ルパン三世(Lupin the Third)のネタバレ解説まとめ

20160112

『ルパン三世』はモンキー・パンチのピカレスク漫画を原作としたアニメ、映画。もはや日本人のスタンダードになっている作品である。様々なお宝を追い求めて世界中を駆け抜けるルパン、次元、五エ門と、時に協力者となり時に裏切りを見せる不二子、さらに彼らを追及する銭形警部の5人の冒険は多くの人々を惹きつけ続けている。

概要

『ルパン三世』は、モンキー・パンチによる漫画作品、及びそれを原作としたアニメ及び映画作品。

原作漫画は1967年8月から1969年5月まで描かれた後、『ルパン三世新冒険』として1971年8月から1972年4月まで、さらに1977年から1981年にわたり『新ルパン三世』として描かれた。

テレビシリーズはパート1が1971年から1972年まで23話、パート2が1977年から1981年まで155話、パート3が1984年から1985年まで50話、パート4が2015年から2016年まで24話放送されており、スピンオフ作品として『峰不二子という女』が2012年に13話製作されている。

1989年から2016年にはほぼ1年に1回の割合でテレビスペシャルが製作され(2014年、2015年を除く)、アニメ映画作品も6作(スピンオフや『VS名探偵コナン』を含めると2017年時点で9作)、実写映画は2014年に放映されている。

他にもゲームソフト、パチンコの機種などにも採用されており、幅広い世代から支持を受ける人気作品となっている。イタリアやフランスなど、海外でも高い評価と人気を得ている。

ルパンファミリー

ここではレギュラーメンバー5人について解説する。

エピソードによってしばしば矛盾する設定が存在するものの、「脚本家それぞれに任されている部分が大きく、一人の脚本家が書いた設定がほかの脚本に影響を与えることはない」と脚本家の一人である金子裕が語っている。

ルパン三世

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原作漫画でのルパン

アルセーヌ・ルパンの血を引く怪盗で、本作の主人公。愛銃はワルサーP38で、ドライバーのA級ライセンスを保持している。

トレードマークのジャケットはテレビ第1シリーズ、『カリオストロの城』、『風磨一族の陰謀』、『生きていた魔術師』では緑、テレビ第3シリーズ、『バビロンの黄金伝説』ではピンク、テレビ第4シリーズでは青、それ以外では赤を基本的に着用している。

変装技術については達人であり、特に『DEAD OR ALIVE』では機械にも感知されなかったうえ、観客すらもルパンの変装と気づかないほどに欺いてみせた。

盗みのテクニックの根本にあるのはアルセーヌ・ルパンが書き残した『盗術』であり(アニメ第1シリーズ第20話、及び原作)、この中には「いかなる時も素顔を晒すな」と書かれている。よって、普段見慣れているルパンの顔は素顔ではないことになる。

彼のモットーは「殺しと善人の金には手を出さない」こと(ただし前者は正当防衛以外にも、アニメ第1シリーズ11話などたびたび破られている)。一方で「義賊」と呼ばれることは嫌っている。

原作及び、テレビ第1シリーズでは「ルパン帝国」なるシンジケートのトップであることがたびたび語られているが、アニメ第2シリーズ以降は曖昧になってしまっている。

彼が盗んだもののの中で、もっとも大規模なものは自由の女神やバベルの塔、スケールの小さいものは知り合いの老婆に依頼されて盗んだオムツカバーまでさまざまである。

モンキー・パンチ監督作品『DEAD OR ALIVE』

次元大介

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ルパンが「義理堅く、頼りになる男」と評価する相棒で、その銃の腕前は「早撃ち0.3秒」と呼称されている。愛銃はスミス&ウエッソンM19コンバットマグナム。

ルパンの最も古い相棒であり、『EPISODE:0 ファーストコンタクト』ではルパンが忍び込んだ邸宅での用心棒として初対面を果たしたことになっている。原作では幼馴染として初登場した。

かつては傭兵や用心棒として活動していたこともあり、その経歴から仇敵に狙われることもしばしばある。

ルパンに対しては突き放したような態度をとることもあるが、最終的には危機に瀕しても彼に寄り添う存在。好物は洋酒。

次元の過去が語られる一編

石川五エ門(五右エ門の表記も)

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石川五右エ門の13代目の子孫。アニメ第1シリーズ第5話「十三代目五エ門登場」で初登場し、その際はルパンの命を狙っていた(初対面は『EPISODE:0』にて)。その後、第7話「狼は狼を呼ぶ」にてルパンと意気投合し、仲間となる。
愛刀は斬鉄剣(漫画では流星という、ほぼ斬鉄剣と同じ性能をもつ刀)。素手での格闘でも相手を圧倒する力を持つ。

口癖は「武士道は死ぬことと見つけたり」「またつまらぬ物を斬ったか?」であり、後者はルパン曰く「つまらないものを斬らせたら世界で一番」とのこと。

アニメ第1シリーズでは出番はそれほどなかったものの、第2シリーズ以降はレギュラー化する。
非常にストイックな性格ではあるが、テレビスペシャルでは『愛のダ・カーポ』『ハリマオの秘宝を追え!』など、ギャグキャラクターの役割を担うことも多い。
一方で『燃えよ斬鉄剣』『風魔一族の陰謀』では主役級の役割を演じた。

峰不二子

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ルパン一味の紅一点にして、時には味方、時には寝返りを見せる謎の女賊。テレビシリーズ『峰不二子という女』では主役となった。原作ではルパン討伐隊の一員であったり、古くからの知人であったりと、役割が一定していなかった。

スリーサイズは99.9、55.5、88.8のナイスボディで、辻真先の『小説!!!ルパン三世』では「ミューズの神がヒステリーを起こす」と形容される。作中でも下着姿などセクシーシーンを担う。

ルパンを罠に嵌めたり、戦利品を横取りしたりすることも多いが、ルパン当人は「裏切りは女のアクセサリーのようなもの」とそれほど気にしていない。

武器はブローニングを携帯することが多いが、そのほかにもマシンガンやライフルなど多くの武器を使いこなす。

雑誌の編集長、新聞記者、テレビクルーなど様々な職業を担うことのできる才女でもある。

『愛のダ・カーポ』では一時的な記憶障害に陥ってしまうが、その際は普段とはうってかわっておしとやかな性格になっている。

原作のスピンオフ『ルパン小僧』では、ルパンとの間に子供をもうけている。

銭形警部

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銭形平次の子孫であり、お互いの血筋からくる宿命からルパン逮捕に執念を燃やしている鬼警部。
アニメでは「幸一」が下の名前で、原作では「平太郎」や「平一」など、コロコロ変わっている。
アニメでは愛称が「とっつあん」、原作では「銭さん」。

最初の赴任先は埼玉県警で、警視庁に勤務した後、テレビ第1シリーズ最終話でルパンたちを取り逃したことにより信州高畑村駐在所に飛ばされ、テレビ第2シリーズ以降はICPOに所属している。しかし何故か『カリオストロの城』では埼玉県警を捜査に派遣しており、たびたびネタにされる。

ほぼ毎回ルパンたちを取り逃しているため、3枚目の役割が多く、『燃えよ斬鉄剣』や『愛のダ・カーポ』ではそれが顕著である。
一方で、『アルカトラズコネクション』や『DEAD OR ALIVE』では切れ者ぶりが強調されている。『炎の記憶』では警察官としての地位を剥奪されながらも、持ち前の使命感とヒロインへの愛情から巨悪に単身立ち向かった。
偶然も重なってとはいえ、ネオナチリーダー(『ハリマオの秘宝を追え!』)やシンシア・クレーノフ(『1$マネーウォーズ』)といった大物を逮捕している。

ルパンに対してはお互いにライバルといった感情を抱いており、ルパンが死んだと思った際には銭形は号泣し(アニメ第2シリーズ「ルパンは二度死ぬ」など)、一方で銭形がテロリストに捕らえられた際にはルパンが救出に出向いている(アニメ第2シリーズ「とっつあん人質救出作戦」)。
さらに、『ルパン暗殺指令』でルパン選任捜査官を解任された際には、生甲斐を見失ってルパン一味に合流してしまったほどである。

原作ではかなりの切れ者である一方で、非情な一面もあり、「タガニーゼ」と名乗って、一般大衆を洗脳してまでルパン一味を捕まえようとしたこともある。

岡田鯛によるスピンオフ作品『警部銭形』では、ルパンの仕業に見せかけた数々の殺人事件を次々と解き明かす、名刑事としての一面を見せている。

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