ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第6部の副題は『ストーンオーシャン』。父の愛に飢えた非行少女・空条徐倫はひき逃げの罪を着せられ刑務所に入るが、事故が罠であることや父の愛を知り、仲間と共に「天国」を目指すプッチ神父と戦う。新たなスタンドの発動条件、能力のディスク化とそれを植え込まれたスタンド使いが刑務所に乱立する。徐倫たちを待つ物とは何か。運命、絆を描き上げた、壮大なストーリー。

19歳。空条承太郎の娘で、『ジョジョ』シリーズで初となる女性主人公である。多忙な父、承太郎の愛に飢えており、ティーン時代のほとんどを不良少女として過ごしてきた。車を盗んだことさえあったが、迎えに現れたのは母のみだった。恋人とのドライブ中、恋人との会話で脇見運転を招いて人をはねさせてしまう。恋人に裏切られ罪を着せられた形になるが、実は事故自体がプッチ神父の仕掛けた罠だった。
初期は母を恋しがる描写もあったが、グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所(G.D.st刑務所)内での生活やスタンド戦でたくましく成長していく。基本的には明るいが、少々下品な所もある。しかし戦闘に際しては冷静沈着な面も見せる。
初めは父を嫌ってあんた呼ばわりしていたが、次第に父さんと呼ぶようになる。承太郎のスタンドと記憶が盗まれる前に、父の愛情と真意を知るのだった。
首筋にはジョースター家の血統を表す星型の痣がある。エンポリオを最後の希望としてすべてを託し、プッチ神父に挑むが倒されてしまう。死にぎわにかつて車を盗んでしまったと誰にともなくつぶやき、「何であんなことしちゃったんだろう」と独り言をいった。
口癖は「やれやれだわ」。ラッシュ時は父の承太郎と同じく「オラオラオラオラ!」と掛け声を発する。また初登場時に刑務所内にいたなど、父との共通点が多い。
プッチ神父を倒した後の世界ではアイリンと言う名前になっており、不良少女でもなく恋人のアナキス、並びに父との関係もうまくいっているらしい。一巡りする前の世界の因縁はほぼ消えているが、星型の痣は残ったままだった。
仲間だったエンポリオのことは覚えていない(と言うか知らない)が、雨が降る中子供一人を放っておけず、自分が来ていた上着を着せ、車に乗るよう促した。

renote.net

スタンド:キッス / スタンド使い:エルメェス・コステロ

キッス

出典: jojo.matomeno.net

【破壊力】A
【スピード】A
【射程距離】A
【持続力】A
【精密動作性】C
【成長性】A

本体の掌から出現するシールを張り付けた物が二つに増える。シールが剥がれれば元の一つに戻るが、その際破壊が起きる。当初は色々な物が増えたり元に戻ったりする事態に混乱した本体だったが、ハイウェイ・トゥ・ヘル戦などで活躍した。
ハイウェイ・トゥ・ヘルは本体の自殺行為に他者を巻き込むスタンドで、自殺癖のある囚人、マックイィーンが使用していた。首を吊った際にベルトを増やし、シールを剥がしてベルトを破壊、その反動で落下させ、溺死を選んだ際は自分の鼻を二つにしてどうにか呼吸器を確保。感電死を選んだ時はマックイィーンの頭部を増やし、火花でシールが燃えた時に一つに戻り、衝撃で電気ショックが収まると同時に、敵スタンド能力のディスクも回収された。
射程距離、持続力いずれもハイクラスであり、シールを剥がして元に戻る事象は、物理的な干渉や他のスタンドの影響を受けることはなく、メイド・イン・ヘブンによる時の加速の影響も受けなかった。

エルメェス・コステロ

徐倫と共に収監された女囚。罪状は強盗。姉を殺した男を追って刑務所に入るために、敢えて武装強盗を行った。胸元の豊胸手術痕に金を隠している。
情に厚く、明るい性格だがやると決めた事には覚悟を持って当たる。姉の復讐もそういった性格から実行されている。姉の仇を討った後も徐倫らと共にプッチ神父の野望を止める為に立ち上がり、敵スタンド使いと交戦を繰り返す。最終決戦で両腕を切断されて死亡。
尚、プッチ神父を倒した後の世界では、釣銭が払えないとの理由でバスへの乗車を拒否される。この時、徐倫とアナスイの生まれ変わりのような人物から昼食代とガソリン代を出すなら乗せてやると勧められている。姉は生きているらしく、「知らないやつの車に乗るなって姉ちゃんに言われた」と一度は断るが雨が降り始めたため、結局乗車する。
女性ながらその風貌や行動が「男前」だとして、一部のファンからは「兄貴」と呼ばれる。

renote.net

スタンド:バーニング・ダウン・ザ・ハウス / スタンド使い:エンポリオ・アルニーニョ

バーニング・ダウン・ザ・ハウス

出典: jojo.matomeno.net

スタンドのビジョンはない。エンポリオは、刑務所内の焼け落ちた音楽室の幽霊で生活をしていた。

【破壊力】なし
【スピード】なし
【射程距離】なし
【持続力】なし
【精密動作性】なし
【成長性】なし

生まれつきのスタンド。生物ではなく、物体の幽霊を操る能力を持つ。幽霊になった物は本体により一応の使用はできるが、「生前」と完全に同じ性能は不可能である。拳銃の幽霊は発砲こそできても殺傷能力は皆無で実質空砲でしかなく、食べ物の幽霊も味がするだけで食べることはできない。作中では火災で焼け落ちた音楽室や、そこにあった物が幽霊として登場した。
現実世界へ影響を及ぼすことはできないが、焼失した音楽室が空間の歪みのような場所に存在していたり、ゴミ箱をポケットにしまうことができたりと、「生前」の機能からは想像もできない効果を発揮する。
本体、エンポリオの母(囚人)も似たようなスタンド能力を持って、エンポリオを出産した。

エンポリオ・アルニーニョ

囚人の母から生まれた少年。ずっと刑務所内に隠れ住んでいた。スタンド能力は生まれつきの物で、火事で焼け落ちた音楽室を住処にしている。刑務所内の図書館で本を読み漁る生活をしていたため知識が豊富。スタンドのことも知っており、初期はジョリーンたちに警告などをしていた。
最終戦の際ジョリーンから最後の希望としてウェザー・リポートのスタンドのディスクと共に逃がされる。この時、ストーン・フリーの糸でイルカに巻き付られて遠くへ運ばれる最中、徐倫たちの死を目の当たりにしている。
メイド・イン・ヘブンの能力の影響で時が加速する中、あらゆる生物が、パラレルワールドともいうべき新たな世界へ生まれ変わる光景を目撃。「一巡り後の世界」でプッチ神父と最後の戦いをする。プッチ神父が母の仇だと知り倒そうとするも、「お前は私にとって試練ですらない」と、敵と思われていなかった。それでも、一巡りする前の世界の記憶を持つ者として始末されかかる。
ウェザー・リポートの能力ディスクを埋め込まれたことで一応はそのスタンドを発動させるが完全に操ることはできず、暴走したウェザー・リポートが室内に集めた純粋酸素(濃度が濃い酸素)により神父共々失明する。純粋酸素は猛毒であり、純酸素の多い場所にいると毛細血管が切れるなどと説明していた。失明は目の血管が切れたことによる。
ウェザー・リポートの能力で倒される神父に、「正義の道を歩むことこそ運命」と言葉をかけた。
ケープ・カナベラル以前の出来事はなかったこととなり再び世界が変わり、かつての仲間たちに再会して泣きながら自分の名を告げた。

renote.net

スタンド:ウェザー・リポート / スタンド使い:ウェザー・リポート

ウェザー・リポート(スタンド)

出典: jojo.wikia.com

【破壊力】A
【スピード】A
【射程距離】B
【持続力】C
【精密動作性】E
【成長性】A

天候を操るスタンド。雨を降らせるなどの単純な気候の操作だけでなく、天候により巻き上げたカエルを降らせたりもできる。
本体がプッチ神父に倒される寸前、自分のスタンドをディスクにさせて徐倫たちに託した。このディスクはプッチ神父の最終的な能力であるメイド・イン・ヘヴンの影響で加速する時の中、エンポリオに渡される。
世界が一巡りしてパラレルワールドのような世界が実現した時、プッチ神父のラッシュを利用してエンポリオの頭部に挿入された。ウェザー本人でないため完全に操ることはできず、一種の暴走状態となる。猛毒の純酸素を密室内に集め、プッチ神父の体の自由を奪い、ラッシュを食らわせた。

【ヘビー・ウェザー】
ウェザー・リポートの能力の一つ。オゾン層(酸素)に手を加え、「悪魔の虹」と呼ばれるサブリミナル映像を発動させ触れた者をカタツムリに変えてしまう。本体の無意識により発動した能力であり、制御は不可能。本体が死ぬか、それに近い状態にならなくては解除もできない。

ウェザー・リポート(本体)

えどまち
えどまち
@edono78

Related Articles関連記事

ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン」は、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第6部となる作品(単行本64〜80巻に収録)、およびそれを基にしたメディア展開作品です。舞台は2011年のアメリカ。無実の罪で刑務所に収監された女性主人公・空条徐倫が仲間達とともに、「天国へ行く方法」を実現させようとするプッチ神父を止めるべく奔走する物語です。

Read Article

【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

【ジョジョの奇妙な冒険】ディオ・ブランドーのカリスマ的魅力と彼の人生を徹底解説【DIO】

「ジョジョの奇妙な冒険」に登場し、初代・ジョジョとの死闘を繰り広げ、血の因縁を作り上げた巨悪、ディオ・ブランドー。底なしの野心のため、人間を辞めて怪物へと変貌した彼の奇妙な人生と「悪のカリスマ」として多くの人々を突き動かした、彼が持つ独特の魅力について、解説する。

Read Article

エンポリオ・アルニーニョ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

エンポリオ・アルニーニョ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

エンポリオ・アルニーニョとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の登場人物であり、野球帽と野球ユニフォームを身に着けた謎めいた少年。普段は沈着冷静だが、少年らしくはしゃいだり狼狽する場面もある。直接的な戦闘能力は低いものの博識であり、最年少ながら主人公の空条徐倫やその仲間へのサポート、助言役として活躍する。物の幽霊を操るスタンド「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」を持つ。

Read Article

ナルシソ・アナスイ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ナルシソ・アナスイ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ナルシソ・アナスイとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』に登場する、物体に潜行するスタンド「ダイバー・ダウン」の使い手。 分解癖を持つ猟奇殺人犯だが、主人公の空条徐倫に一目惚れし、彼女と結婚しようと一方的に協力者となる。物語終盤では自己犠牲的な活躍を見せ、その想いは徐倫にも通じた。 初登場時は女性のような外見で描かれていたり、徐倫への気持ちを空回りさせるコメディ役を演じたりと、様々なネタに事欠かない人物。

Read Article

ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ディオ・ブランドー/DIO(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

ディオ・ブランドー/DIOとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物であり、吸血鬼にして時間を数秒間止めるスタンド「ザ・ワールド」の使い手。 歴代主人公であるジョースター一族の血統と、一世紀以上にも渡り因縁の宿敵となる、シリーズ最大の敵役にして悪のカリスマ。 第1部で吸血鬼となり、主人公ジョナサンと敵対する。第3部ではスタンド能力を身につけるが、主人公である空条承太郎に敗死する。死亡後も何らかの形で間接的にストーリーに関わってくる、最重要キャラクターである。

Read Article

空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

空条承太郎(くうじょう じょうたろう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部『スターダストクルセイダース』の主人公であり、時間を止めるスタンド「スタープラチナ」の使い手。 感情は表に出さず冷たく見えるが、実は仲間思いであり正義感あふれる人物。頭脳明晰で強靭な精神力を持つが、一度怒ると手がつけられなくなる事もある。 第3部で宿敵DIOを倒した後も、第6部まで何らかの形で再登場しており、頼れる味方キャラクターとして圧倒的な存在感を持つ。

Read Article

空条徐倫(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

空条徐倫(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

空条徐倫(くうじょう ジョリーン)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の(シリーズとしては初の女性)主人公で、糸を操るスタンド「ストーン・フリー」の使い手。 第3部主人公、空条承太郎の娘。明るい性格ながら、父譲りの正義感と冷静さ、そして何よりどんな逆境に立たされても決して折れない、強靭な精神力の持ち主。

Read Article

スポーツ・マックス(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

スポーツ・マックス(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

スポーツ・マックスとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』の登場人物で、州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所(G.D.st刑務所)の男性受刑者。殺人を平気で犯すなど、とても残忍な性格をしている。プッチ神父からDISCを与えられたことで、透明なゾンビを生み出しそれを操るスタンド「リンプ・ビズキット」の使い手になった。徐倫たちとのスタンド戦では、F・Fの左足を切断したり、エルメェスに大怪我を負わせたりするなど、高い戦闘能力を誇っている。

Read Article

【ジョジョの奇妙な冒険】漫画家・岸辺露伴の魅力と奇妙な人生を徹底解説

【ジョジョの奇妙な冒険】漫画家・岸辺露伴の魅力と奇妙な人生を徹底解説

『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』に登場する漫画家・岸辺露伴。舞台となる杜王町に集う「スタンド使い」の一人として一度は主人公達に立ちはだかるも、やがて仲間の一人として町で起こる事件へと挑んでいく。数々のスピンオフ作品でも描かれる、彼の「奇妙な冒険」について、解説する。

Read Article

エンリコ・プッチ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

エンリコ・プッチ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

エンリコ・プッチとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part6 『ストーン・オーシャン』の登場人物で、作中の黒幕である。グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所で教誨師を務めるプッチは、かつて親友のDIOから聞いた「天国へ行く方法」を知る為に空条徐倫に無実の罪を着せて彼女の父でDIOの仇である承太郎の記憶を奪った。他者を利用し、邪魔者は徹底的に排除するなど、聖職者でありながらプッチの正義感は歪んでいる。その思想の背景には、自身の哀しい過去があった。

Read Article

エルメェス・コステロ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルメェス・コステロ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

エルメェス・コステロとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の登場人物で、主人公である空条徐倫の相棒とも呼べる女性。男勝りの台詞や義理堅い性格、刑務所で会って間も無い徐倫への面倒見の良さ等もあいまって、女性でありながら「頼れる兄貴」的なキャラとして『ジョジョ』ファンの間でも親しまれている。

Read Article

フー・ファイターズ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

フー・ファイターズ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

フー・ファイターズとは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場するプランクトンの集合体。通称「F・F」。スタンド能力を得てからはスタンドと融合しており、プランクトンというより新生物である。プランクトンの増殖に必要な水があればほぼ制限なく活動可能。主人公・空条徐倫(くうじょうジョリーン)と行動を共にするようになってからは基本的に死亡した女囚人・エートロの身体を使用し、略称「F・F」で呼ばれる。

Read Article

ロメオ・ジッソ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロメオ・ジッソ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロメオ・ジッソとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の物語の冒頭で主人公・空条徐倫の恋人として登場する男性。徐倫とふたりでドライブを楽しんでいたとき、ヒッチハイカーを轢いてしまう。助手席にいた徐倫はロメオを庇おうと彼が運転していたことは喋らず、弁護士に「司法取引」を持ち掛けられて合意する。しかしロメオは弁護士に金を払い、轢き逃げと殺人の罪を徐倫に着せる。結果、徐倫は無実の罪で15年の懲役刑となる。

Read Article

サヴェジ・ガーデン(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

サヴェジ・ガーデン(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

サヴェジ・ガーデンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』に登場する伝書鳩で、主人公・空条徐倫の要請を受けてスピードワゴン財団が用意したDISCの受取人。徐倫の父、承太郎を蘇生させるのに必要なスタンド「スタープラチナ」のDISCを財団に運ぶため、徐倫が収監されている「州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」の中庭へ飛んできた。徐倫はぎりぎりまで「サヴェジ・ガーデン」の正体を知らないままプッチ神父の刺客との激闘を潜り抜け、DISCを託す。

Read Article

ミューミュー/ミュッチャー・ミューラー(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミューミュー/ミュッチャー・ミューラー(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミューミュー/ミュッチャー・ミューラーとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の登場人物であり、犠牲者に3つの物事しか記憶できなくさせるスタンド「ジェイル・ハウス・ロック」の使い手。25歳女性。 「グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所」主任看守(正面ゲートおよび面会室担当)にして「ホワイトスネイク」の手先。 たとえスタンド使いであろうと脱獄させない「真の看守」であり、職務に忠実。脱獄を企む者は容赦なく追い詰める。

Read Article

リキエル(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

リキエル(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

リキエルとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の登場人物であり、未確認生物「ロッズ」を操り、体温を奪うスタンド「スカイ・ハイ」の使い手。 DIOの息子のひとりにして、プッチ神父の刺客。パニック障害を持ち人生に希望を抱いていなかったが、スタンド能力に目覚め、徐倫たちとの戦いを通じ、敵でありながら精神的に成長していくキャラクターである。

Read Article

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

岸辺露伴(ジョジョの奇妙な冒険)とは【徹底解説・考察まとめ】

岸辺露伴(きしべ ろはん)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』に登場するスタンド使いにして人気漫画家である。自己中心的かつ尊大な一面が目立つが、プライドが高い分決して他者に媚びない強さもある。漫画に対する真摯な姿勢や、自分が認めた人物への敬意など、傲慢なだけの人物ではない描写も多い。高いプライドに見合う実力やクセの強さが独特の魅力となり、読者からも「露伴先生」と呼ばれ親しまれている。作者も気に入っているキャラクターである。

Read Article

グェス(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

グェス(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

グェスとは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場する女囚人のスタンド使いであり、主人公空条徐倫が収容された監房のルームメイト。 他人を縮小させる能力を持つスタンド「グーグー・ドールズ」のスタンド使い。この能力でクビになった元看守にインコの死体を着せ「ピーちゃん」と名付けてペット化していたという異常性を持つ。 小心者で他人を信用しない性格をしており、徐倫を利用して脱獄を目論む。

Read Article

ウンガロ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ウンガロ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ウンガロとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』の登場人物で、絵画やコミックのキャラクターを実在化させ、そのキャラクターに心惹かれた者の魂を物語の世界へ引きずり込むスタンド「ボヘミアン・ラプソディー(自由人の狂奏曲)」のスタンド使い。 DIOの息子のひとりにして、プッチ神父の刺客。 将来に絶望して麻薬中毒になっていたが、覚醒したスタンド能力で世界中のキャラクターを実在化させ、パニックを引き起こして希望のない社会に変えようとする。

Read Article

ドナテロ・ヴェルサス(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドナテロ・ヴェルサス(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドナテロ・ヴェルサスとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場するジョースター家の宿敵であるDIOの息子の一人で、不幸な生い立ちから強い向上願望を持つ敵スタンド使い。地面の記憶を再現するスタンド「アンダー・ワールド」という能力を持つ。エンリコ・プッチ神父と出会いプッチの指示に従い主人公・空条徐倫を始末しようとするが、次第にプッチを疎ましく感じるようになり、プッチの目的である「天国へ行くこと」を自分が遂げようとする。

Read Article

ペルラ・プッチ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ペルラ・プッチ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ペルラ・プッチとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』に登場する女性で、ラスボスであるエンリコ・プッチ神父の妹だが本編の時点では既に死亡している。学生のときウェス・ブルーマリンという名前の恋人ができ、そのことを兄のエンリコに打ち明けるが、ウェスはエンリコの生き別れた兄弟だった。つまりペルラは自分の兄と恋に落ちたのだ。エンリコはペルラに何も知らせないままふたりを別れさせようとするが、悲劇としか言いようのない出来事が重なり、ペルラは死んでしまう。

Read Article

サンダー・マックイイーン(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

サンダー・マックイイーン(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

サンダー・マックイイーンとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場する敵スタンド使いで、ネガティブな性格と利己的な性格を併せ持つ男囚である。4年前に暴発したショットガンで飛び降り自殺していた女性の胸を偶然撃ち抜いたため殺人罪に問われた。些細なことで自殺を図るほど気が弱く、本体が自殺を図ると道連れにしたい相手を本体と同じ状況にするスタンド「ハイウェイ・トゥ・ヘル」で主人公・空条徐倫の仲間であるエルメェス・コステロを苦しめる。

Read Article

ミラション(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミラション(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミラションとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場する敵スタンド使いで、強欲で嘘つきな上に博打好きで盗み癖まである、「グッド」が口癖の女囚。賭けに負けた相手の心の弱みにつけ入り、強制的に賭け金か賭け金と同等の物を取り立てる能力を持つスタンド「マリリン・マンソン」の使い手。自分を仮釈放させるようプッチ神父と交渉し、主人公・空条徐倫たちの前に現れる。

Read Article

緑色の赤ん坊(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

緑色の赤ん坊(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

緑色の赤ん坊とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』に登場する、植物から生まれた赤ん坊のような生物。第6部のラスボスであるプッチ神父はDIOの目指した「天国」へ行くため、厳正懲罰隔離房の囚人38人の魂とDIOの骨を使って儀式を行い、その結果、植物になった囚人たちの遺体から生まれたのが緑色の赤ん坊。徐倫と同じ星型のアザがある。うまれつきスタンドを持っており、赤ん坊に触ろうとして近づくとどんどん体が縮んでいき、決して到達できない。

Read Article

DアンG(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

DアンG(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

DアンGとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の登場人物で、物語の敵役プッチ神父によって懲罰房棟に送り込まれた刺客のひとり。徐倫たちからは「戦士風の男」と呼ばれていた。 元警官の男囚で、冷静に見えるが実は情緒不安定な性格。 遠隔自動操縦で絶対に破壊されず、従順な召使いのフリをしながらヨダレを使って少しずつ標的を溶かすスタンド「ヨーヨーマッ」の使い手。

Read Article

ラング・ラングラー(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ラング・ラングラー(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ラング・ラングラーとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part6『ストーン・オーシャン』の登場人物で、グリーン・ドルフィンストリート刑務所に収監された男囚である。唾を吐きつけた相手と、相手が触れたものを無重力状態にするスタンド能力「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の影響に備え、奇抜な恰好をしている。物語最大の敵・プッチ神父を手伝いつつ、彼をも出し抜こうとする自信と目的を果たす為に最適な行動が取れる性質を持つ。その能力と性質で、主人公の徐倫と彼女の仲間であるウェザーを一時追い詰めた。

Read Article

グッチョ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

グッチョ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

グッチョとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の登場キャラクターで、無差別に人間同士を闘わせる能力を持つスタンド「サバイバー」の本体である。 グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所の囚人。エンリコ・プッチが徐倫殺害の刺客として厳正懲罰隔離房に送り込んだ4人のスタンド使いのうちの一人。 懲罰房にてスタンド「サバイバー」により、徐倫と看守や囚人達に大乱闘を起こさせる。 乱闘状態を隠れてやり過ごしたが、途中から徐倫と合流したアナスイによって再起不能状態にされる。

Read Article

シャーロットちゃん(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

シャーロットちゃん(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

シャーロットちゃんとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の主人公・空条徐倫が収監された「州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」のロッコバロッコ所長が手にはめているワニのぬいぐるみの名前で、女の子という設定。ロッコバロッコが囚人たちの前で話すときはシャーロットちゃんと腹話術で会話しながら話す。ロッコバロッコの話の途中で囚人が発言するとシャーロットちゃんがキレる。

Read Article

ウェザー・リポート/ウェス・ブルーマリン(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ウェザー・リポート/ウェス・ブルーマリン(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ウェザー・リポート/ウェス・ブルーマリンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の登場人物で、スタンド「ウェザー・リポート」の使い手。主人公・徐倫が収監された刑務所で出会った男囚で、過去の記憶がない。人の記憶とスタンドを奪うスタンド能力「ホワイト・スネイク」が失われた記憶の鍵を握っていると見て、徐倫に協力する。その正体はホワイト・スネイクの本体、エンリコ・プッチの生き別れの弟、ウェス・ブルーマリンだった。

Read Article

ヴィヴァーノ・ウエストウッド(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヴィヴァーノ・ウエストウッド(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ヴィヴァーノ・ウエストウッドとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場する主人公・空条徐倫の敵スタンド使いで、囚人たちに強い差別意識を持つ、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の特別懲罰隔離房棟看守。 プッチ神父から地球に落下する隕石を自分自身に引き寄せるスタンド「プラネット・ウェイブス」の能力を秘かに与えられていた。 「ファイトクラブ」と称して囚人たちを解き放ち、徐倫に襲いかかる。

Read Article

ケンゾー(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケンゾー(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ケンゾーとは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第6部に当たる『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』に登場する元カルト教団教祖の男囚で主人公・空条徐倫の敵スタンド使いの老人。 教団員34名と共に集団焼身自殺を図るも自分だけ生き残ったことをきっかけに風水の研究を始め、「暗殺風水」の能力を持ったスタンド「ドラゴンズ・ドリーム(龍の夢)」を得る。プッチ神父が徐倫を殺害するために送り込んだ刺客の1人であり、暗殺風水で徐倫に襲いかかる。

Read Article

ロッコバロッコ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロッコバロッコ(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ロッコバロッコとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の登場人物であり、主人公・空条徐倫が収監された「州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」の所長。囚人たちの前で話すときは必ず腹話術人形の「シャーロット」を片手にはめて登場し、ひとり二役を演じながら話す。囚人たちに向けて話すときは学校の先生が子供たちに向けて話すような口調だが、気に入らないことがあるとシャーロットを使ってキレる。

Read Article

ジョンガリ・A(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジョンガリ・A(ストーンオーシャン)とは【徹底解説・考察まとめ】

ジョンガリ・Aとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第6部『ストーンオーシャン』の登場人物で、スタンド「マンハッタン・トランスファー」の使い手。元軍人で凄腕のスナイパーだが、白内障を患ってほぼ失明している。主人公・空条徐倫の父・承太郎と直接の面識はなかったが、DIOを信奉する部下であり、復讐のために徐倫に濡れ衣を着せて「州立グリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所」に収監させる。徐倫を脱獄させるために面会に来た承太郎と徐倫を殺害し、復讐を遂げようと画策する。

Read Article

『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

『ジョジョの奇妙な冒険』に受け継がれる「人間讃歌」というテーマ

連載を開始から30年という年月を経ても根強いファンをもち、ゲーム、アニメなど様々なメディア展開を行い続けている、名作漫画。絵柄、言い回し、擬音など、強烈な作風の中でも、時代を経て人々に愛される、シンプルな「人間讃歌」というテーマ、そこに描かれる唯一無二の世界観と、世代を超えて受け継がれていくキャラクター達の生きざまについて解説する。

Read Article

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

ジョジョの奇妙な冒険の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦によるアクション・アドベンチャー漫画及びそれを原作としたアニメ・小説・ドラマ・映画などのメディアミックス作品。この記事では『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメに使われた歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、その他の劇場アニメ、OVAなどの主題歌を紹介していく。

Read Article

ジョジョの奇妙な冒険シリーズのモデル・元ネタ・由来まとめ

ジョジョの奇妙な冒険シリーズのモデル・元ネタ・由来まとめ

“ジョジョ”の名を冠する勇者たちの戦いを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズには、膨大な数のキャラクターが登場し、その中には現実の人物やグループがモデルとなっているものも少なくない。 伝説的殺人鬼のジャック・ザ・リパー。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカス。波紋の戦士リサリサ。ナチスドイツのサイボーグ戦士シュトロハイム。恐るべき柱の男たちに、4部以降の数々のスタンドたち。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクターのモデルとなった人物やグループを紹介する。

Read Article

目次 - Contents