ジョーズ(Jaws)のネタバレ解説・考察まとめ

獰猛で巨大な人食いザメと人類の、息詰まる闘いをダイナミックに描いたパニック映画。監督は当時28歳のスティーヴン・スピルバーグ。1975年公開のアメリカ映画で、第48回アカデミー賞で作曲賞、音響賞、編集賞を受賞した、大ヒット映画。

後日、海で遊んでいた少年が人食いザメに襲わる。
ブロディは今回こそビーチを閉鎖しようとするが、稼ぎを優先する市民達から猛反対を受ける。
地元の老漁師クイントは「1万ドルの報酬を払うならサメを退治してみせる」と豪語。
そこへ、騒ぎを聞きつけた海洋研究者マット・フーパーが訪ねて来る。
理知的な彼を歓迎したブロディは、フーパーに浜に上がった女性の遺体を確認してもらう。
するとフーパーは大型のサメによる被害だと断定する。

海洋学者フーパー

そのころ、地元の漁師によって捕獲されたイタチザメが浜に上げられ、恐怖の人食いサメが捕まったと市民は大喜びする。
すると、ブロディの元に、先日殺された少年の母親がやってくる。
「数日前に、女性がサメに殺されたそうね。あなたはそれを知っていながら黙っていた。
だからビーチは閉鎖されず、息子は殺された」詰め寄られ、心が痛むブロディ。

「あなたのせいで、息子は死んだのよ!!」

フーパー曰く、釣り上げられたイタチザメの歯は、被害者女性の遺体に残された歯型とはまるで違う、とのこと。
よって、自分たちが探している人食いザメとは別であると考え、念のためサメの胃の中身を調べるべきだと申し出る。
しかし、イタチザメを捕まえ、安堵している市長は聞く耳を持たない。

「ようやく市民は安心できたのに、水を差すのか?」と市長

その夜、ブロディはフーパーを食事に招待する。
フーパーは人食いザメがまだ捕まっていないと確信しており、餌の供給を絶たない限り、サメはアミティの海に居続けると警鐘を鳴らす。
危険を感じたブロディとフーパーは、行動に移る。
秘密裏にイタチザメの腹を切り裂き調べ、胃の内容物から、自分達が探している人食いザメではない確信を得る。
フーパーは夜の海に船を出す。海が苦手なブロディも同行する。
探知機の反応を目指して進むと、地元漁師の船が無残な姿で浮かんでおり、船底には大きな穴があき、ホオジロザメの歯が引っかかっていた。
そして、船内には第三の犠牲者、船の持ち主の遺体が浮かんでいた。

変わり果てた船長の姿が……

ACTⅡ ビーチの平和を守るため、3人の男が立ち上がる!

ブロディとフーパーは、市長に「本当の人食いザメはまだ捕まっていない」と報告するが、海開きは強行される。
ビーチには海の安全を信じた観光客が溢れていた。
最中、人食いザメが現れ、更なる犠牲者が出る。

事の重大さをようやく理解した市長は、ブロディの進言通りクイントを雇う。
指揮官はクイント、ブロディとフーパーは助手として彼の船に乗り込み、3人は人食いザメを求めて沖に出る。
粗削りなクイントは、資産家の息子フーパーと折り合いが悪く団結には程遠い。

クイントが後ろを向いた瞬間、フーパーは舌を出す

その時、3人の目の前に体長8メートル程の巨大な人食いザメが現れる。
クイントはロープで樽とつないだ銛をサメに突き刺すが、サメは浮力の強い樽をものともせず海中に姿を隠してしまう。
日没が迫る中、クイントは海上で夜を明かすことを決意する。

簡単に倒せるサメではないと確信する3人

夜、すっかり意気投合したクイントとフーパー。
フーパーがクイントの腕に刺青の痕を見つけ、彼が巡洋艦インディアナポリスの船員だったと判明する。
クイントは大勢の仲間と海に投げ出され、サメの群れに襲われた恐怖を話す。

傷の自慢をしあうクイントとフーパー

その時、船内に突如衝撃が走る。
サメが船を攻撃しているのだ。
翌朝現れたサメにクイントは再び銛を突き刺し、最終的に三つの樽をつけることに成功。
流石にもう潜れないだろうと自信を見せたクイントの前で、またしてもサメは樽と共に海中に沈んで行く。
浅瀬に誘い込もうと無理に船を動かした結果、エンジンが故障。
フーパーは自身の秘密兵器、猛毒の硝酸ストリキニーネを取り出し
「この液体を20ccサメの身体に注射出来れば、確実に始末が出来る」と言う。
フーパーの案に望みをかけることにする。

一か八か、フーパーの作戦にかけることになる

ACTⅢ 巨大人食いザメとの戦い!3人の運命は?

フーパーは手製の対サメ用檻に入り、海中でサメを狙う。
サメの口内に、直接硝酸ストリキニーネを注入しようという計画だ。
しかしサメはフーパーの背後から襲いかかり、衝撃で銛が海底に落ちてしまう。
さらにサメの攻撃で檻が壊されるが、フーパーは何とか檻を脱出し、海底に身を潜める。
事情を知らないブロディ達は急いで檻を引き上げるも、壊れた檻の中にフーパーの姿は無く、
2人は言葉を失う。

フーパーの後方、殺人ザメは賢かった

そこへ畳み掛けるように、サメが船へ乗り上げる。
サメがデッキに身体を半分乗せたので船は大きく傾き、クイントはサメの口内へ滑り落ちる。
体を噛み砕かれたクイントは絶叫をあげ、海に引きずり込まれてしまう。

必死に抵抗するが……

沈む船内に残ったブロディは、サメのくちに向かって空気ボンベを投げつける。
サメが上手く噛んだことを確認し、帆先に登ったブロディはボンベを狙いライフルを発砲。
ボンベは大爆発を起こし、大量の血と肉片を撒き散らしながらサメは絶命する。

遂に人食いザメを仕留めた

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