暁のヨナ(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

草凪みずほが「花とゆめコミックス」で連載中の少女漫画およびそれらを原作としたアニメ作品。古代極東アジアを彷彿とさせる世界で、謀反によって城を追われた王女・ヨナが神託に従い、伝説の戦士・四龍(しりゅう)を探す旅に出る大河ファンタジー浪漫。

青龍の里‐青龍編

青龍・シンアが仲間に加わるストーリー。

他の龍の気配が分かるキジャを仲間に加えたヨナたちは、現在地から最も近い位置に居た青龍の気配を辿り、旅を続行する。それなりに難航した青龍探しだが、ユンの推理を加えて、南の大国・戒帝国と隣接する秘境に青龍の里を発見するのだった。
しかし、ヨナを見た里人は表情一つ変えず、「青龍という者はここには居ない」と言う。とりあえずひと晩の宿を借り、一向に姿を見せない青龍を探して里内の捜索を始めたヨナ達。だがそこへ、青龍の存在をひた隠しにしようとする村人の魔の手が迫る。

阿波の港町‐緑龍編

緑龍・ジェハが仲間に加わるストーリー。

紆余曲折を経て青龍・シンアを仲間に加えたヨナ達は、緑龍の気配を辿って阿波の港町へたどり着く。だがやっとの思いで接触を果たした緑龍・ジェハは、四龍の運命に縛られることを嫌い、ヨナを前にして「仲間に加わる気は無い、お帰りください。」と宣言する。
はっきりと断られ、緑龍を諦めることにしたヨナ。しかし、民が役人達に虐げられる阿波の現状を見過ごせないでいた。そして役人討伐のためにハクの戦力を欲しがっていたジェハと、彼が身を置く海賊船長の利害が一致したこともあり、ヨナ達は海賊に参入して、阿波の領主ヤン・クムジを討つ一大作戦を決行する。

流浪少年との出会い‐黄龍編

ヤン・クムジを討伐し、平穏を取り戻した阿波の港街を後にするヨナ。ジェハを仲間に加えられなかった事を嘆いていたが、彼が密かにヨナ達を尾行しているのが発覚するのに、さほど時間はかからなかった。こうして3人目の四龍が仲間に加わってしばらく後。旅を続けるヨナの前に、腹を空かせた流浪少年が現れる。その少年こそ、四龍最後の戦士・黄龍ゼノであった。
あまりに唐突な出現と無難さに驚く一行。さらに「気ままなひとり旅なら仲間になって欲しいというお願いは難しいかな」と呟くヨナに対し、ゼノは「いいよ」とあっけなく了承する。だが神官によると、「今はまだその時ではない」らしい。

旅の途中で、平和を愛した父が治めていた国が貧困と暴力に支配されていたことを知ったヨナは、王位を簒奪したスウォンの動向を探りながら、ハク、ユン、四龍を伴い、さすらいの旅を続けていく。

『暁のヨナ』作品の魅力

恋愛描写・戦闘・シリアス・ギャグの絶妙な配分

たくましく成長していく王女・ヨナ

戦を忌避してきた父王の教育方針により、ヨナは武器と無縁の生活をしてきた。
しかし逃亡劇の中で自分の身と仲間を守り、生きる道を切り開くために、武器を手にすることを決意する。

ヨナの弓の師匠は、彼女の専属護衛で高華国屈指の武人として名を馳せるハクである。
修行開始当初、矢も真っすぐに放てなかったヨナだが、絶え間ない努力と実戦を重ね、弓の名手として成長していく。

出典: www.amazon.co.jp

ヨナの弓術は実戦のみならず、日常生活及び食料調達にも活用されている。
当初は弓の練習を兼ねて空飛ぶ鳥を撃ち落としていたのだが、物語が進むにつれ熊を仕留めるほどの腕前に成長。心身ともに、良くも悪くもたくましくなっていくのだった。

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