化させたり、状態異常や状態変化を発動させたりするなど、直接ダメージを与えない技。
・直接攻撃:「たいあたり」や「ひっかく」など相手ポケモンに触れる攻撃のことで、『ファイアレッド・リーフグリーン』で登場。「どくのトゲ」や「せいでんき」など一部特性などに関わる。

フィールドで使用できる技
・「いあいぎり」:フィールドにある特定の木を切る。ブルーバッジが必要。
・「そらをとぶ」:一度行ったことのある町に飛んで移動する。オレンジバッジが必要。
・「なみのり」:水上を移動する。ピンクバッジが必要。
・「かいりき」:フィールドにある大きな岩を移動させる。レインボーバッジが必要。
・「フラッシュ」:特定の洞窟の中を明るく照らす。グレーバッジが必要。
・「たきのぼり」:滝を上ったり下りたりする。クリムゾンバッジが必要(『ファイアレッド・リーフグリーン』)。
・「いわくだき」:フィールドにある壊れそうな岩を壊す。ゴールドバッジが必要(『ファイアレッド・リーフグリーン』)。
・「あなをほる」:洞窟などから抜け出し、『赤・緑・青・ピカチュウ』では最後に利用したポケモンセンターに戻り、『ファイアレッド・リーフグリーン』では洞窟の入口に戻る。
・「あまいかおり」:草むらなどで使用すると野生ポケモンが出現。『ファイアレッド・リーフグリーン』のみ登場。
・「タマゴうみ」:自分の最大HPの5分の1を、手持ちにいる他のポケモンに分け与えて回復させる。
・「テレポート」:『赤・緑・青・ピカチュウ』では最後に利用したポケモンセンターの前に移動し、『ファイアレッド・リーフグリーン』では最後に立ち寄ったポケモンセンターの前に移動する。
・「ミルクのみ」:自分の最大HPの5分の1を、手持ちにいる他のポケモンに分け与えて回復させる。『ファイアレッド・リーフグリーン』のみ登場。

命中率・回避率

オニドリルの特性「するどいめ」は、命中率(補正値)が下がらない特性。

命中率は相手ポケモンに技が当たる確率のことで、技によって命中率が異なり、30%~100%まで設定されている。回避率は技に当たりにくくなる確率である。
命中率や回避率は補正値として通常の値から最大6段階まで上下する。『赤・緑・青・ピカチュウ』では技やアイテムで上下し、『ファイアレッド・リーフグリーン』では技や特性、アイテムで上下する。
一部の特性や一部のアイテムでは補正値として○段階上下せず、一定の割合分上下する。
技が当たるかどうかは、使用した技の命中率、及び命中率の補正値、及び相手ポケモンの回避率が関係している。自分ポケモンの命中率(技の命中率と補正値)が高いか、相手ポケモンの回避率が低い場合は技が当たりやすく、逆に自分ポケモンの命中率が低いか、相手ポケモンの回避率が高い場合は技が当たりにくい。
命中率が「-」の技は、使うポケモンの命中率や相手ポケモンの回避率にかかわらず、「まもる」などを使われていない限り必中する。
特性の中には、命中率の補正値が下がらないものもある。

急所

技が急所に当たった際のメッセージ「きゅうしょにあたった!」。

攻撃技(物理技・特殊技)を使ったとき、通常のダメージより多くダメージを与える状態。バトル中にランダムに発生し、「きゅうしょにあたった!」というメッセージが表示される。
『赤・緑・青・ピカチュウ』では与えるダメージが増加し、「こうげき」「ぼうぎょ」「とくしゅ」といった能力値の上昇・下降が無視され、物理技や特殊技のダメージを半減する「リフレクター」「ひかりのかべ」の効果(状態変化)も無視された状態でダメージ計算が行われる。
『ファイアレッド・リーフグリーン』では、技を使う側の「こうげき」「とくこう」の能力下降、技を受ける側の「ぼうぎょ」「とくぼう」の能力上昇が無視され、「リフレクター」「ひかりのかべ」の効果(場の状態)も無視された状態でダメージ計算が行われる。
特性が「いかりのつぼ」のポケモンに急所技が当たった場合、「こうげき」が最大(6段階)まで上昇する。
また特性によっては、相手ポケモンの攻撃が急所に当たるのを防ぐ効果を持つものもある。

『赤・緑・青・ピカチュウ』では、「すばやさ」(強さの基本となる数値)が高いポケモンは急所に当たりやすくなり、技やアイテムの効果でさらに当たりやすくなる。『ファイアレッド・リーフグリーン』では技や特性、アイテムの効果で上昇する。
技によっては急所に当たりやすいものもあり、中には急所に当たらない技もある。

優先度

技の発動順番を表す数値で、数値が先の(優先度が高い)技は「すばやさ」に関係なく先に出すことができる。数値が同じ(優先度が同じ)技をそれぞれ使った場合は、「すばやさ」の高い順から出す。
優先度は技ごとに決まっており、優先度がプラスの技は大半の技より先に出すことができるが、マイナスの技は大半の技より後に出る。0が通常の優先度であり、優先度が高ければ高いほど先に出せる。低ければ低いほど後になる。
「ゆびをふる」や「ねこのて」を使って(それぞれ優先度「0」)プラスやマイナスの優先度が出た場合は優先度0のタイミングで発動する。

技の優先度(『赤・緑・青・ピカチュウ』)
「+1」:「でんこうせっか」
「0」:その他の技
「-1」:「カウンター」

技の優先度(『ファイアレッド・リーフグリーン』)
「+5」:「てだすけ」
「+4」:「マジックコート」、「よこどり」
「+3」:「このゆびとまれ」、「こらえる」、「まもる」、「みきり」
「+1」:「しんそく」、「でんこうせっか」、「マッハパンチ」、「ねこだまし」
「0」:その他の技
「-1」:「あてみなげ」
「-3」:「きあいパンチ」
「-4」:「リベンジ」
「-5」:「カウンター」、「ミラーコート」
「-6」:「ふきとばし」、「ほえる」

場の状態

バトル中に自分または相手のポケモン、もしくは双方のポケモンに影響するフィールドの状態。技や特性、アイテムなどで発動する。
一度発動すると数ターン続いてその後効果が消えるが、中にはバトルが終わるまで永続的に続くものもある。また、一部の技により特定の場の状態を解除することもできる。
場の状態は能力変化や状態異常無効、ダメージ軽減、天気変化など様々な効果を持つ。
場の状態は重複させることもできるが、一部は重複できない。例えば天気(ひざしがつよい、あめ、あられ、すなあらし)は重複せず、最後に出した技や特性によって発生したものに上書きされる。
主な場の状態について説明する。

まきびし

技「まきびし」により相手に発生し、効果は永続。『ファイアレッド・リーフグリーン』のみ登場。
まきびしは交代して出てきた相手ポケモンに最大HPの8分の1のダメージを与える。さらに2回重ねて使うことができ、与えるダメージが最大HPの6分の1、4分の1と増加する。
「ひこう」タイプや特性が「ふゆう」のポケモンには無効。

リフレクター・ひかりのかべ・しんぴのまもり

それぞれ技「リフレクター」「ひかりのかべ」「しんぴのまもり」により自分に発生する。「しんぴのまもり」は『ファイアレッド・リーフグリーン』のみ登場。
リフレクターは自分のポケモンが受ける物理技のダメージを半減させる。ダブルバトルやマルチバトルの場合は、3分の2に減少する。
ひかりのかべは自分のポケモンが受ける特殊技のダメージを半減させる。ダブルバトルやマルチバトルの場合は、3分の2に減少する。
「リフレクター」「ひかりのかべ」は『赤・緑・青・ピカチュウ』では使ったポケモンが倒されるか交代した場合に効果はなくなるが(状態変化)、『ファイアレッド・リーフグリーン』では5ターン続く(場の状態)。
相手の場の「リフレクター」「ひかりのかべ」はかわらわりで解除できる。相手の攻撃が急所に当たった場合、ダメージ減少効果が無効化される。
しんぴのまもりは自分のポケモンは状態異常や「こんらん」状態にならず、「あくび」の効果も受けない。

天気

バトル中自分のポケモンと相手のポケモン双方に影響する場の状態で、バトル中の天気に関する状態。『ファイアレッド・リーフグリーン』のみ登場。
技や特性で発生し、戦う場所によっては最初から特定の天気になっているところもある(『ファイアレッド・リーフグリーン』では特定の天気になっている場所はない)。技を使って発生した場合は5ターン続くが、特性で発生した場合、もしくは最初から特定の天気の場合は永続。
天気は「ひざしがつよい」、「あめ」、「あられ」、「すなあらし」の4つがある。
特性「ノーてんき」「エアロック」のポケモンがバトルに出ていると天気による効果を全て無効にする。

ひざしがつよい
技「にほんばれ」、特性「ひでり」により発生。日差しが強い場所も初めからこの天気。
「ほのお」タイプの技のダメージが1.5倍になり、「みず」タイプの技のダメージが半分になる。「ソーラービーム」をためなしで1ターンで使えるようになるが、「かみなり」の命中率が70%から50%に低下。「ウェザーボール」が「ノーマル」タイプから「ほのお」タイプに変化し、威力が2倍になる。
「あさのひざし」、「こうごうせい」、「つきのひかり」で回復するHPが最大HPの半分から3分の2に増加。「こおり」状態にならない。
特性「ようりょくそ」の効果が発動する。特性「てんきや」のポケモン・ポワルンの姿が変化し、タイプも「ノーマル」タイプから「ほのお」タイプに変化。

あめ
技「あまごい」、特性「あめふらし」により発生。雨が降っている場所も初めからこの天気。
「みず」タイプの技のダメージが1.5倍になり、「ほのお」タイプの技のダメージが半分になる。「ソーラービーム」のダメージが半分になり、「かみなり」が必中する。「ウェザーボール」が「ノーマル」タイプから「みず」タイプに変化し、威力が2倍になる。
「あさのひざし」、「こうごうせい」、「つきのひかり」で回復するHPが最大HPの半分から4分の1に減少。
特性「すいすい」「あめうけざら」の効果が発動する。特性「てんきや」のポケモン・ポワルンの姿が変化し、タイプも「ノーマル」タイプから「みず」タイプに変化。

あられ
技「あられ」により発生。雪が降っている場所も初めからこの天気。
「こおり」タイプ以外のポケモンは毎ターン最大HPの16分の1のダメージを受ける。ただし、特性が「アイスボディ」のポケモンはダメージを受けない。
「ソーラービーム」のダメージが半分になる。「ウェザーボール」が「ノーマル」タイプから「こおり」タイプに変化し、威力が2倍になる。
「あさのひざし」、「こうごうせい」、「つきのひかり」で回復するHPが最大HPの半分から4分の1に減少。
特性「アイスボディ」の効果が発動する。特性「てんきや」のポケモン・ポワルンの姿が変化し、タイプも「ノーマル」タイプから「こおり」タイプに変化。

すなあらし
技「すなあらし」、特性「すなおこし」により発生。砂嵐が吹いている場所も初めからこの天気。
「いわ」「じめん」「はがね」タイプ以外のポケモンは毎ターン最大HPの16分の1のダメージを受ける。ただし、特性が「すながくれ」のポケモンはダメージを受けない。
「ソーラービーム」のダメージが半分になる。「ウェザーボール」が「ノーマル」タイプから「いわ」タイプに変化し、威力が2倍になる。
「あさのひざし」、「こうごうせい」、「つきのひかり」で回復するHPが最大HPの半分から4分の1に減少。特性「すながくれ」の効果が発動する。

地方

カントー地方

『赤・緑・青・ピカチュウ・ファイアレッド・リーフグリーン』の舞台であるカントー地方の全体図。

『赤・緑・青・ピカチュウ・ファイアレッド・リーフグリーン』の舞台となる地方。関東地方と中部地方の一部がモデルになっており、カントー地方の「カントー」は関東から。
町の数は全部で10あり、道路や水道(海路)などでつながっている。ポケモンジムが8カ所あり、セキエイこうげんにはポケモンリーグ本部が存在。『ファイアレッド・リーフグリーン』のみ海を越えた先にナナシマがある。

町・ポケモンリーグ

マサラタウン

カントー地方の南西部にある小さな町。主人公とライバルの家があり、オーキド博士の研究所もある。

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