志村けんのバカ殿様とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

田代の降板後、3人揃って正式な城の家来として登用される。それまでは城下町のコントでの悪役や、ゲストとして過酷なゲームに遭わされるなどの役を担っていた。

肥後はバカ殿の指令を受けてセクハラの助けをするなど田代の役割の一部を、上島は1人だけお年玉をもらえず冷遇されるなどの桑野の役割の一部を担っている。寺門が1人で出ることはほとんどない。

腰元

バカ殿の部屋に常に控えているほか、城内で様々な業務を行っている。

様々なアイドルが腰元を担当してきたが、主なメンバーとして、いしのようこ、松本典子、山瀬まみ、MEGUMI、辺見えみり、小林恵美、若槻千夏、渡辺美奈代、川村ひかる等がいる。
MEGUMIが殿の影武者を務めたり、若槻が宇宙船のコントに登場したりなど、単独でコントに出演するものもいる。
メイプル超合金の安藤なつも、太った腰元として、主に上島との絡みでコントのオチを担当していた。

家臣・乾き亭げそ太郎

1997年頃から登場している、眼鏡と水色の羽織が特徴の家来。常に家老や側用人の奥に控えている。
台詞を発することはほとんどないが、笑福亭鶴瓶がゲスト出演した際、志村のプライベートについて、げそ太郎に話題が振られる場面があった。

優香

バカ殿の幼少期の友達「優香姫」として主に出演している。登場初期は「バカ姫」と呼ばれていた。
正月に遊びにくるときには年始の挨拶を「あまけして、おでめとう」というのが持ちネタで、竹千代よりおバカ。

「女の子ははい、って言わないと駄目だろ」「うん」など、『だいじょうぶだぁ』で、いしのようこが演じていた「おハナ坊」の要素をいくつが引き継いでいる。

研ナオコ

隣国の姫「ナオコ姫」としてしばしば登場する。バカ殿の古い友達だが、彼は城にこられるのを嫌がっている。
様々な手土産を持参する中で、「生たまご」「赤マムシ」など精力を増強させるグッズをお下劣な口調で言うのが持ちネタ。

志村とのユニット「けん♂♀けん」でCDを出した際には、「銀座あたりでギン！ギン！ギン！」を熱唱した。

柄本明（芸者、陰陽師、医者など）

志村が「脱帽する」と評価する俳優の1人。

芸者コントでは、志村が扮するもう1人の芸者と、細かいお金のやり取りや世相風刺で視聴者をくすぐる。
怪しい医者や陰陽師などとして登場する際には、ご飯の上に味噌汁、納豆、プリンなどをぶっかけて一気にかきこんだ後、苦しんだ芝居の後で「うまい！」と叫ぶのが持ちネタ。

吉幾三（津軽の殿様、陰陽師など）

やはり志村が笑いに対する腕を買っているゲストの1人。

津軽の殿様として登場する際には精力剤をたっぷりと持参し、陰陽師として登場する際には放送禁止用語を連呼したりと、下ネタが多い。
その暴走ぶりは、バカ殿が自制を求めるほどである。

『志村けんのバカ殿様』の企画

笑いを取りに来るオープニングシーン

オープニングシーンでは「殿のおなーりー」という声に合わせて殿が入室するが、奇抜な恰好で登場するので家老にダメ出しをされて仕切り直しとなる。

怒りネタ