ジョジョ第5部(黄金の風)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第5部『黄金の風』はジョルノ・ジョバァーナという青年が、麻薬がはこびるイタリアで正義のギャング・スターなるために奮闘する物語。組織での成り上がりを目指すジョルノだったがボスの非道な行いに仲間たちと共に反旗を翻すことになる。第4部では敵スタンドが弱いという声があったが、第5部では強力なスタンドが登場し、ジョルノたちを苦しめた。

スタンド:エアロスミス / スタンド使い:ナランチャ・ギルガ

エアロスミス

【破壊力】B
【スピード】B
【射程距離】数十m
【持続力】C
【精密動作性】E
【成長性】C

戦闘機型のスタンド。機関銃のほか小型ミサイル、レーダーを供える。このレーダーは一帯の二酸化炭素を探知している。生物が吐いている二酸化炭素の量も分かるので、周囲に人間がいるかどうか、またある程度の心理状態なども判断できる。
作中では交戦したホルマジオの視点で登場した為、何を基準に標的を見つけ出すのかが分からず読者側にもある種の恐怖心や好奇心を与えた。炎が上がって辺りに二酸化炭素が大量に発すると標的を感知しづらくなる。
エアロスミスをしまう際は、本体の腕を滑走路代わりに着陸するように消える。コクピットには「スミス」というパイロットがいる。

ナランチャ・ギルガ

出典: blogs.yahoo.co.jp

声:山下大輝

17歳。ジョルノよりも年上だが身長は一番低く、顔つきも童顔である。頭が悪いとされるが、それは小学校を中退しており計算ができない為であり、スタンド戦ではそれなりの知略を見せる。しかし、教育を受けていないことへのコンプレックスがあり、馬鹿にされるとナイフを突き付け怒りだす。
少年時代、早くに母を失くし父子家庭となるが、息子に関心のない父からネグレクトのような扱いを受けていた。その後、悪い仲間と付き合うようになる。親友から勧められて親友と同じく金髪にするが、身に覚えのない強盗及び傷害の罪で投獄される。これは親友が老婦人の家に強盗に入った罪をナランチャに押しつけるためだった。、その後、別件で逮捕された親友の仕業だと分かり釈放されるが、取り調べの際受けた暴行が元で片目に菌が入り、失明しかけていた。その後、元より折り合いのよくなかった父からも見捨てられ15歳にして人生を捨て、残飯をあさるようになる。そこをフーゴに発見されて、ブチャラティと知り合った。
「子供は親の元へ戻り、学校へ行け」と言うブチャラティに言葉に対し、ブチャラティがギャングではないかと勘づきながらも「アンタの下で働きたい」と反論するが、「甘えるな」と叱られる。その叱責が本気でナランチャの為を思ってのことだと気づき、ブチャラティについていきたいとこっそり試験を受け合格するのだった。
ボスに対する裏切りの時、皆が裏切る、裏切らないと決心を述べる中、ナランチャだけはどうすべきかを自分で決めかねていた。「ブチャラティの命令なら何も怖くない」とブチャラティに命令してもらうのを待ったが、「来るな。お前には向いていない」と突き放される。その言葉を受け、呆然とするナランチャだったが、父に殺されかけたトリッシュと父に捨てられた自分の過去が重なり、ブチャラティに「俺に来るなと命令しないでくれ!トリッシュの傷は俺の傷だ!」と呼びかけながら、ブチャラティたちと行動を共にすることを決めた。
最終決戦時にはキング・クリムゾンの能力で知らずに鉄柵に串刺しにされて肉体が死亡した。
決め台詞は「ボラーレ・ヴィーア!(飛んで行きな)」である。

スタンド:パープル・ヘイズ / スタンド使い:パンナコッタ・フーゴ

パープル・ヘイズ(紫の煙)

【破壊力】A
【スピード】B
【射程距離】C
【持続力】E
【精密動作性】E
【成長性】B

アバッキオ曰く、本体が余程追い詰められた時にしか使わないスタンド。両拳に二つずつ、カプセルに入ったウイルスを収納している。このウイルスは内部から体を腐らせて行き、やがて死に至らしめる。光に弱く、日光の明かりで殺菌可能なので、しばらく日光に晒せば無害になる。ウイルスは殺菌されるまでその場にいる生物を無差別に攻撃し、本体であっても殺してしまう。この凶悪なスタンドはフーゴの凶暴な面を深く反映しているらしい。体の汚れを気にして自分の涎を拭うなどの奇行に走る神経質な一面も見える。
マン・イン・ザ・ミラー戦で初登場。本体と引き離された状態で現れたこともあり、ジョルノは当初敵スタンドだと思い込んだ。アバッキオは味方のスタンドだと説明した上で危険だから近づかないよう警告している。

パンナコッタ・フーゴ

声:榎木淳弥

16歳。IQ152と言う高い知能指数とキレやすい性格を持つ。飛び級で大学入学資格を得たが、教師を辞書で殴り、その後裏社会に落ちた。ナランチャに勉強を教えているが、何度教えても正解が出せない彼に対し、顔にフォークを突き刺し、罵倒と共にテーブルに顔を叩きつけた。普段は礼儀正しく理性的な方である。
マン・イン・ザ・ミラー戦でジョルノがウイルスの攻撃を受けるのを承知で敵と戦ったことに敬意を表し、以降は打ち解けた様子を見せた。
ブチャラティがボスを裏切った時はブチャラティの意思や行動を尊重した上で「理想だけで生きていける人間はいない」とし、唯一仲間から外れる。フーゴと言う名前には「裏切り者」との意味もある。

スタンド:ミスター・プレジデント / スタンド使い:ココ・ジャンボ

ミスター・プレジデント

【破壊力】E
【スピード】E
【射程距離】E
【持続力】A
【精密動作性】E
【成長性】E

本体(亀)の甲羅のくぼみに、同じ形をした鍵をはめ込むことで発動する。内部には数名が楽に過ごせる空間が出現。出入りは鍵に着いた宝石に触れるだけでよく、誰も亀がスタンド使いだと思わない上、行動的ではなく、物陰に潜むことが多い亀の性質もあって、電車などの乗り物に乗って亀の中に入ってしまえば身を隠すことが出来る。
この亀はトリッシュを無事にボスの元に送り届ける為、ボスから送られて来た。内部にはテレビや冷蔵庫などがあり、電気も通るらしい。家具などはボスが気を使って入れた物だとブチャラティが推測した。
スタンド名は『JOJO-A-GOGOGO』で判明。『ジャンプ』掲載時、作者の荒木氏は当初亀のスタンド名としてT-REXを予定していた。

ココ・ジャンボ

出典: jojo.matomeno.net

スタンド使いの亀。背中に鍵と同じ形のくぼみを持つ。作中では亀としか呼ばれていない。トリッシュの護送の為駅でブチャラティと接触し、能力が発動した。電車に乗って目的地まで無事に向かえる予定であったが、暗殺チームの妨害に遭う。
その後も裏切ったブチャラティ一行に付き合う形となる。暴走したシルバー・チャリオッツ・レクイエムによりポルナレフと魂が入れ替わり、最終的にはポルナレフの魂と同居することになった。

スタンド:スパイス・ガール / スタンド使い:トリッシュ・ウナ

スパイス・ガール

出典: jojosoku.com

えどまち
えどまち
@edono78

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ジョジョの奇妙な冒険の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

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『ジョジョの奇妙な冒険』とは、荒木飛呂彦による漫画作品。世代と主人公を変えながら自身の掲げる正義と共に悪と戦い続ける、「ジョジョ」と呼ばれる勇者たちの活躍を描いている。 19世紀のイギリスから第二次大戦直前のアメリカ、現代日本からイタリアまで様々な国を舞台としており、作中には多種多様な料理が登場する。その突飛な演出でネット上でネタとして愛されるものも少なくない。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズに登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物を紹介する。

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ジョジョリオン(ジョジョ第8部)のスタンドとスタンド使いまとめ

ジョジョリオン(ジョジョ第8部)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン』は荒木飛呂彦の漫画作品である。杜王町が舞台で、巨大地震が原因で出現した「壁の目」に突如として現れた青年が主人公である。記憶がなく、衣服も身につけていない状態で見つかった彼は、自らのことが何も分からなかったが、スタンドと言う超能力を持っていることだけは分かっていた。彼はスタンドを用いつつ自分のことを調べ始めるも、スタンド使いたちが彼を妨害し始めた。普通の住人さえ犠牲にするような手段を用いる、そんなスタンド使いたちの性格やスタンドの特徴を紹介する。

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ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)のスタンドとスタンド使いまとめ

ストーンオーシャン(ジョジョ第6部)のスタンドとスタンド使いまとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』とは荒木飛呂彦の漫画作品である。第6部の副題は『ストーンオーシャン』。父の愛に飢えた非行少女・空条徐倫はひき逃げの罪を着せられ刑務所に入るが、事故が罠であることや父の愛を知り、仲間と共に「天国」を目指すプッチ神父と戦う。新たなスタンドの発動条件、能力のディスク化とそれを植え込まれたスタンド使いが刑務所に乱立する。徐倫たちを待つ物とは何か。運命、絆を描き上げた、壮大なストーリー。

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