憂鬱な雨の日も音楽でちょっと楽しく〜「雨」(RAIN)がタイトルに入った傑作洋楽 10選

雨の季節真っただ中ですね。。いっそのこと、耳を傾ける音楽も「雨づくし」にしてしまいましょうか。洋楽の世界でも「雨」をテーマにした作品はたくさんあります。しかも秀逸な曲が多いんですよ。

RAIN/THE BEATLES

そのものずばりのタイトル曲。この曲をリリースした直後彼らは来日(1966年夏)。外国人アーティストとしては初めて武道館でライブを行いました。先頃来日したポール・マッカートニーが、ほぼ50年ぶりに武道館でソロライブをしたことはまだ記憶に新しいと思います。
ライブ活動を中止する直前の彼らが、既に実験音楽的な試みを始めていたことは、この曲のラストあたりで、テープの逆回転をさせたジョン・レノンのボーカルが出てくることでも良くわかります。

はっ!こんなビデオがあったとは!初めて知ってびっくり。
どうやら後から昔の画像をいろいろとコラボさせて制作したみたいですね。
にしても、ポールが若い〜。

RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD/ B.J.THOMAS

邦題「雨に濡れても」。
ロバート・レッドフォード、ポール・ニューマン主演の映画「明日に向かって撃て!」のサントラ盤で劇中歌として使われ、大ヒットしました。作曲はバート・バカラック。
1969年のアカデミー主題歌賞を受賞しています。

HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN /CCR

邦題「雨を見たかい」
CCRは「クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル=Creedence Clearwater Revival)の略称。
本作は「プラウド・メアリー」などのヒット曲を持っていた彼らが1971年に放ったヒット曲。
当時の日本でも大ヒットして、至る所でこの曲が流れていました。

IT'S RAINING AGAIN / SUPERTRAMP

スーパートランプとは「漂流者」という意味。
70年代からバンド活動をしていた彼らのサウンドは当初「難解」と言われた「プログレッシプ・ロック」(略してプログレ)の影響を強く受けていました。
それが次第にポップ化していき、80年代に入って出した「BREAKFAST IN AMERCA」が大ヒット。
本作は1982年のアルバム「フェイマス・ラスト・ワーズ(Famous Last Words)」に収録されている曲で、ヴォーカルの柔らかな歌声と優しい旋律が心に残ります。

RHYTHM OF THE RAIN/THE CASCADES

邦題「悲しき雨音」。雨をテーマにしたは数あれど、おそらくこの曲はそれらの中でも「草分け的存在」の1曲だと思います。
ちなみに、冒頭の雷鳴を初めてラジオで聞いた筆者(当時まだ2〜3歳)は、ラジオが壊れた!と思いました(笑)そんな記憶を残した曲でもあります。
1962年リリース。

IT NEVER RAINSIN SOUTHERNCALIFORNIA/ALBERT HAMMOND

邦題「「カリフォルニアの青い空」。
確かに直訳すれば「南カリフォルニアでは雨は絶対に降らない」だから、あながち間違ってはいないけれど、かなり「超訳」してますねぇ。でも雰囲気は伝わります。
日本で特に人気のあった洋楽のひとつでした。1972年リリース。

PURPLE RAIN/PRINCE&THE REVOLUTION

「殿下」ことプリンスの1984年のアルバム、および同名タイトルの映画のサントラ盤の中に収録されている曲です。
映画の主演はプリンス自身。この頃の彼はとにかくめちゃめちゃ売れていました。
また、革新的な曲作りにも挑んでいました。

Prince - Purple Rain

【洋楽 80's】 プリンス - パープル・レイン

RAINY DAYS AND MONDAYS/CARPENTERS

70年代の洋楽には欠かせない兄妹デュオ、カーペンターズ。
特に日本では未だに熱心なファンが多い。
この曲は1971年のヒット曲で、都会的で洗練された雰囲気の作品。カレンの声はやっぱり良いですね。
作者はポール・ウィリアムス&ロジャー・ニコルス。

matsurika
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@matsurika

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